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こうなってくると、昭和ってよかったなあ、という気がしてきます
情報番組で報じていたのですが、コンビニ大手のローソンが、コーヒー用のカップを貸し出しにして、ローソンだけでなくスターバックスでもカップの返却を受け付けるようになるそうです。プラスチックごみの削減策の一環なのでしょう。よいことですね。
でも、それだったらステンレスボトル(マイボトル)を持ち歩いている人も多いですから、そういうボトルを使うのも可、とはならないのでしょうか? マイ箸ならぬマイボトル、いいアイデアだと思うのですが。
こういうニュースを聞くと、かつての商店街の買い物を風景が懐かしく思い出されます。あたしが子供のころから徐々にスーパーマーケットが増えてきましたけど、それでもまだまだ商店街は健在で、魚屋さんに自分の家のお皿を持って行って、そこにお刺身を盛り付けてもらう、お鍋を持参して、そこにおでんを入れてもらう、ボールを持って豆腐屋に豆腐を買いに行く、そんなのは日常茶飯事でした。
今のような缶ビールもありましたが、父が晩酌で飲んでいたのは瓶ビール。近所の酒屋さんからケースで配達してもらい、飲み終わった空瓶は水洗いしてケースに入れ、ケースのビールを全部飲み終わったら取りに来てもらう(次のビールの注文も兼ねる)ということもよく見かける光景でした。当然ビール瓶は再利用されます。そう言えば、駄菓子屋などでコーラを買うときももちろん瓶で、その場で飲んで瓶を返すと10円が戻ってくるというシステムでした。
そんな風に、昭和の時代には自分の家の器が大活躍していたものです。そこにはプラスチックが入り込む余地はありませんでした。今こそ、こういう風景が復活しないものでしょうか?
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