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【遺跡年間パス 4】 規模も場所もちょうどいい、バコン
アンコールマラソン、ファンランで走ろうと思ったのですが11月にエントリーし損ねたので…当日朝(12月4日)はマラソン交通規制のない東側の遺跡に行ってきました。
BAKONG
Date: Late 9th century. The central sanctuary was rebuilt in the 12th century
King: Indravarman I
Cult: Hindu (Shiva)
Best seen: Early morning. Binoculars will help one better appreciate the refined lintels of the ground level sanctuaries.
バコン
年代: 9世紀後半(相当古い!)中央の祠は12世紀に再建されました。
国王: インドラヴァルマン1世
宗教: ヒンドゥー教(シヴァ神)
ベストの時間帯:早朝。双眼鏡を使うと、地上階の祠の洗練されたリンテルを見ることができます。
本日のマップ
自転車やバイクの旅の参考に…
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シェムリアップ市街地からは17km, ちょっと距離があります。
1. ワットボーを北上して国道6号を右に
2. PTT(ガソリンスタンド)、セブンイレブンとアマゾンコーヒーが一緒になったサービスエリア、店はできたばかりでしたがトイレは古かったです。
3.緑のエリア(森に入る)から急に気温が下がります。朝は長袖必須
国道6号からバコンへ南下
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1. 国道6号から右折するポイントの看板はあまり大きくないので通りすぎないように気をつける
2. プリア・コー直前にチケットを見せるチェックポイントがある(今回はプリア・コーはパス)
3.バコンは正門が東で、★のエリアに自転車・バイクを止めます。西門もありましたが、寺院関係者のみ通行できるようでした
セブンイレブンで飲み物調達
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今日は朝5:00に家を出ました。
国道6号線のシェムリアップ近郊は新しいお店がどんどんできています。セブンイレブンで飲み物と軽食を調達して、トイレに行って出発(セブンイレブンは新しかったですが、ここのトイレは桶で流す旧式だったので、近くのCaltexの方がおすすめです)
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念のため持ってきたユニクロポケッタブルダウンが活躍。
突然現れるバコン
国道6号線を右折して南下すると、小さくて静かな道に入ります。背の高い木々に囲まれてゆっくり進むと、まずは右手にプレア・コーが見え(プラサット・クラヴァンにとてもよく似ていました)さらに真っ直ぐ進むと、突然正面にバコンが現れて感動!!
この感覚はアンコールワットへの道と近いのですが、アンコールワットがあまりに大きすぎて道からは寺院が見えないのに対して、バコンは道からも遠くに建物が見えます。
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バコンすごい!もうちょっと有名になってもいいのに
アンコールワットの原型にもなったと言われるバコン。周囲の濠もアンコールワットを彷彿とさせ、ナーガの欄干はアンコールトムに通じます。
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古くて彫刻がはっきりしていないからこそ想像をかき立てられる
アンコール王朝黄金期の遺跡に比べると200〜300年古く、彫刻が風化していて見えるところと見えないところとあります。
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一番上の祠だけ12世紀に再建
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こういう獅子のことをシンハと呼ぶそうですね。そう、シンハビールのシンハです!
古代インドのサンスクリット語の言葉だそう。
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アンコールワットに比べて、親しみがある、ちょうどいい遺跡
大きさも全体像が把握でき、彫刻も間近で見られます。観光客も多くなく、早朝に来ていたのは私たちとお坊さんだけでした。
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アンコールワットよりも250年くらい前なので、半分崩れたレリーフが「これは何だったのだろう」とむしろ興味をそそられます。
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レンガ造りの祠は、ガイドブックには8基と書いてあるのですが、実際には寺院の周りの濠の外側をぐるっと周ったときに祠の残りを何基も見ました。草原にあったり、住居の敷地内にあったり…。文字通り遺跡の隣に暮らす家族がいました!
普通のお寺も併設しています
バコンでは現代の仏教のお寺も併設されていて、お坊さんのための学校もありました。建物にピンクが使われていて可愛いです。
朝7:00くらいには鐘が鳴り響き、それを聞いた犬が同じように遠吠えしていました笑
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バコンのトイレは古いので、気になるならシェムリアップで済ますといいかも
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汚くはないけど、古い。有料1000リエル(0.25ドル)
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1杯ずつ豆を挽いて淹れてくれました。
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シェムリアップに戻って、夕方にカンボジア人の知人に「今朝バコンに行って、思ったよりずっとよかった」と言ったら、「私もバコン大好きよ。プリア・カーンも好き。アンコールワットより古い時代の遺跡もいいよね」とのことで、バコンのような地味な遺跡も結構良い!という同じような気持ちが地元の人と通じて嬉しかったです。
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