見出し画像

~のせいで~ができないという他責

あまり自分は他責にしない方だと思うが、唯一思うのは会社の同僚との関係だろうか。

冷たくするあの人が悪い。
業務の相談したいのに、いつも怖い。

そんなことがある。
あの人があんな態度なのは私が100%悪い、私が悪いの~~~~~!!!私のバカバカ!なんて自分を卑下しない。

あの態度なくない?と、相手に非があると思う(思いたい)。

今日たまたま、とあるところで「嫁ブロック」の話を聞いた。
嫁でも夫でもいいのだが、家族から転職を反対されたり、参加したいイベントに行くのを渋られる、ということは、まぁ普通に想像できる。

でもそれが起こった時、「嫁(夫)がシブるから、~~できない」という他責にしていたら何も変らないのではないか、と思った。

そもそも、自責の考え方が良いとされるのは、自分に非があるので何とかしようと考えるコト。
他責だと相手に非があるので、そこで試行が停止する。
何とかしようとは思わない。相手が何とかするべきだと思うから。

初めてこの考えを聞いたのは、モスバーガーでバイトしていた大学生の時。
よく、テイクアウトのドリンクのストローなどのの入れ忘れでお客様にクレームをもらっていた。
それについて私は入れ忘れたバイト本人が悪い、と思っていたが、店長は「それは私が悪い(動線の工夫やタスクの抜け漏れの仕組化できていないから)」といった。

当時は意味が分からなかった。
どう考えても入れ忘れたバイトがわるいやろ。
なんて人が良すぎるんだこの人は。
理不尽すぎる

今ならわかる。
自責で考えないと何も解決しないこと。

話を一個前に戻すと、嫁(夫)ブロックも、最終的には「やらされた」ではなく、自分で決めなければならない。

嫁がだめだというから、転職をあきらめた。(=あきらめたと決めたのは自分の責任)
イベントに行かないことにした。(夫に言われたからではなく、自分であきらめた)
意に反する結果でも、それは自分の責任の決断で。

もしくは、
嫁がだめだというが、何とか説得して理解してもらって転職するように模索しよう。
イベントに行っていいよと言ってもらえるように、同意を得れる方法はないか考えよう。
自分のやりいことを遂行するぞ、という決定。そのために、という前向きな次の手を考える。

話をさらに一個前に戻すと。

同僚や会社の上司との関係は、そういう態度を取らせてしまう自分に非があるのかもしれない、と疑ってみるのが一つ。

もしくは、誰にも責任がない、というパターンも一つ。
つまり、彼/彼女は冷たいという事実と、私の振る舞いは無関係。
ただ彼/彼女が冷たいという反応なだけ。
彼/彼女も改める必要もないし、私も改める必要もない。

そんな考えもありやな。
と思った午後のオフィスにて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?