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本当に気にしていないことなら、何言われても怒らない

ある人から失礼なことを言われたきがして、むっとした自分がいた。
そしてその人とは関係性が築けているので、「ああ言われて、むっとしたんだ」と伝えた。
それをその人は、「本当にそうですか?よく考えてみて下さい。」とだけいった。

どういうコトだろう。1か月くらいぐるぐる考えた。

「本当に○○さんは歌下手だよね~」

例えばそういわれて、なんとも思っていないなら、「そうなんだよー下手くそなんだよねーあははー」と笑って応えられる。
下手であることを気にしていたら、カチンときたり、落ち込んだり、気にしてしまう。
相手が何を言ったかではなく、自分がどう受け取ったかで、感情が揺れ動くのだ。

つまり冒頭の話も同じ。
何か言われたからむっとしたのではなく、自分の心が受け取れなかったからむっとしたんだ。
失礼なことを言ったわけではないのに、自分がコンプレックスに思ったり、気にしていること・触れられたくないことを言われたから、心を閉ざして傷ついたと勘違いしたのだ。

常にイラっとしたり怒ったりするときは、自分が先に心を閉ざしている。
もちろんむっとするよ、人間だもの。
だけど、あれ、私今反応したからイラっとしたんだな、なんでだろう、って考えるチャンス。
そこに、本当の自分の本心や、求めていること、寂しさが隠れているから。

鈍感になるとは違う。
本当の自分の気持ちに正直になるというコト。
内側の自分とお話すること。

大人になるとそれが難しいんだなぁ。

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