最近よく聴いている曲

久しぶりの更新。どうやって文章を書いていたか思い出せないが、探り探り書いていこう思う。


YOASOBI / 群青

どうにも昔からボカロ曲の独特な感じが苦手で、YOASOBIも「夜に駆ける」がヒットしている当初は聴いてすらいなかった。ただ、この曲を聴いた時の圧倒的な耳なじみの良さと、唐突に入ってくる合唱パートに結構びっくりした。奇をてらったドヤァ感はないけどセオリーからは少し外れたバランス感がグッとくるし繰り返し聞いてて飽きない。これがセンスってやつか。

FictionJunction YUUKA / Silly-Go-Round

学生時代にiPodに入れてて、滅茶苦茶聴いてた曲を今になって聴くと何とも言えない感情があふれてくる現象。まさにそれ。

FictionJunctionは大多数のオタクがそうだったように「暁の車」「nowhere」を聞いてドはまりしていた。当時は梶浦由記のユニットであることを意識すらしておらず、「独特の雰囲気だなぁ」くらいだったような。

"黎明" ”黄昏” ”引力”

この辺の単語が物凄く耳に残る。YUUKAの声の透明感と相まってエモさが溢れる。バンドサウンドが土台になりつつ、梶浦節とも言えるコーラスとストリングスが嫌味なく壮大さを演出している。嫌味なく。

The Pillows / Last Dinosaur

FMラジオで流れてそうな感じ。日本人はM7が大好きらしいが、僕もその例に漏れず浮遊感のあるコードにノスタルジーを感じるタイプだ。

ピロウズは「ここがサビだぞ!」っていう押しつけ感が無くて、聴いてて不思議と疲れない。良いバンドです。

Mili / sustain++;

この曲はMVがあったほうが雰囲気に浸りやすいかな。攻殻機動隊SAC_2045のEDらしい。

Miliはここ最近一番聴きこんでいるアーティストだと思う。曲調の幅広さ、難解なのにキャッチーというギャップ、電子音×少女っぽいボーカルに完全にやられてしまった。

難解過ぎて、正直考察を読んでいても理解しきれていないが、それが得体の知れなさを助長していてむしろ良い。曲の歌詞とMVに出てくるJAVAのコードがリンクしているらしく、プログラミングの知識がある人が見るとまたイメージが変わるのだろう。大学時代に履修していたはずなのに全く分からないので表向きの解釈しかできない自分の無学さが悲しい。

天野月子 / 青紫

勝手に「Cメロの女王」「情緒の擬人化」というキャッチコピーをつけている。とにかくCメロ→ラスサビの盛り上げ方が尋常じゃなく上手い。

本人も生放送か何かで言っていたがエレキギターとの相性が良すぎる声質で、バンドサウンドの持つある種のカオスさみたいなものと、怨念が籠ってそうな歌詞が心地いいアングラ感を醸し出している。メロディが歌謡っぽいのも◎。

青紫はライブ映像も滅茶苦茶良いです。気になったらyoutubeで探してください。

Marty Friedman /The Perfect World(feat.+α/あるふぁきゅん。)

完全にマーティフリードマンにつられて再生したのだが見事にボーカルにやられたパターン。この曲を聴くまで「あるふぁきゅん。」を知らなかったのだが素晴らしい声質だと思う。というか曲だけ聴いたら日本人離れしたボーカルだなと。

低音を歌い上げるときのパワーが半端じゃない。キンキンした可愛い感じのボーカルは山ほどいるが、こういう音域を選ばないかっこいいボーカルというのは貴重だ。聴いてて上木彩矢とか思い出した。

ギターは言うまでもなくクサいです。最高。

System Of A Down / Old School Hollywood 

コピーバンドをやっていた程度には好きなバンドだったが、社会人になってから何故かより一層すきになったSOAD。

なんか他のバンドとは一線を画す凶暴さがある。SOADより重くて、テンポが速くて演奏が上手いバンドは正直、星の数ほどいる。SOADフォロワーと思しきバンドも。が、このキモさは誰にもマネできていないと思う。

She,in the haze / Soldier 

比較的最近発掘した日本のバンド。ジャンルレスという言葉がとてもしっくりくるのだが、UKバンドっぽい分厚いリフの曲が多い印象。

UKっぽいなぁと思う日本のバンドは正直沢山あるのだが、大抵は初期Arctic Monkeysっぽいテンポが速めのガレージロックだったりする。(それはそれで好きだが)ただ、このバンドはもっとアンダーグラウンドでファズの聴いたノイズロックな一面が強い。これがまた透明感のあるボーカルとの相性が素晴らしく良い。

電子音をメインの「Doubt」や、シャウトが入ってくる「paranoid」なんかも良い。

そうそう、この人シャウトも結構えげつない。こんな感じに↓

いやー最高のバンドを発見した!と思ってたのだが既に解散済みらしい…悲しい。

SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki / Avid 

86のエンディングテーマ。澤野弘之×ボーカル系だとaimerばかり聴いてたのだが最近はもっぱらmizukiの曲ばかり聴いている。

シリアスな作品の曲を書かせると右に出る者はいないと思う。この人が劇伴や主題歌を担当したことによって評価が変わるレベル。梶浦由記と並んで現代のアニメ音楽を代表する作曲家だ。

mizukiの歌は英語と日本語詞の境が存在しない不思議な雰囲気がある。この曲のAメロが特に顕著。これがフロウってやつだろうか。

このバージョンもおすすめ↓


1年ぶりに沢山書いて疲れたのでここまで。また書きたくなったら書きます。

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