自己紹介と私の抱負 ー未来の「見た目」を作るー

はじめまして。Utokiと申します。

漫画が好きで、チェンソーマンが一番好きです。

それと、人の動きとか社会に関心があって、大学でも社会学を専攻しているのですが、特に最近はVRChatをはじめとしたメタバースについて興味があります。

簡単に自己紹介すると、そんな奴です。

最近、VRChatで出会う人が増えたことと、来月からデジタルハリウッドという専門学校のオンラインCGコースに通うことになったので、

・自分(の思想)についてみんなに知ってもらう

・抱負として書くことでCGの勉強から逃げないようにする

という二つの目的のために、なぜ私がCGの勉強をすることにしたのかについて書いておきたいと思います。

承認欲求を満たすには

何かになりたがっている人ってどこにでもいますよね。

例えば現実世界であれば、特定の職業に就きたいとか、一流と呼ばれる大学に入学したいとか、お金もちになりたいという人がいたりします。

インターネットの世界ではもっとわかりやすくて、インスタグラマーやYoutuberたちは有名になることを望んでいます。

私はこうした、人が何かになりたがることの理由を、社会から認められる自分自身の実現のためだと解釈していて、これを解消するすべはないのかということを前からぼんやりと考えていました。

そこで出会ったのがVRChatでした。VRChatは自身でなりたい自分を「アバター」としてアップロードすることができます。

「見た目」は一番わかりやすく社会から認められやすい要素です。これを後天的に、しかも整形よりもリスクがなく変更できることはまさに理想的としか言いようがありません。私は衝撃を受けました。

これなら皆がなりたい自分になれる、こうした欲求から解放される。

そう思っていたのですが、私が観測した限りでは、いまだに何かになりたがっている人が多い印象を受けました。なぜでしょうか。

理由の一つとして、誰かと同じアバターを使う可能性があることがあげられます。

たとえ自分のなりたい自分にマッチするようなアバターを見つけたとしても、既製品であれば、すでにそのアバターを使っている誰かがいる可能性があるわけです。

すると、もし仮に同じアバターを使っている誰かと同じ場であったとき、その人に今まで働いていた社会から認められる「見た目」効果が同じアバターを使っている人と同じようになります。その結果周りの人々は内面性で同じアバターの二人を比べはじめます。

要するに、今度は内面性での欲求が始まってしまうわけです。これを避けるために、何かになりたい欲求を満たすために、トーク術を磨き始めたり、Blenderでのオリジナルキャラクターのモデリングなど技術の学習を始めなければなりません。

しかし、こうした技術はもちろんですが一朝一夕では身に付きません。

メタバース上でみんなが簡単になりたい自分になれるすべは何かないのでしょうか。

私は、「みんなが簡単に」なりたい自分を実現するには、やはり「見た目」で解決するしかないと思いました。普通のアバターを作ってもこうした問題が生じうるのであれば、より特殊な服やアバターを作成すればよいのです。

そこで私は「見た目の未来を追求する」ことをコンセプトに、次の三つのアイデアを実現させたいと考えています。

「見た目」の未来の3つの案

まず一つ目は、ジェンダーレスなファッションを作ることです。

現実のファッションはどうしても着る人の性別や体つきで似合う服が決まってしまいます。そうした状況をメタバースでこそ解決できるのではないかと考えています。

特にこれからアバターを自由に使えるメタバースが発展したならば、場によって性別や見た目が大きく異なるアバターを使い分けることも考えられます。そうしたときに、自分のキャラとして、好きな服が着れないのは問題になると思います。

いつどんなアバターでも切れる服を作りたいと思っています。


二つ目に、「服を着ること」を考えさせる服を作ることです。

現実のファッションは、「実用性」が重要な点になってきます。
動きやすいか、汚れにくいか、通気性はどうかなどです。

しかしVRの中では服にそうした実用性は必要ないわけです。

なのでいわゆる現代アートのような服を作っていきたいと思っています。

例えば袖がなく体をすっぽりかくしてしまうような服や、現実で動物の毛皮が使われた製品が買われるごとに体に傷がつく露出の多い服など、

実用性という点や物理的に現実では不可能なものでも、メタバースならできるような新しい服の表現を探して制作をしたいと思っています。


最後に、「見た目」の差別をなくすことです。

現実では肌の色による人種差別が問題としてあります。

人種の差は貧富の差を生み、貧富の差は服装や住む地域・職場、言葉や振る舞いという点で固定されてしまいます。特に住む地域は移動しにくく、インターネットを使っていても多くの人は自分と異なる階層・身分の人と触れ合いにくいといわれています。

こうした問題は、場所を取っ払うメタバースでこそ解決できるものと私は考えています。

しかし、異なる人種・身分の人が対等に話すためには、先入観があってはいけません。どうしても自分と肌の色が違うと判断してしまうと、人は壁を作ってしまいます。

そこで、私は現実にはない肌の色のアバターを使用することをはやらせたいと思っています。

青色でも緑色でも何でもいいですが、とにかく一旦見た目による先入観をなくすこと。中身で人間を判断するようになること。今までの欲求の話とは相反するようですが、平等のためにはこれが一番重要だと考えています。

さいごに

以上の考えを実現させるために、私はCGの勉強を志しました。

しかし実現するにはまだまだ知らないことも多く、特にファッションの歴史や服の作り方について何も知らない状態です。

そこでこのnoteを見てくださった方で興味のある方、何かご存じの方いらっしゃればぜひ私の方まで連絡をお願いします。

Twitter @nancho168
(https://twitter.com/nancho168)

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!

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