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北海道のチーズ農家・ASUKAさんへのインタビュー@地チーズ博
2024年2月10日から3日間、東京・表参道にて「北海道 地チーズ博2024」が開催されました。
農業系WebコミュニティtomajoDAOの所属メンバーさんである『ASUKAのチーズ工房』代表のASUKAさんが出品されるとのことで、出掛けてきました♪
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ASUKAさんは、ほぼ毎日SNS発信をされています。
イベント前の音声配信では、出品予定のチーズが当日会場に届くかどうかが怪しい!とのことで、かなりドキドキでした(๑>◡<๑)
ーー 遅れていた荷物(イベント用)は無事に届いたのですね♪
ASUKAさん(以下省略):荷物が届いてそのあとすぐにイベントが始まったという感じでした!
イベントは12時からスタートだったのですが、配送会社の車が到着したのが11時半くらい。
ビルの営業が開始されているので、イベント会場まで直接運び込むことができない、と言われてしまいました;
ーー 会場の外からここまでどのようにして運んだのでしょうか?
販売を手伝ってくださるスタッフさんとふたりで、チーズを抱えながら運びました!
そして、一般のお客さんが入場される前になんとか準備オーケー!となって♪
変な汗びっしょりかいちゃった(笑)
ーー 荷物が遅れてしまった理由
昨日(イベント前日)の午前着指定で送っていたのですが、雪の影響で運送会社の冷蔵庫がいっぱいになってしまったということでした。
もうこれ以上荷物を詰め込むことができないという状態になり、運送会社からの発送がされなかったのです。
岩手県あたりで足止めされてしまって。
本当なら前日に会場に届くはずでしたが、何とか間に合ってよかった♪
ーー 取材を受けるとのことでしたが?
一番最初、会場オープンの前にマスコミのひとたちが入ってマスコミ向けのセレモニーがありました。
その間、わたしのブースは商品がない状態で空でした;
なので、もしマスコミが入った時点でうちのチーズが並んでいたとしたら、商品の紹介をしていただけたはずで。
それが間に合わなかったということですね;
ーー どのような取材が行われていたのですか?
雑誌の方はチーズを食べながら・買い物をしながらブースを回っていらして、そこでうちのブースにも声をかけてくださり実際に買っていただくこともできました!
良い宣伝になったかと思います♪
ーー 先程試食で「はじめのチーズ」をいただきました。購入させてもらいます!
その他、おすすめ商品は?
tomajoDAOファウンダー・とまたろうさんが、音声配信で話してくださった「ストリングしおかぜ」をぜひ!
食べていただきたいです♪
色々な工房さんが出店されていますが、「ストリングしおかぜ」は他にはない味・独特なチーズですのでおすすめしたいですね。
ーー 他のさけるチーズと異なる点は?
後味にふわっとお魚の味が薫って、でも魚臭いとか生臭いということは全くありません。
珍味のような感覚かなと。醤油麹なんかも、噛み締めれば噛み締めるほど旨みが染み出してくるようなチーズなんです♪
他社さんのさけるチーズは、ミルクを使用していて感触も柔らかいイメージがあります。
それに対し「ストリングしおかぜ」は、しっかりと乾燥をさせて硬く作ってあって、珍味・おつまみのような食感にしているのです。
ーー生産者がおすすめ!さけるチーズの美味しい食べ方
さけるチーズというのは、実は元々カチョカバロと同じタイプのチーズなんです。
このふたつのチーズの違いは「形」と「乾燥度合い」。
うちのチーズ(ストリングしおかぜ)はしっかりと乾燥させているので、カチョカバロのように、焼いて食べるととても美味しいです!
もちろん、そのまま裂いて食べられますよ!というご案内は、させていただきます。
わたしからのおすすめとしては、焼いていただいたりレンジでチン!して、柔らかくなったところを食べるというのでもいいんですよね♪
ーースーパーで売っているチーズとは全く別物!
だからこそ食べられるチャンスを逃したくないですね
こんなに色々なチーズが揃うのは、この機会(地チーズ博)でしかないと思います。
わたしを含め牧場をやりながらチーズを作っているところというのは、東京・大阪などの大都市にある小売店さんに卸したいけど、それがなかなかできない;(量の問題などで)
地元の道の駅など、通常は限られた場所で販売をされている工房さんたち。はるばる北海道から上京し出展されているので、ぜひこの機会に食べ比べをしていただきたいです!
ーーASUKAさんのチーズ工房には、チーズ作りを学びに来られるかたもいらっしゃるとのことですが?
はい。
家業存続のため、牧場経営の他にチーズを作りたいという希望を持たれている女性がいました。
通いやすい近場にお住まいということもあり、わたしのところで学ばれていたんです♪
チーズ作りを進めるにあたり、多少反対意見があったらしくて。
そこで、ご家族にも理解してもらいたい!ということで、うちのチーズを食べてもらいました。
そしたらおばあさまが「こういうチーズを作りたいのね」「だからチーズ作りを学びたいのね」とおっしゃっていたそうです。
美味しいチーズを作りたかったんだということを、ご家族が理解してくれた!
その話しを聞いた時は、うちのチーズを食べてもらい家族の応援が得られたということで、やはり嬉しかったですね♪
ーー現在販売されているチーズはASUKAさん自身が開発された?
それぞれのチーズはわたしの工房で試作を重ねて作っているのですけど、最初はたくさん失敗していましたね。
もちろん最初は、師匠のところで学びました。
その師匠が得意だったのが、こういうタイプのチーズだったんですよね。
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基本的には師匠のところで学びましたが、例えばさけるチーズとかは師匠のところでは作っていなかったんですよね。白カビタイプのチーズとかも。
でも、さけるタイプのチーズなどは、全部自分のところで試行錯誤しながら作り上げていったチーズになりますね♪
ーー農業系コミュニティ発祥のECサイト構築・維持費用を確保するためのクラウドファンディング、その返礼品としてASUKAさんのチーズも出品されているということですが?
そうですね!
今回、返礼品として出すチーズは4種類なんですけども、白カビタイプの「雪の音」、焼いて食べると美味しい「カチョカバロ」。
とまたろうさん(農業系コミュニティ「tomajoDAO」ファウンダー)が音声配信で話してくださった、ししゃもの入ったさけるチーズ「ストリングしおかぜ」、そして「はじめのチーズ」(表面カビ熟成のセミハードタイプのチーズ)ですね。
それぞれ全然違うタイプのチーズが4種類入ってるので、ほんとに食べ比べには良いチーズだと思います♪
そこで食べ比べていただいて、自分はどんなタイプのチーズが好きかっていうのがわかったら、ECサイトでお取り寄せしてもらえたらと考えています!
最後に
イベント会場で初対面だったASUKAさんに、まるで初対面とは思えないほど仲良く接していただき、コミュニティのことやご家族のことなどたくさんお話しをすることができました♪
今回のインタビューの全編音声は、こちらです→
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
なんばるわんでした!
お元気でいてくださいね(^O^)/
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