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COME=来る?行く?どっち!?

ハ~イ Everyone! How are you doing?☆

再び、ななびの『世界一くわしい基本単語の使い方』シリーズにようこそ。

今回は第二回ということで、一回目の『go』にいちばん関係のある英単語を解説したいと思います。


そう、みなさんの予想通りかとは思いますが『go』とよく対比される『come』です。

ここでは『come』の使い方――『来る』という日本語訳だけでは、不十分なところがたっくさんありますので、そこもじっくりと突っ込んで解説しちゃいます!


分かりにくいところは『go』とも対比しながら、説明して行きますから、こわくないですよ〜☆

ぜひぜひゆったりとした気持ちで、腰を落ち着けて、集中して読んでみてください。


【舞台役者さんががステージに躍り出てくるイメージ】

『come』には話題となっているものに、自分が近づく、逆に話題になっているとことに何かが近づいてくる、といったコアがあります。

わたしたちの心理的舞台は、会話の中でひっきりなしに変わっていきます。

注目されている話題があり、それに対して人は会話を弾ませていきますよね。

その話題が終わったら、次の話題へと――そう!場面転換をします。

わたしがこの単語を使うときに、いちばんしっくりくる『come』のイメージは『幕横からステージに踊り出てくる舞台役者さん』です。


さあ、それではウォーミングアップとして『come』を使うときに、よく使われそうな用法を紹介していきましょうか。

『come and 〜』(きて〜する)

Please come and see me next week.

(お願い、来週会いにきてちょうだい。)


『come + 〜ing』(〜しながらくる)

Kei came singing in this conference room.

(ケイは歌いながら会議室に入ってきた。)

こんな風に、最初は舞台の外にいた主語が、はじめてその場面に登場してくる、といったイメージをすると捉えやすいですよ☆


『come to 〜』(〜するようになる)

Nanami has come to love learning English.

(ナナミは英語をならうのが好きになった。)

これは先ほどと違って、すこしだけひねりが加わっていますが、根っこの部分はいっしょでございます。

前までは⇒英語を勉強するのが、あまり得意ではなかったナナミちゃん。

今は⇒英語が好きになった!

ほら!こんな風に、会話という舞台上に英語が好きになったナナミちゃんが、颯爽と登場してきたのが分かりますか?


そういうワケで『come』をつかうと、話題となっているところに近づいてくる、というイメージから派生して、①何かが起こる

そこから②結果を表わすことが出来たり、③変化を表わすことができたりするんですね。


【すこーしややこしい『go』と『come』の使い分け】

冒頭でもお伝えしたとおり、英語の『come』は日本語の『来る』とは違うので、日本語で『行く』を表わすこともある、ちぐはぐな逆転現象が起こることもあります。

『go』との使い分けに困ることがありますが『come』の本質は、会話中の話し手の気持ちがどこにあるかが大事なので、それを捉えるようにすると分かりやすいですよ。

では、具体的に例を見てみましょうね。


例えば友達との会話では

A: What are you doing today? (今日何する予定?)

B: I'm going to the zoo today. (動物園に行く予定だけど。)

A: Oh, really? Can I come, too? (お、ほんとに?わたしも行っていいかなあ?)

このように、最後のAの台詞は "Can I come?" なのに、日本語訳は「行ってもいい?」ですし、


電話が鳴って

Hey, I'm being busy right now. Can you answer the phone?

(ねぇ、いまちょっと忙しいの。電話取ってくれない?)

Okay, I'm coming now.

(オッケー!今行くよ。)

のように「今行く」と言っているのにもかかわらず、英語では『coming』を使っています。


電話越しでは、こういうシチュエーションもあるでしょう。

I've been waiting for you for almost 30mins at the movie theater. Where the heck are you? 

(映画館の前で、もう三十分も待ってるんだけど。一体全体どこにいるの?)

I'm sorry! I've just arrived at the nearest bus stop. I'm coming very soon.

(ごめん!今もよりのバス停ついたとこ。すぐに行くから!)

こんな風に最後の「すぐに行く」という日本語を英訳すると、"I'm coming very soon."になっているので、昔は私もあたまの上に???が数百個飛んでいましたよ(笑)


では『come』の使い方を理解するために、この3つの場面の共通点を探してみましょうか。

そうすると一番目は動物園、二番目は電話のなっている場所、三番目は映画館の前、が会話の中心、すなわち物語の舞台になっていますね☆

そのため、すべて話し手は話題の中心へと近づいていっているワケですから、『go』ではなく『come』を使うのが正解になるのです。


ではもしも『go』を使った場合はどのような意味合いになるのでしょうか?

この場合で『come』の代わりに『go』をつかうと、それを聞いた人は『えっ?こないの?もしもーし、どこに行っちゃうわけ?』という気分になります。

だって『go』のコアイメージは『その場(話題となっている場所)から離れる』ですから。

なので、もしも使い分けに困った場合は『come』するものが、会話の中心点へと近づいているのか、それとも遠ざかっているのか、を考えるクセを付けると反射的に選択できるようになりますよ!


【良い状態へと到達するcome】

基本イメージから派生して、物理的なことだけでなく、良い状態(通常)に到達する、という意味も表わすことができます。

I came to myself after I punched into his face.

(自分を抑えられない状態から、われに返った状態へ⇒彼の顔にパンチをお見舞いしたあと、私はハッとわれに返った。)

My dream has finally come true.

(想像上のモノだった夢というものが、現実へ⇒とうとう私の夢がかなった。)

Things will come right.

(ことがらが、いい状態に到達する⇒物事は良い方向へ行くものだ。)


*良い状態(通常)から離れる『go』と比べると、良く分かります。

He went nuts! (心が穏やかな状態から起こった状態⇒彼、怒りくるっちゃった!)

The meat went bad. (新鮮な状態から離れて悪くなった状態へ⇒肉が腐ってしまったわね。)

離れていくコアのある『go』と比べると分かりやすいですね!


【さまざまなものが『come』できる】

こんな風にほぼ反対のコアイメージであれど『go』と根っこの部分は共通点の多い『come』。

ですから、私たちが『come』を使いこなすためには、これから紹介する例文のように、いろーんなものが『come』出来るんだ!という感覚をつかんでもらうことが一番良いような気がします。

人だけでなく、さまざまなものや、出来事がやってこれる、そういう風に理解しておくと、あなたの英語表現力がさらにグッと上がりますよ!☆

では、どんなものが『come』できるのか実際にたくさんの例を見てみましょう!


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