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季節の変わり目

季節の移り変わりを感じられることは、四季のある国に生まれたからこそ味わえる贅沢。季節の変わり目、どんな時に感じますか?風のにおいとよく聞きますが、わたしは青空と太陽で季節の移り変わりをキャッチしています。

お日さまが久しぶりに顔を出したので、溜まった洗濯も投げ出して、ピクニックにでかけてきました。じんわり汗ばむ陽気のなか、公園内を散策してまわったのですが、お日さまの光がもうすっかり秋の色。 木々の隙間から射しこむ日差しと青空に、秋がきたんだなぁと気付かされました。このあと冬が来ると思うと、うれしいやらせつないやらで胸がいっぱいになります。季節ってやっぱりいいなぁ。

空を見て四季を感じるのは精神的なものだと思っていたのですが、青空の見え方の変化について化学的に解説されている記事を見つけました。四季によって青空の見え方が異なるのは、太陽の高度、光量、中間防御物質(水蒸気や霞など)の量で変化するそうです。虹が7色に見える現象と原理は同じかな?太陽の高さと空気の透明度が四季を感じさせていたんですね。だとすると、「秋のにおいがした」と表現されるあれは、一体どういう理屈なんでしょう。湿度でしょうか。それとも四季折々の草花?菜の花が香りはじめると、わぁ春だと確かに思うかもしれない。でも、菜の花ってあまりいい香りではありませんよね。やっぱり空で季節を感じていたいなぁ。「見上げる」という仕草は、自分がするのも誰かがしているのを見るのもなんとなく好きです。

春のぼやけた空も、夏のスッカンカンの空も、秋の遠い空も、冬の冴えた空も、変化に気付くたびに、あぁ人生が進んでいるなぁと感じます。
でもやっぱり、お正月のキリッと晴れた青空が一番好きかも。冬が楽しみです。

また明日。

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