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スポーツ観戦は大人の嗜みか

やればできるけど、特別好きにならなかったものの一つにスポーツがあります。長いこと習慣になっていた父とのキャッチボール、中学に上がるまで続けたテニス、遊びで通っていたスイミングスクールやちろっとかじったバレエなどなどの幼少体験から、走れる、投げれる、打てる、という運動の基本は身についてます。やるのは好きです。でも、スポーツ中継がいつまでも好きになれない。

サッカーの試合って、すぐ笛を吹くでしょ。見て〜おれこんなにココ痛いねん〜こいつにやられてん〜(ゴロンゴロン)みたいのもなんとなく苦手で。プロ野球もそう。「打ったー!!!!」「低めの球ぁ!」「いい打球!ぬけたーーーーーー!!!」という実況がうるさくて苦手。子どものわたしにとってプロ野球中継は、観たいドラマを押しのけてまで続けるイヤな存在だったという記憶が残っています。

でも、最近心から思うのですが、みなさんいつの間にひいきのスポーツチームができたんですか?体感の話になりますが、自分だけが特別スポーツ観戦に興味がないというわけではなかったはず。いったいいつシフトチェンジしたの?と純粋に驚いているんです。いつの間に神宮球場でビール飲む女になってたの?仕事前にスポーツバーに行って応援できるレベルにまで成長してたの?

心が動かない限り無理に好きになることないとは思うのですが、ありとあらゆる人がひいきのチームをいつの間にか持っていて、見ましたー?と言い合っている様子を見ていると、スポーツを観ることは最低限必要な大人の嗜みなんだと言われているような気分になります。見ましたー?と言われて、今週のジャンプですか?って返してたら、確かに大人じゃないですよね。

わたしも神宮球場でビール飲めば好きな野球チームのひとつくらいできるでしょうか。試しに行ってみようかな。

でもやっぱり、観るよりやるほうが楽しいでしょ。

また明日。

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