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ss1 ~100字

「ねぇ、食べてよ」
突然口にねじ込まれたどろりとした纏わりつくような甘みと
異常なまでの口どけの良さ。
「嫌だ、だってもう君は」
笑顔の可愛かった彼女はもう口しか残っていない。

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