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1月14日(土)水原の華城

水原の華城(スウォンのファソン)は、18世紀末に、李氏朝鮮の22代国王・正祖によって建てられました。
これは、党派争いに巻き込まれて、非行の死を遂げた父・サドセジャ(思悼世子)の墓を、楊州から、当時最も風水地理上よいとされていた水原(スウォン)に移し、そこに築城したものでした。

城は1794年1月に着工、約2年の歳月を経て1796年9月に完成しました。

水原の華城は、朝鮮古来の築城法に加え、石とレンガの併用といった西洋の近代的な建築技法を清(中国)から導入して、優れた機能性と建築美を兼ね備えています。
華城は、首都の南側の国防要塞として活用するためのものでしたが、繊細な建築美術が反映された壮大な外観となっています。


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