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9月24日の世界遺産「サン・アグスティン考古公園」

コロンビアのマグダレナ川上流の標高1200mから2000mの山岳地帯に500km2の範囲にわたって点在する独特な石彫で知られる遺跡群です。

小神殿や墳墓、400もの石像からなる遺跡群で、最古の遺物は紀元前6世紀頃までさかのぼります。
祖先崇拝に関連する遺構であることも明らかになっていますが、その全容は依然として謎に包まれているそうです。

遺跡は紀元前500年~14世紀ごろにかけて発展した北部アンデス民族によって築かれたと考えられています。
神や人、ヘビ、トカゲ、カエル、空想上の生物などをかたどった石像があり、作られたのは5世紀ごろからとされているそうです。
いずれも小神殿や墳墓などが一緒にあることから、宗教的なモニュメントであったと推測されています。

そんなサン・アグスティンの遺跡は、「エル・ドラド」を求める人々や一攫千金を求める山師のような人々によって所々荒らされたことがあります。
「エル・ドラド」とは?
詳しくは「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から。


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