見出し画像

9月20日の世界遺産「ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群(パルマリア島、ティーノ島、ティネット島)」

イタリア半島北西部の、リグリア海沿岸部の港や集落が登録されています。

「絶景の町」といわれるポルトヴェーネレは「ヴィーナスの港」の意味をもっていて、カラフルな住宅の立つ集落や港の絶景に文化的景観が認められました。

一方、ぶどうなどの段々畑が広がるチンクエ・テッレは「リヴィエラの真珠」といわれています。
チンクエ・テッレとは「5つの土地」という意味があり、①モンテロッソ・アル・マーレ②ヴェルナッツァ ③コルニリア ④マナローラ ⑤リオマッジョーレ という5つの漁船で構成されています。
11~12世紀に形成された村は、急傾斜面作られていて、900年以上にも及ぶこの地の人々の生活の知恵などをうかがい知ることができます。

チンクエ・テッレは陸路では孤立していて、隣の村との往来は船で行われていたそうです。
約1000年もの間、船でしか入ることができなかったこの地は、要塞都市として素晴らしい役目を果たしました。

穀物の栽培はできない土地で人々はどのように生活の基盤を構築したのか。
詳しくは「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?