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その仕事は"なに"になるのか|仕事での気付き

こんにちは、ななしのアリーです。
いきなりな話ですが、わたしは障害があり特例子会社…つまり障害者雇用で働いています。

障害者雇用ってどんなイメージですか?
工場のレーン作業?清掃業務?単純作業?
もちろんどれも世の障害を持つ人たちはそんな仕事をしていると思います。
わたしはどれに当てはまるかというと、6割単純作業になります。
では、これからわたしがどんな仕事をして、どんな『気づき』を得たのかお話していきたいと思います。

わたしの仕事

わたしの会社は大きなグループ会社のなかの、特例子会社になります。
お仕事をいただいている先は、100%グループ会社の細々とした業務です。
機密情報なので詳しくは言えませんが、大半の仕事内容は何万枚もある画像をひたすら編集していくような、そんな途方もない内容になります。

いろんな特性(障害)をもつ同僚たちがどうかはわからないですが、わたしは即飽きて業務が苦痛になってしまいました。
ちなみにひとつの作業だけではなく、他の案件の作業をかけもちながら、時間配分をして仕事をこなしていくのですが…。
こっちの業務に飽きたから、もう一つの案件やるか…と思っても、そっちも単純作業でどん詰まりになったことがあります。笑

仕事で気づいたこと

モチベーションが上がらないわたしは、上司に「なんでこんなことをしなくちゃいけないのか」とグチグチとこぼしたことがあります。
それを受けた上司は、「うちで編集した画像は〇〇に使われるんだよ」「〇〇はこんな製品だよ」「うちの画像があることで、製品のクオリティアップにつながるんだよ」と教えてくれました。
わたしにとって、目からウロコでした。
いままでのわたしは、ただ目の前のレンガを積むことが自分の仕事だと思っていました。
でもそれはわたしが無知であり、上司が教えてくれなかった(笑)こともありますが、俯瞰して見ればわたしはレンガを積んで『橋を作る』という、ビッグプロジェクトの一端を担っていたのでした。

気づいた結果

それからのわたしは、新規案件がくると「これはなにに使われるものですか?」「どこからの依頼ですか?」と聞くようになりました。
答えを聞いてから、「よし橋を作るぞ」と言った心持ちで業務にあたっています。
もちろん単純作業なことには変わりはないので、時々はいやになってサボりたくなりますが、「わたしはプロジェクトを動かす歯車の一部だ」と認識できているおかげで、今日も仕事が楽しいです。

結論

長々と書いていきましたが、まとめると…。
『仕事の全体像を知ることはモチベーションにつながる』
ということでした。

ぼんやりとレンガを積むより、ちょっとだけワクワクできるようになりますよ。


では、ななしのアリーでした。
またね!

#仕事での気づき

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