「それはビックシルエットじゃなくてダボダボです」最速でオシャレになる道をゆるゆる歩く方法
「最速でオシャレになる道をゆるゆる歩く方法」は長いので、「最ゆる」が略称かも。誰が略すかわからないけれど。
さてはて、オシャレになるにはなにが必要なのか。
センスなのか、感性なのか、体型なのか、なんだかんだでイケメンがきればオシャレなのか?
おそらく生まれ持ったセンスで、もしくはイケメンでどんな服も「あれ? 俺、着こなしちゃいました?」な人もいるのだろう。もしくはもう自分の世界を持っている人。
そんな人は別にしても、ロジックで語れ、再現性があるというのが、MB理論なのである。※MB理論については、Googleで「MB」と検索すると一番上に出てきます。
あと全然関係ないけれど、ものすごいイケメンの代名詞として「キムタク」を挙げられて、「例えばめっちゃイケメン、、キムタクとかが」と言われると、なんかこう時代を感じますよね。そして、イケメンとしてキムタクを置かれた例え話を延々にされると、他の人どうおもってるのかなー、若い人はキムタクをそもそもイケメンと認識しているのか、、、とかそわそわした記憶が。もう本当に全然関係ないけど。
で、えーと、オシャレにはなにが必要なのか。
ロジックで再現できる、ということがわかったけれども、どうしても必要なものがあるのである。
それはもう、服を着ることである。
服を着る。これがなによりも必要である。これを知らなかったために、わいはMBさんのメルマガを一年くらい読んでいても、まるで進歩がなかったのだ。
いや、お前裸なのかよ、と言われるかもしれないが、裸だったら多分、
「その前にお前、まず服を着ろよ」と近しい人がいってくれているはずなので、服は着ています。多分。
もっというならば「服を着るならこんなふうに」である。
漫画のタイトルだけど、そうじゃなく、「考えて服を着る」ということを実践することが必要なのである。
そうしないと、金田一少年の事件簿などの名探偵モノを読んで、なんとなく頭良くなった感だけを感じるのと同じで、「オシャレに詳しくなった感」だけが増えてしまうんじゃないかなーと思う。
もちろんすでにオシャレな人とかは、土台をアップデートするってことでいいのだろうが、オシャレに興味がなかった人は、自分で実践しないと文字通り身につかないんだろうな、と。
日々、考えて服を着る。そうすることで自然とファッションに馴染んでいくのだと思う。
その中で、コーディネートと着こなしという言葉が別の意味合いだと気づいたりする。これはまたどこかで。
で、上記の実践をしないまま実戦にでるとどうなるのか。
それがタイトルである。
ある夏の日。MBさんのメルマガで紹介されてたGUのロゴTーーサイズXLを着て出かけた。そして、年下女子に言われたセリフが
「サイズあってない!! あきらかにあってない!」
である。
「いや! これはこういう感じなの!」
「いやいやいや、あってない! めっちゃでかいじゃん」
「いや、ほら! ビックシルエット! 流行り! 流行り!」
「それはビックシルエットじゃなくて、ダボダボです」
「だぼだぼ・・・・・」
「NAJIさん(仮名)はキチンとした格好の方が似合うんだから。めっちゃ変じゃん!」
「お、おぅ。。。。。おう」
です、という丁寧語だったのは、年上への配慮だったのか。
いま考えても「流行り! 流行り!」はなんとも滑稽なセリフである。
「でもまぁ、その靴(これもGUのメッシュスニーカー)はええんでない?」
と年下にフォローされて、休日を過ごしたのだった。
ーーーー帰ってからめちゃくちゃMサイズ買った。
なかなかな思い出であるが、まぁ確かにダボダボだった。
別にこれはロジックが間違っているとか、アイテムがあってないとかではない。
いまはもう、普通にRE:のロングシャツを会社に着ていくような感じになっているし、リラックスに着崩すのが好きな着方である。
ただ単に、実践が足りなかったのだ。急にゲルググを渡されて、最終防衛ラインを託されても、そりゃ困る。
だから日々、ちょっと「服をこんなふうに着たらどうかな」と考えることが大事なんでないかな。と思う。とかなんとか。
次回は。。。。なんだろう。。。。。。「そのカッコに、その靴はありえない」。
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MBさん:メンズファッションの第一人者。椎名そらちゃんが好き
ビックシルエット:なんかだぼっとした着方。一歩間違えるとサイズ間違えた感がある。
服を着るならこんなふうに:KADOKAWAで連載中の MBさん原案の漫画。Kindleで買ったあと、書籍で買い直した。
GU:you're freedom
ゲルググ:性能で言うとガンダムを凌ぐとか凌がないとかだが、一年戦争末期だったため、搭乗者が新兵しかおらずそのスペックをいかせなかった。。。とかなかったっけ?
最後まで読んでくれて thank you !です。感想つきでシェアをして頂けたら一番嬉しいです。Nazy