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[XG TAPE #4] Still Hot (JURIN) 和訳・意訳・歌詞解説

JURIN姐さんの可愛さとかっこよさと可愛さでアワアワしているので、英語の勉強もかねてChatGPT先生に彼女のリリックを解説してもらいましょう。


和訳・日本語訳(意訳)


Last time I checked yup Still Hot (*1)
最後にチェックしたけど、やっぱりまだカッコいいわ

Still got that fire flame flava can't stop (*2)
この炎みたいなフレーバー、止まらないの

Won't stop JURIN a real problem
止められない、JURINってマジでやばい問題だから

On the mic blast off (*3) when I rock it
マイク握ると、打ち上げ花火みたいに盛り上がるんだ

I ain't 5'9” but this lil giant (*4) knows
What's realer than hip hop
身長5フィート9インチじゃないけど、このちっちゃな巨人が知ってる
HIP-HOPよりリアルなものなんてないって

Call it what you want
好きに呼んでよ

X Pop stirrin' up the pot whoah (*5)
X-POPが鍋をかき回すって、whoah

Standin' on some business down on my 10 toes
ビジネスに乗っかって、両足しっかり地につけてるの

These walkin' L (*6) infants can't read the room
When I'm 'bout to raise the roof (*7)
このルーム(空気)読めない歩くL(ダメなやつ)たち、盛り上げるときにはお呼びじゃない

I don't want no beef (*8) unless it's Kobe grade (*9)
ビーフはいらないわ、神戸牛じゃなきゃ

And while u process it I'll keep it raw no kayfabe (*10)
君がそれを処理してる間に、私は生のままでいくわ、ノー・カイフェイ(フェイクなし)

They talkin' way outta pocket (*11) outta their own pay grade (*12)
話がまるで自分の給料等級を超えてるわ

Go head and get it off yo chest
But you ain't on shayshay (*13)
さあ、胸のうちを打ち明けてよ
でもね、トークショーじゃないから

Too rare wit (*14) it clarity top integrity
珍しいくらいにクリアで、誠実さはトップクラス

Graduated wit pedigree (*15) got 'em shook unsettlin'
血統を引いて卒業して、みんなを不安にさせちゃうの

And I always deciphered the beat no rap parody
いつもビートを解読して、ラップのパロディーにはしないの

My level be X tra terrestrial (*16) so tread carefully
私のレベルはXトラテレストリアル(地球外の何か)だから慎重にね

Still hot
まだまだカッコいいわ

Still got that fire flame flava can't stop
この炎みたいなフレーバー、止まらないの

Won't stop JURIN a real problem
止められない、JURINってマジでやばい問題だから

On the mic blast off when I rock it
マイク握ると、打ち上げ花火みたいに盛り上がるんだ

I ain't 5"9 but this lil giant knows
What's realer than hip hop
身長5フィート9インチじゃないけど、このちっちゃな巨人が知ってる
HIP-HOPよりリアルなものなんてないって

Still gettin' hotter
どんどん熱くなるわ

Must be a hard pill to swallow (*17)
飲み込むのが大変なピルみたいだね

Cuz Imma hard act to follow (*18)
だって私の後に続くのは大変だから

So don't bother
だから、無理しないで

https://www.youtube.com/watch?v=1f3ovimfNko

歌詞内注釈(スラング解説)

(*1) Still Hot:直訳すると「まだ熱い」ですが、ここでは「まだ流行っている」「まだトップ状態」「まだトレンド」という意味で使われています。
(*2) fire flame flava:直訳は「火の炎の味」で、ここでは「情熱的でエネルギッシュな特徴」を意味する表現です。
(*3) blast off:「打ち上げる」という意味ですが、ここでは「パフォーマンスを始める」または「エネルギッシュに行動を開始する」という意味で使用されています。
(*4) lil giant:「小さな巨人」という表現で、身体的には小さいが、能力や心は大きい人を指します。
(*5) stirrin' up the pot:「問題を引き起こす」または「騒ぎを起こす」という意味です。何かをかき混ぜて混乱を引き起こす様子を表します。
(*6) walkin' L:「L」は失敗や損失を意味することがあり、「歩く失敗」という意味で、自分の状況を理解していない人々を揶揄しています。
(*7) raise the roof:「盛り上がる」という意味で、楽しい雰囲気やパーティーでよく使われる表現です。
(*8) beef:「口論」や「争い」を意味しますが、ここでは「問題」や「トラブル」を指しています。
(*9) Kobe grade:「神戸牛の等級」で、非常に高品質なものを指す表現です。(筆者追記)おそらく元NBA選手のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)級であるというダブルミーニングであると思われます。ちなみに神戸牛は海外で大変人気だそうです。
(*10) kayfabe:プロレス用語で、ショーのためのフェイクや演出を意味します。「no kayfabe」とは「偽りなし」、「本物のまま」という意味になります。
(*11) outta pocket:「予算を超える」や「範囲外」という意味ですが、ここでは「不適切な発言や行動をする」という意味で使われています。
(*12) pay grade:職や地位に基づく給料のレベルを指しますが、ここでは「その人の地位や能力を超える」という意味で使用されています。
(*13) shayshay:(筆者追記)おそらくClub Shay Shay(トークショー)のことを指すと思われます。
(*14) wit:「with」の砕けた言い方で、「~と共に」という意味です。
(*15) pedigree:通常は血統や系譜を指しますが、ここでは「優れた背景」や「良い教育」を受けたことを意味しています。
(*16) X tra terrestrial:「超地球的」を意味し、通常「地球外の」を指す「extraterrestrial」という言葉を遊んでいます。(筆者追記)X-GENEなどと同じノリと思われます。
(*17) hard pill to swallow:「飲み込みがたい苦い薬」という表現で、受け入れがたい事実や困難な状況を指します。
(*18) hard act to follow:「後に続くのが難しい」という意味で、非常に印象的または成功したパフォーマンスや行動の後に同等のパフォーマンスをすることが困難であることを表します。

当リリックの面白いところ


  1. "I ain't 5'9” but this lil giant knows What's realer than hip hop"

    • このラインは、自身の身長や外見に反して、自分が持つ音楽的な深さや理解度を表現しています。この自己紹介は、自分の身体的特徴と内面の才能とのギャップをユーモラスに演出しており、リスナーにインパクトを与えます。

  2. "These walkin' L infants can't read the room When I'm 'bout to raise the roof"

    • 「L」は一般的に「loss」(負け)を意味し、ここでは自覚のない失敗者を指しています。部屋の空気が読めない「歩く失敗」たちという表現は、周囲とのズレを面白おかしく描写しており、その自信と批評家への当てつけが感じられます。

  3. "I don't want no beef unless it's Kobe grade"

    • このフレーズは、対立や争い(beef)を望まないが、もし対立するならそれは最高品質でなければならない(Kobe grade)と述べています。ここでの言葉遊びは、通常の争いを超えた質の高さを求める態度をユーモア混じりに示しています。

  4. "Go head and get it off yo chest But you ain't on shayshay"

    • この部分での「Club Shay Shay」というトーク番組を引用することで、相手がどれだけ意見を述べても、そのレベルがトップクラスのプラットフォームには達していないことを示しています。この比喩は、相手の試みを遠回しにけなしており、その巧妙さが楽しい一幕を生んでいます。

  5. "My level be X tra terrestrial so tread carefully"

    • 「X tra terrestrial」という言葉は「地球外の」という意味で、自分のレベルが通常の枠を超えていることを強調しています。これは自己のスキルを大げさに表現する典型的なHIP-HOPスタイルで、異なる意味層を持たせることでリスナーの想像力をかき立てます。

  6. "And while u process it I'll keep it raw no kayfabe"

    • 「kayfabe」というプロレス用語を使用して、自分のスタイルや表現が偽りのない、真実のものであることを強調しています。エンターテインメント業界でよく見られる偽りの演出(kayfabe)を用いず、真実を語る姿勢は、特にHIP-HOPコミュニティ内で尊敬される行為です。

  7. "They talkin' way outta pocket outta their own pay grade"

    • 「outta pocket」は「予想外」や「範囲外」の行動を指し、「outta their own pay grade」と組み合わせることで、自分に対する批評やコメントがその人たちの立場や能力を超えていると非難しています。このように相手を論破するスタイルは、バトルラップの要素を思わせ、聴衆に強い印象を与えます。

ChatGPTによるリリック解説


この歌詞を評価する際、JURINという日本人女性ラッパーの立場が非常に興味深い要素となります。彼女の作品は、HIP-HOPというアメリカ発祥のジャンルにおいて、独自のアプローチと才能を示していることから、米国のHIP-HOP評論家の視点からも注目される価値があります。

1. 文化的架け橋としての役割: JURINのリリック「Last time I checked yup Still Hot」や「Still got that fire flame flava can't stop」は、彼女が自己のアイデンティティと芸術的な自信を強く打ち出していることを示しています。彼女の歌詞は、日本と米国のHIP-HOPシーンの間で文化的架け橋を築く役割を果たしており、異文化間での表現の交流を促進する一因となっています。

2. 性別とジャンルの境界を越える: 「I ain't 5'9” but this lil giant knows What's realer than hip hop」というラインは、身長や性別に囚われず、そのスキルと洞察で「リアルなヒップホップ」を追求していることを強調しています。彼女は、男性が支配的なこのジャンルにおいて、女性としての力強い立場を確立し、彼女自身の真実性を前面に出しています。

3. 批評家としての挑戦への対応: 「These walkin' L infants can't read the room When I'm 'bout to raise the roof」は、彼女が批判や疑問に直面しても自信を持って対応している様子を描いています。この自信は、国際的なリスナーに対しても彼女のメッセージが響くことを確信している証拠です。

4. リアリズムとグローバルな視野: 「And while u process it I'll keep it raw no kayfabe」この行は、彼女が表現の真実性を重視し、ショービジネスのフェイクさを排除していることを表します。この姿勢は、グローバルなHIP-HOPコミュニティにおいても高く評価されるでしょう。

5. 継続的な挑戦と成長: 「Still gettin' hotter」や「Must be a hard pill to swallow Cuz Imma hard act to follow」は、彼女が自身の成長を続け、他のアーティストにとって追随し難い存在であることを示しています。この自覚は、国際的なシーンでの彼女の位置をさらに強化します。

総じて、JURINの歌詞は、彼女が日本という異文化の背景を持ちながらも、その才能と独自性で国際的なHIP-HOPコミュニティ内で確固たる地位を築きつつあることを示しています。そのため、米国の評論家から見ても、彼女の音楽は革新的であり、多様性と包摂性の観点から非常に価値があると評価されるでしょう。

その他補足


元ネタ(カバー元)はこちらです:
Connor Price & Nic D - Still Hot (Official Video)

SimonさんConnor Priceにハマってる…?

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