見出し画像

【Twitter広告をやってみた】1万円でフォロワーはどのくらい伸びるのか?

こんにちは!ガレージファクトリーの七瀬です。

先日Twitter広告のやり方や費用などについてまとめたものを書きました。

すると社長から「知識として勉強するのと実際やってみるのとでは大きく違うからやってみようか」と言われたのでTwitter広告を実際にやってみることに!

今回はフォロワーを増やす目的で「プロモアカウント」で広告を行い、費用は1万円でどのくらいフォロワーが増えるのかを検証しました。初めてのことだったのでハプニングも多々ありましたが、Twitter広告をやってみた感想と結果をお伝えしたいと思います。

Twitter広告をこれから始める人、やってみたいなと興味がある人はぜひ参考にしてみてください。

「プロモアカウント」はフォロワー獲得に適したメニュー

まずTwitter広告の種類について少し解説します。Twitter広告には3種類のメニューがあり、それぞれ目的に合わせて選ぶことができます。

・プロモアカウント
・プロモツイート
・プロモトレンド

今回私が検証した「プロモアカウント」は、タイムラインやおすすめユーザーなどに表示され、フォロワー数の獲得を目的としたTwitter広告です。

2つ目の「プロモツイート」は主にタイムラインに表示されるTwitter広告で、投稿のコンバージョンを増加させたり、投稿に対するいいねやリツイートなどの反応数を増やす目的で行います。

最後に「プロモトレンド」ですが、これはタイムラインや検索タブ内にある「おすすめ」の2番目や「トレンド」の1番上に24時間表示されます。主に企業などの大きいキャンペーンやイベントを宣伝する目的で使用します。

【検証スタート】Twitter広告の設定と手順を画像付きで解説

それでは実際の設定画面と一緒に、今回私がやった「プロモアカウント」の手順を説明します。

手順①キャンペーンの選択と設定

Twitterへログインし、自分のアカウントからTwitter広告のページにいきます。

Twitter広告②

次にTwitter広告の目的に合わせてキャンペーンを選びます。今回はプロモアカウントなので「フォロワー」をクリック。

キャンペーン

キャンペーンの選択ができたら、キャンペーンの設定に進みます。名前(なんでもOK)日別予算と総予算、開始時刻をそれぞれ設定。

今回は月10,000円の予算で行うので日別予算と総予算に10,000円と入力します。

画像3

総予算はオプションなので設定しなくても大丈夫ですが、月の予算を上回りたくない場合は設定することをおすすめします。例えば、日別予算10,000円を1日で全て使い切った場合10,000円×30日で月に30万円使うことになります。予算を超えたくない方は総予算も設定しましょう!

手順②広告グループを作成する

キャンペーンの設定が終了した後は、広告グループを作成します。自分のアカウントをフォローしてもらうために適切な広告グループの作成が必要です。今回は「広報グループ」「ワーママ」グループの2つを作成しました。

画像4

ワーママ広告グループ

グループ名、開始日時、総予算、入札タイプを設定します。

開始日時や総予算はキャンペーンで既に設定しているので特に入力する必要はありません。広告グループではなく、キャンペーンで設定した金額に到達したときに広告は自動的に停止されます。

最後の入札タイプは、予算内で最大の結果が得られるよう入札額が自動で最適化される「自動入札」を選びました。初めての人にはこれがおすすめです!

初心者は「自動入札」が適していますが、この入札方法は単価が高くなってしまうことが多いため、データが取れてから「目標入札単価」などに変更するとよりパフォーマンスの高い広告を運用することができます。

「目標入札単価」は、競争率の高いオークションを落札しやすくなるというメリットがあり、1エンゲージメントあたりの支払い金額の目標を設定する機能です。平均目標金額が達成されるように最適な入札金額を自動で設定してくれます。

手順③ターゲティングの設定

グループの詳細設定が完了したら、それぞれのグループのターゲティングを設定していきます。最初に「オーディエンスの特性」で地域、年齢、性別、端末モデル、携帯会社、言語を選択します。私は『日本・男女・日本語』だけ設定しました。

次にターゲティング機能を設定します。

Twitter広告ターゲティング

ワーママグループターゲティング

キーワード、似ているアカウント、興味関心などより細かい設定を行います。この独自のターゲティングが使用できるのがTwitter広告の特徴です。最大限に活用して色々と組み合わせてみましょう。

手順④クリエイティブを作成

最後に広告に使用するツイートを設定します。最初は新規作成ではなく既存ツイートを使用します(プロモツイートでは新規作成か既存ツイートかが選べる)。

広報クリエイティブ

ワーママクリエイティブ

それぞれ既に投稿していたオーガニックツイートを選びました。この時もそれぞれの広告グループでターゲティングしたユーザーに共感してもらえるツイートを設定しましょう。

ここまで設定できたら、クレジットカードの登録を済ませて「キャンペーンを開始」をクリックし完了です。下の画像のように実行中になってればOK。

フォロワー獲得キャンペーン実行中

手順⑤広告マネージャーを確認

キャンペーンを開始しておしまいではなく、広告が適切に運用されているかこまめにチェックすることも大切です。広告マネージャーでは、インプレッション数やコストなど随時確認することができます。

プロモアカウントインプレッション

【結果】Twitter広告で増えたフォロワー数は62人!

結論から言うと、12月18日11:50~12月19日01:40の約14時間で予算の10,000円を使い切り、52人フォロワーを増やすことができました。

【スタート】12月18日AM11:50/フォロワー938
【終  了】12月19日AM01:40/フォロワー990

もうちょっとで1000人だったのに・・・と悔しがっていたら社長が「もう少し追加してみていいよ」と言ってくれたのでお言葉に甘えて2,000円追加!

最終結果

最終的に総予算12,000円を使い、最終的に以下の結果になりました。

【インプレッション数 :32,668】
【フォロワー増加数  :62】
【1フォロワー獲得CPA:193.55円】

「残高なし」と表示され広告は停止されますが、プロモアカウント効果なのか翌日もじわじわとフォロワーが伸び1015人までフォロワーが伸びました!

Twitter広告で実際にわたしがやってしまった失敗

ここまでTwitter広告の手順と結果をお伝えしましたが、何事もなくこんなにスムーズにいくわけがなく・・・。実は、一番最初の金額設定でやらかしてしまったのです。

Twitter広告金額設定

上の画像を見てお気づきでしょうか?そうです。1万ドルになってます。危うく100万円使ってしまうところでした。

本来「JPY」となっていれば1万円なのですが「USD」になっているのに気づかず・・・。今回はダブルチェックをしていたため早い段階で気づき、すぐに訂正。ダブルチェックの重要性を身をもって知りました。

今思い出しても冷や汗が・・・。

Twitterのアカウント設定で「国=日本」「言語=日本語」となっていれば自動的に「JPY」になります。こんな初歩的なミス滅多にないですが、Twitter広告を始める前に自分のアカウントをチェックしておくことをおすすめします。

Twitter広告は誰でもできる!効果を上げるには何度も検証するべし

画像15

Twitter広告について調べてnoteにまとめていたときは「なんだかややこしいな。難しそうだな。」と思っていたのですが、実際にやってみると設定自体は意外と簡単なことに驚きました。

誰でも始められることがメリットのTwitter広告ですが、より高い効果を得るためには何度も試して検証する必要があります。私も開始前の目標はコストパーフォローを100円切ることでしたが、達成することができなかったのでまだまだ改善が必要です。

今回はプロモアカウントのみでしたが、プロモアカウントとプロモツイートを合わせて運用すると相乗効果でフォロワー数もエンゲージメント数もアップするようなので、また挑戦してみたいと思います。

さいごに

Twitter広告の存在を知ってから、これまで疑問だった「なんでこの人こんなにいいねもらってるんだろう?」が解決してとてもスッキリしました!

さらに実際に自分でやってみることで「知識」としてではなく「経験」として残すことができ、また一つステップアップできた気がします。

公式や企業アカウントだけでなく、個人でも効果があることが今回わかったのでより効果的な運用方法を突き詰めていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^.^)

画像14


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?