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Twitter広告の効果的な方法とは?やり方、費用、メリット、手順を徹底解説

こんにちは!ガレージファクトリーの七瀬です!

私はnoteの他にTwitterもやっているのですが、Twitterユーザーならばこんな疑問を抱いたことはありませんか?

なんでこの人こんなにいいねされてるんだろ?

「今日からTwitter始めました!みなさんよろしくお願いします!」とつぶやいただけなのに、すごいいいね数がついてる方いますよね(私なんて4いいねでしたよ)。

なんでだろう?何が違うんだろ?私のやり方悪いのか?と思い社長に質問してみたことろ「それね、Twitter広告だよ!」と。Twitter広告!?お恥ずかしいことにTwitter広告とういう存在を始めて知りました。そこでTwitter広告について調べてみることにしました。

Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや検索結果に広告を掲載することができるサービスのことです。アカウントのフォロワー獲得やいいね数の獲得など目的別に取り入れることができ、効率良くパフォーマンスの高い広告展開ができます。

今回はTwitter広告って何?という方、Twitter広告を始めてみたい方、効果的な運用方法を知りたい方向けにTwitter広告の費用やメリット、手順などを詳しく解説していきます!

|Twitter広告とは?

Twitter広告は、Twitterのタイムラインや検索結果に出すことができる広告のことです。ユーザーの興味・関心、ツイートや検索に用いるキーワードなど、あらゆるターゲットに向けて広告を配信することができます。

Twitter広告の最大の特徴は「ターゲティング」と「二次拡散」

Twitterは自身のフォロワーやツイートなど、その人の興味・関心が明確に表れる(私のTwitterであれば「広報」「子育て」「漫画」など)。そういったユーザーをターゲティングする精度が高いためピンポイントで狙うことができるのです。

また、Twitterにはリツイートによる『二次拡散』のメリットがあります。
Twitter広告もオーガニックツイート(非広告)と同様にリツイートやいいねをすることが可能で、配信された広告がいいねやリツイートされることで、その広告に反応したユーザーのフォロワーにも広がっていきます。さらにリツイートされた広告は料金が発生しないため、拡散すればするほど予算以上の広がりが生まれます。

Twitterユーザーは“今”起こった出来事・興味・関心・欲しい物・買った物・思ったことをリアルタイムにつぶやいています。そのためTwitterには他のSNSにはない『即効性』もあります。

【ターゲットを絞る】➡【二次拡散でどんどん広がる】➡【広がりの効果がすぐに表れる】

これがTwitter広告の特徴です。

|Twitter広告メニューは3種類

プロモツイート

Twitterの広告メニューは3種類
・プロモアカウント
・プロモトレンド
・プロモツイート

Twitter広告には3つのメニューがあり、それぞれ形式や表示される場所が異なります。広告の目的によって使い分けるのが賢いやり方です◎

1.プロモツイート

プロモツイートは主にタイムラインに表示されるTwitter広告で、投稿の閲覧数を伸ばしたり、投稿に対するクリック数、いいね、リツイートなどの反応数を増やす目的でおこないます。

全てのツイートに「プロモーション」というタグがつきますが、それ以外は一般ユーザーのツイートと同じで、リプライやいいね、リツイートをすることができます。

先ほどお話したリツイートによる二次拡散によって、高い認知拡大効果が期待できます。

2.プロモアカウント

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プロモアカウントは、自社アカウントのプロモーションやフォロワーの獲得に適したTwitter広告です。

ユーザーの興味関心や特定のTwitterアカウントなどターゲティングしたユーザーに対してプロモーションできます。プロモアカウントは「おすすめユーザー」やアカウント検索画面、アプリのタイムラインに表示されます(“Promoted”というラベルが付けられ区別できるようになっている)。

3.プロモトレンド

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プロモトレンドは24時間の表示で、タイムラインの「おすすめ」の2つ目や「トレンド」の一番上に表示されるTwitter広告で、大きいキャンペーンやイベントを宣伝する目的で使用されます。

プロモアカウントには「〇〇によるプロモーション」というタグがつき、〇〇の部分にはプロモーションをしているアカウント名が入ります。

|Twitter広告費用は3つの入札方法から成る「課金方式」

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Twitterに広告を出稿する際の広告費用は課金方式です。基本的に何らかのアクションが起こった時に課金されるシステムで、その対象アクションは広告を出稿する時に設定することができます。

具体的には、いいねやフォロワー獲得、動画が再生される、リンクがクリックされリンク先にユーザーが訪問するなどのアクションを行った時です。

プロモトレンドは、一回当たりの出稿で国によって出稿料が決まっていますが、プロモツイートやプロモアカウントでは、入札形式で費用を決めます。入札形式は3種類あり、予算や目的別に自由に設定することが可能です。

【自動入札】
広告の目的や予算を設定し、それをもとにTwitterが自動的に一番効率の良い入札額を算出してくれる入札方法。
【上限入札単価】
広告主が自分でアクション1回に支払う上限額を入力する入札方法。
【目標入札単価】
1回のアクションに対して金額を設定し、1日の合計支払い金額を平均するとその金額になるべく近づくようにTwitterが自動的に調整する入札方法。

上限入札単価や最終的な費用の目標額を決めることができ、予算内で広告が出せる仕組みとなっています。1000円からでも始めることができるので初心者でも取り入れやすいのも特徴です。

|Twitter広告の手順

Twitter広告のメニューや費用がわかったところで、Twitter広告の手順についてお話していきます。

■STEP1 Twitter広告アカウントの作成

当たり前ですが、Twitter広告を始めるには使用するアカウントが必要です。すでに持っている人はそのアカウントを使用し、まだの方はアカウントを作成しましょう。

ログイン後「Twitter広告」に移動するか、ホーム画面から【もっと見る】→【Twitter広告】でも移動することができます。

Twitter広告①

Twitter広告②

Twitter広告のページに移動した後は「Twitter広告を設定する」を選択します。もう一つの「オートプロモートを設定する」は、月額9,900円で継続的に広告を配信するプランのことです。

住んでいる国とタイムゾーンを選択後「広告キャンペーンの目的」を設定する画面に移り、右上の【アカウント名】→【クレジットカードの追加】をクリックし、以下の項目に進みます。

①「ビジネス」か「個人」かを選択(ビジネスの場合は社名など必要事項も入力)
②「消費税IDの有無」「広告代理店かどうか」のどちらも「いいえ」を選択
③クレジットカードの登録
④「Twitter広告利用規約」を一読し、同意するをチェック、保存

■STEP2  キャンペーンを作成する

キャンペーン

Twitter広告には目的別に「キャンペーン」を設定します。広告キャンペーンによって、効果や課金内容も変わってくるので、最も適切なキャンペーンを選ぶようにしましょう。

【Twitter広告キャンペーンの目的一覧】
・ブランドの認知向上
・ツイートのエンゲージメント
・動画の再生数
・フォロワー
・ウェブサイトへの誘導数
・アプリインストール数
・アプリの起動回数
・インストリーム動画再生数
・プロモビデオ再生数

①ブランド認知度向上「リーチ」

ターゲティングしたユーザーにプロモツイートを表示させ、ブランドの認知度向上に最も効果的なキャンペーンで、ツイートインプレッションに対してのみ課金されます。

②ツイートのエンゲージメント

ツイートに対してのエンゲージメント獲得を目的としたキャンペーンです。エンゲージメント数に対して課金されます。リツイートやいいね数の獲得
、情報の拡散などの効果が期待されます。

③動画の再生数/プレロール再生数

「動画の再生数」はユーザーに動画を見てもらえるよう促すキャンペーンで、動画再生後の話題性や動画を見た後のフォロワー増加が期待されます。

動画の再生数やプレロール再生数に応じて課金されます。

④フォロワー数

フォロワー獲得を目的としたキャンペーンで、獲得したフォロワー数に対して課金されます。

⑤ウェブサイトの誘導数

ウェブサイトへ誘導し、コンバージョンを獲得するためのキャンペーンです。広告、もしくは広告のリンクのクリックに対して課金されます。

ウェブサイト訪問数の増加やオンラインでの商品購入増加の効果があります。

⑥アプリのインストール数/起動回数

Twitterユーザーにアプリのインストールを促したり、すでにインストール済みのユーザーにはアプリの起動を促すキャンペーンです。アプリインストールページへのリンクをクリックしたとき又はアプリをインストールした際に課金されます。

■STEP3 キャンペーン詳細の設定

キャンペーン選択後は、詳細を設定していきます。設定項目は以下の4つです。

・キャンペーン名
・日別予算
・総予算
・開始日時

キャンペーンの名称は何でもOK。もし今後、複数のTwitter広告を行う場合は区別して管理できるような名前を設定しましょう。

予算に関しては「1日の予算」「全体の総予算」を設定することができ、日別予算・総予算で設定した金額を超えて広告が配信されることはありません。総予算は任意入力ですが、想定外の請求を避けるためにも設定した方が良いです。

また、予算の詳細設定から、「標準配信」「集中化配信」を選択することができます。集中化配信は、設定金額内で可能な限り広告を配信するため、時間に制約のあるイベントなどのキャンペーンに有効です。それ以外は、1日を通して均等になるように配信する標準配信を選びましょう。

開始日・終了日は、月ごとに予算を管理したい場合や特定の期間のみ配信したい場合などに合わせて設定します。

■STEP4 広告グループを作成する

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広告グループでは、入札やターゲティングなど広告配信に関わる内容を設定します。広告グループで設定する項目は以下です。

・広告グループ名
・期間
・総予算
・入札タイプ
・入札額

1つのキャンペーンには1つの広告グループまたは複数の広告グループを作成することも可能です。配信内容に応じて複数作成するのが一般的なので、どのような配信設定であるかひと目で区別できるような名前をつけた方が管理がしやすくなります。

Twitter広告の価格は、オークション形式のシステムで決定します。競合他社の予算・入札額・掲載している広告によって価格は変動するので注意してください。また、広告グループはキャンペーンの中に存在するため、どのような期間や予算を設定しても、キャンペーンで設定した期間や予算を超えることはありません。

入札形式は「自動入札」「目標コスト」「上限入札単価」から選べます。初心者は「自動入札」がおすすめですが、単価が高くなりがちなので単価を指定できる「目標コスト」か「上限入札単価」を選びましょう。

■STEP4 ターゲティングを設定する

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Twitter広告には、大きく分けて9種類のターゲティング機能を利用することができます。

・言語ターゲティング
・性別ターゲティング
・地域ターゲティング
・インタレストターゲティング
・フォロワーターゲティング
・端末ターゲティング
・行動ターゲティング
・テイラードオーディエンスターゲティング
・キーワードターゲティング

①言語・性別・言語ターゲティング

指定した言語を利用しているユーザー、全ての性別または男女別、ユーザーの所在地を指定したターゲティングをすることができます。

言語はTwitterのプロフィールや使用している言語から判断され、地域は国はもちろん地域によってはさらに細かく絞ることができます。

③インタレストターゲティング

インタレストターゲティングとは、ユーザーの興味関心を25種類のカテゴリーと350種類ものサブトピックから指定して配信するターゲティングです。該当するトピックに興味関心をもつユーザーを広くターゲティングすることができます。

④フォロワーターゲティング

フォロワーターゲティングは、特定アカウントをフォローしているユーザーおよび似たユーザーに配信するターゲティングです。

指定するユーザーは複数登録が可能なので、広告との関連性が強いユーザーを選ぶようにしましょう。

⑤端末ターゲティング

端末ターゲティングは、Twitterにログインしている端末情報を指定して配信することができます。

OSのバージョン、端末の種類、Wi-Fi接続状況、携帯電話会社、新しい端末

端末ターゲティングで特徴的なのが「新しい端末」です。新たに端末を購入したユーザーは新しいアプリやサービスに関心を持ちやすいため、該当するプロモーションを実施する際には、かなり有効的です。

⑥行動ターゲティング

行動ターゲティングは、検索キーワードやネットショッピング履歴など、Twitter外での行動を元にターゲットを絞ります。

どんなブランドやイベントに興味があるのか、ライフスタイルや家族構成など様々な行動カテゴリーがあり、関連する商品やサービスのプロモーションに適しています。

⑦テイラードオーディエンスターゲティング

テイラードオーディエンスターゲティングとは、ウェブサイトの訪問者リストや顧客リストを使って行うターゲティングです。

⑧キーワードターゲティング

行動ターゲティングがTwitter外だったのに対して、キーワードターゲティングは、Twitter内でタイムラインや検索に使用されたキーワードを指定して広告を配信できるターゲティングです。

Twitterの最大の特徴である「今」をつぶやくユーザーが多いため、キーワードを指定して配信することでリアルタイムでアプローチができます。

■STEP4 クリエイティブを作成する

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最後にクリエイティブの作成を行います。広告として使用するツイートを決めるのですが「新規ツイートを作成する」「既存のオーガニックツイートを使用する」の2パターンがあります。

広告用ツイートは、広告キャンペーンでターゲティングしたTwitterユーザーのみに表示されます。そのため、広告したいツイートをフォロワーに表示したくないときなどは新規ツイートを作成することをおすすめします。

Twitter広告用ツイートを新規作成する場合

新しくツイートを作成する場合は「ツイートを作成ボタン」をクリックし、ツイートを作成。「広告用」にチェックが入っていることを確認してからツイートすれば完了です!

既存のツイートを使用する場合

過去につぶやいたオーガニックツイートを使用する場合は、リストから使用したいツイートを選択します(複数選択可)。

全ての設定が完了したら「キャンペーン開始」をクリック。新たに広告グループを追加したい場合は「新しい広告グループを追加」をクリックして複数追加することができます。

■STEP6 レポートを確認する

広告を配信したら終了ではなく、キャンペーン開始後はTwitter広告の画面からインプレッション、利用金額、成果など数字やグラフで確認できます。

確認したい期間やターゲティングの属性ごとにレポートを見ることができるので、改善点や成果が出ているのかを把握し、今後のプロモーションに活用していきましょう。

|Twitter広告の効果を高める3つのポイント

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①ターゲットを10~30代前半男女に絞る

Twitterのユーザー数は全世界で約3億2,800万人、日本国内は約4,500万人で、その中でも若年層(10~20代)は50%前後の利用率となっています。

そのためプロモーションの効果をより発揮するには、Twitterのコアユーザーである10代~30代前半をターゲットにすることが重要です。

②共感されやすいクリエイティブを作成する

Twitter広告の特徴でもある「二次拡散」を最大限に生かすために、リツイートを狙って共感されやすいクリエイティブを作成しましょう。

ニュースやタイムリーな情報・お得な情報・お役立ち情報・ユーモアがあるネタ・写真や動画・数字が明確などといったポイントをおさえたものがリツイートされやすいです。

広告として配信したツイートが他のユーザーによってリツイートされた場合、リツイート先で起こったアクションには費用が発生しません。リツイートされればされるほど、低コストでより成果を上げることができます。

【重要】ユーザーの目を引く強力なクリエイティブを用い、わかりやすいアクション誘導(CTA)ボタンを配置したキャンペーンと、そうでないキャンペーンでは、パフォーマンスにかなりの差が出ます。どうしたら良いか分からないときは「3R」つまり、Resonance(ツイートの内容は共感を呼ぶものか)、Relevance(対象のオーディエンスの興味関心に関連しているか)、Recency(最新の情報か)を心がけましょう。 引用|Twitter

③レポートは毎日確認する

Twitter広告は日々の配信結果を確認しながら運用する広告です。特に広告配信開始直後は、予算消化など想定どおりに配信が進んでいるかこまめにチェックしましょう。

毎日チェックしていれば、万が一広告配信事故が起こったとしても、被害を最小限にとどめることができます。また、複数のキャンペーンやクリエイティブを設定している場合、比較しながら良いものだけを選定し、絞って広告配信を行うことも可能です。

さいごに

今回はTwitter広告について解説しました。ブランド認知向上、Webサイトへの誘導、エンゲージメント向上など、工夫すれば費用以上の効果を上げられるのがTwitter広告のメリットです。

私自身知らないことばかりだったので、この記事を書きながら勉強になることがたくさん!広告と聞いて難しいかな?と思ってましたが、ポイントをおさえれば初心者でも始めやすいと感じました。

個人でフォロワーを増やしたいという人でも、予算1,000円からはじめられるので経験として試してみるのもいいかもしれないですね。

Twitter広告の手順やポイントを抑えて、効果的なTwitter広告運用を目指しましょう!私もやってみようかな?(^.^)

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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