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わたしが広報を担当した1年間の記録|ガレージファクトリー

こんにちは!ガレージファクトリーの七瀬です。

2021年10月で私がガレージファクトリーの広報を担当して1年が経ちました!おそらく私の人生で一番早い1年間だったと思います。

広報の仕事は会社によって色々違い、toCやtoBでもやり方が大きく異なります。

ガレージファクトリーは2020年7月に設立。そこから3ヵ月目で私がジョインしました。

1期目で広報をおく会社は前例がないのではないかと思います。しかも、社長・副社長で会社を設立して3人目として私が入社した異例づくしです(笑)

今回このnoteには、私が何度も頭から煙が出た1年間の振り返りを記録したいと思います。

広報を担当してからぶち当たった壁

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私は広報未経験だったので、広報の本を読み漁り「広報とは何か」の勉強を最初にはじめました。

今だからわかったことですが、色々な本を読んで思ったんです。

「これ、今のうちができることじゃない」

プレスリリース、メディアリレーションや社内広報、社外広報・・・。今ガレージファクトリーに必要なことはこれじゃない。

社長はデジタルマーケティングを担当。副社長は動画制作を担当。各々自分で仕事をとって自分で仕事をするスタイルの中、「じゃあ私が広報としてできることは何?」という壁にぶつかりました。

会社の基盤も固まっていない、ネタもない段階でプレスリリースなんて書けませんし、メディアアプローチなどまだまだ先。

他社の広報さんとお話する場に何度も参加しましたが、「コロナの影響でメディアさんとの関係性をどうしているか」「プレスリリースはどのくらいのペースで打っているか」「会社が広報について理解してくれない」など明らかに悩みが違ったんです。

「他社の広報さんはこういう仕事をしているのに、私は全然広報らしいことしていない」

これに気付いたときに、やっぱり1期目の会社に広報はいらないんじゃないかとも考えたことがあります。

しかし、悩んでも今のガレファクで、できないものはできない。じゃあ私は広報として何をすればいいのか。

広報に正解がないのは理解していたものの、答えがないまま迷走状態がしばらく続き、「これでいいのか?大丈夫なのか?」と完全に迷子になっていました。

知られていない会社は「存在しない」も同然

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広報を担当した当初からずっと頭の片隅にある言葉があります。それが、「知られていない会社は存在しないのと同じ」

ゆくゆくは広報らしい仕事もやっていくだろうと考えてはいましたが、「今会社のために何ができるのか」と考えたときに、やはり一番はガレージファクトリーの存在を知ってもらうこと。

難しいことはさておき、まずは発信し続け「ガレージファクトリー」という名を1人でも多くの人の目に止まるように動くことが一番最適なのではないかと考え、私のTwitterを通してガレファクの存在を知ってもらえたらという想いで毎日Twitterを運用しています。

私が考える「広報」という仕事

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「広報」と聞くとプレスリリース、メディアリレーション、取材など煌びやかなイメージがあると思います。私も1年前はそうでした。でも実際は地道な作業が多く、いかに多く種を蒔くかが大切なのではないかと思います。

種をたくさん蒔いたとしても、全て芽が出るわけじゃない。芽が出てから初めて「あの時これをやっておいてよかった」と後から気づくことが圧倒的に多い。

そのため、「とりあえずやってみる精神」はとても重要です。

迷っているならやってみる。ダメだったらまた別の案を考えればいいですし、失敗も1つのデータ・経験と思えば大きな糧。

会社も立ち上げたばかりで、私も広報未経験。できそうなこと・やりたいことを試していき、どの手法が一番合っているのか確認作業を行うしかありません。

前例がない、何もわからないことに不安や孤独でいっぱいだった時期もありましたが、今では「前例がないなら自分で作ればいい」と自由に進められることにむしろやりがいを感じています。

何より「これやりたいです!」と提案してNGが出たことがないんです。広報というポジションは1人ですが、私は勝手に「全員広報」だと考えながら、あれどうかな、これやりたいなと妄想しています。

他の人と比べない。自分のペースを守る。

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1人広報が故に、どうしても他社の広報さんと比べてしまう自分もいて、「〇〇〇に掲載されました」「プレスリリース配信しました」←このツイートを見るたびに焦る焦る!

周りがやっているなら私もやらなきゃと1人で焦っちゃんですよね。

でも、「うちにはうちのペースがある。今はそのフェーズじゃないだけ」とわかるようになってから気持ちがスッと楽になりました。

「広報=〇〇」なんてない。色んな手法があるわけだからガレファクの広報術をつくっていけばいいんだとわかったんです。

そのために必要なことは、自分の頭の引き出しを増やすこと。まだまだ知識も経験もたりないので、経験はこれから。知識は常にインプットして、頭の引き出しを増やしていきたいなと思っています。

よーいドン!と言われたときにすぐに走れるかどうかは、日ごろの準備が重要ですよね。

自分のペースでと言いつつやはりメディアには載りたいので(笑)

来たるべき日にすぐ動けるように今からしっかり準備したいと思います!

この1年間で嬉しかったこと

大変なこともありましたが、もちろん嬉しかったこともたくさんあります!飛んで跳ねて喜んだことが、PRマガジンさんからの取材新しいオフィスへの移転です。

Twitter経由でPRマガジンさんの座談会に参加

広報として最初にお願いされたことがTwitterとこのnote。

会社を知ってもらうことはもちろんですが、まずは私のことを知ってもらいファンになってもらうことを目的にはじめました。

1年前は未経験広報として仕事に関する発信や、ワーママの日常の2つをメインにしていましたが、今では8割日常のつぶやきになってしまい、こんなはずじゃなかったのに状態です(笑)

しかし、おかげさまでTwitterのフォロワーは6000人を超え、自分でもビックリするほど大きなアカウントになりました。

Twitterを通して取材をいただいたり、弊社のサイトをみて問い合わせをいただいたりとTwitterでの広報活動は本当に大きかったです。

その中でも、SNSでの広報活動に注目していただきPRマガジンさんから取材をいただいたときはすごく嬉しかったです!!!!

実は、仕事を始めたときから日々思ったこと・感じたことをメモしているのですが、その中に

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2020年11月6日「PRマガジンに取材されたい」と書いてるんです!!

なので、お話をいただいたときは本当に本当に本当に嬉しくて…冗談ではなく飛んで跳ねて喜びました!

もちろん社長への取材や会社への取材も全て嬉しいです。でも、私の広報活動を見ていただき、そこにスポットをあててこうして記事にしていただくことは初めてだったのですごくすごく嬉しかったです。「たくさん悩んだけど間違ってなかったんだな」と確信を持てた出来事でした。

待ちに待った念願のオフィス

2020年4月に念願のオフィスがー!といっても極狭のレンタルオフィス。

6畳くらいしかありません(笑)

それでも自分たちだけのスペースで対面で仕事ができるありがたみを感じました。

いつか「あの狭いオフィスからはじまったのが懐かしいね」なんて話しながらひろーーーいオフィスで写真を撮るのが夢です!!

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いつもここで作業をしています。

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前が副社長、一番奥が社長スペース。

この1年で変わったこと

広報を担当して1年たち、やっとこの仕事に慣れてきたなと感じます。

極度のあがり症で上手く話せなかったのですが、今では広報さんと楽しくて情報交換ができたり、やりたいと思ったことを社長に提案する際に「ダメって言われても絶対押し切ろう」と反論まで考えるようになりました(笑)

以前は「未経験のくせにこんなこと言ったら生意気だ」とか、「一番下なのに意見なんて」と思っていましたが、超スタートアップはそれだとダメなんです。

どんなに言いにくくても、立場など関係なく「言いたいことはハッキリ言う」会社のためを想って意見はきっちり伝えるようにしています。

さいごに

今回は、私が広報を担当した1年間を記録しました。

ゼロイチで何かをつくることは本当に大変です。1期目の会社に広報など前例がないので、なおさら今できることをやるしかない。

まだまだ課題も山積みで、これからやらなきゃいけないこともたくさんあります。おそらくその度にまた悩むと思いますが、それも経験のうち。

「私ならできる。やればできる子。」と自分を信じて、ポジティブをフル活用して頑張りたいと思います(笑)

また来年、再来年と自分が大きく成長できてたらいいな。そのときにはきっとメンバーも増え、広報チームができてたり・・・。いや作ります。絶対作る!チーム七瀬を作ります。

この1年間、広報さんやTwitter経由で出会った方々、本当にありがとうございました!私が、今楽しくこの仕事をできているのは会社の人や周りのサポートがあっての結果です。

これからも全力で頑張っていきますので、ガレージファクトリーをどうぞよろしくお願いいたします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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