Twitterプチ炎上で大反省。ビジネスアカウントで身につけておきたいポジティブ変換
こんにちは!ガレージファクトリーの七瀬です!
2020年10月からTwitterの運用をはじめ、2年半の間にたくさんの方と繋がることができたのはもちろん、お仕事の依頼や取材、セミナー登壇などTwitterをやっていたからこそ貴重な機会をいただくことができました(ありがとうございます!)
私の中でTwitterは仕事として、生活の一部として欠かせないものになっています。
しかし、良いことばかりではありませんでした。
批判的なリプや引用RT、”会社の名前を出して運用する”ことへの意識の低さから自分のツイートが意図しない方向に捉えられ、さらにその投稿が拡散されてしまったこともあります。
その時に、人によって捉え方が違う。たかがTwitterされどTwitter。言葉の使い方ひとつでいくつもの捉え方が生まれてしまいます。ツイート一つ、言葉一つ気をつけなければならないと改めて思いました。
今回は、今まで発信してきたTwitter運用ノウハウとは違う、私がプチ炎上した出来事をお話します。
このプチ炎上をきっかけに私がTwitterで意識しはじめた「ポジティブ変換」についても解説しますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
思ってもいない方向にツイートが拡散されプチ炎上
(※該当のツイートはすでに削除しています)
以前、Twitterのトレンドに「セクハラ」が入っており、気になったので詳細を見てみると、とある会社で上司が女性社員に「髪型変えた?」と言ったところ、この発言がセクハラにあたると女性側がツイートしたことで、Twitterでは「そんなことでセクハラになるのか!?」と騒動になりました。
私もこの一連の流れを見た時はなぜこれだけでセクハラになるの?と疑問に感じましたが、「髪型変えた?」と聞いたことが問題なのではなく、日頃からこの上司と女性の関係性が良くなかったことが原因なのではないかと考えました。
仲が良い人や、関係性ができている間柄であれば問題ないことでも、普段から関係性が良くなく(ハッキリ言うと嫌われていたら)ちょっとした発言も「嫌だ」と感じセクハラになってしまう。
そう思ったのもあり「セクハラって何を言ったかよりも、誰に言われたかよね」と思ったことをそのままツイートしたのですが、このツイートがプチ炎上。
「普段からのコミュニケーションや関係性が大事ですよねと」といった賛同する声もありましたが、「何を言ったかによってセクハラかどうか判断されるんだからこれは違う」「イケメンなら何を言ってもいいのか」など、様々な引用RTやリプがきました。
そんなつもりで言ったわけではないのに!と思ったのと同時に、「このツイートはこういう捉えられ方をしてしまうんだ」という気づきにもなり、改めてTwitterの運用方法や投稿内容について考え直すキッカケになりました。
プチ炎上をきっかけに学んだこと
私の場合「広報 七瀬を知ってもらい、その先にある会社を知ってもらう」認知度拡大のためにTwitterで広報活動をしています。
そのため、まずは私個人を知ってもららえるように日常のことを多めに発信していましたが、個人の見解とはいえ、思ったことをそのままツイートして良いわけではありません。
ツイート一つ、言葉一つで私がどう思われるか、私が所属する会社がどう思われるか、どういう印象・イメージの会社になってしまうのか。本来であれば ”発信したその先” まで考える必要があります。
個人運用しているアカウントですが、会社の名前を出し広報として運用している以上、会社としての発言ということも意識しなければなりません。会社の名前を出して発信することへの意識の低さや改めて「広報とは」と考えました。
会社がマイナスな印象になるくらいならTwitterはやらない方がいい。今まで以上に考えて運用しなければと猛反省した出来事です。
このことをきっかけに、私はネガティブなことも全て『ポジティブ変換』してツイートするように意識しました。
ネガティブな内容は”ポジティブ変換”
怒りや感情に任せてツイートしたり、思ったことをそのままツイートするのではなく、この投稿によって見た人がどう思うか、どういう反応をするか、投稿した先まで想像することが大切です。
ネガティブなツイートにはネガティブなリプが。尖ったツイートにはやはりそういうリプや引用RTがされやすく、自分が思ってもいなかった方向に拡散されやすい傾向があります。
悪口はもちろん、マイナスな印象になるようなツイートは全てプラス思考、ポジティブ変換し、モヤモヤする出来事があってもクスっと笑えるオチをつけたり、ネタにすることで、見た人がハッピーになるツイートを意識しています。
実際にポジティブ変換したツイートと共に解説します。
ポジティブ変換したツイートの例
1.電車内でモヤモヤした出来事を温かいエピソードに変えてツイート
このツイートは電車の中で投稿したのですが、通勤中、杖をついたお年寄りが乗車。寝ていたり、スマホを見ていたり、気づいていない人がほとんど。気づいていても誰も席を譲らなかったのです。
もちろん見た目だけでは判断できない事情もあります(体調不良など)それでも誰一人、席を譲らないのはいかがなものかと内心ワナワナしました。
「電車で杖をついたお年寄りが乗ってきたのに誰も席を譲らない」最初はこの状況をそのままツイートしようとしてましたが、これを見た人はあまり良い気持ちにならないよなと考え直しツイートを変更。私が妊娠中に席を譲ってもらったエピソードを投稿することにしました。
席を譲ってもらったエピソードの方が断然見た人が温かい気持ちになりますし、色々な人が乗車する電車だからこそスルーするのではなく、優しい空間になってほしいなという想いも込めています。
2.嫌なことを言われてもネタとしてツイート
このツイートは嫌だった出来事をツイートしましたが、それだけではただの愚痴になってしまうので、プロレスラー蝶野正洋さんが年末の特番で使用し有名になった「ガッデム(ちくしょう)」を拝借。
もし私が蝶野さんのように強そうな見た目だったら言われなかっただろうなと仮定して、「明日からは蝶野さんになりきって運転しよう。ガッデム!」と最後にオチをつけました。
キャッチーな言葉をつけると、ネタのように面白いと感じてもらえる傾向があり、日常的に使いやすいので、色々な言葉を付け加えてツイートしています。
Twitterは「どう見られているか」まで考えて運用
プチ炎上した出来事をきっかけに「このツイートを投稿したら見た人はどう思うのか」「どういう風に捉えられるのか」ここを考えて運用するようになりました。
自分だけでなく、会社の名前を出して運用している以上、私だけの問題ではありません。
「デジタルタトゥー」という言葉があるように、悪いことは半永久的にネット上に残るため、個人の発言だからと軽く考えず常に「どう見られているか」を意識することが重要。
もちろん、悪いことだけではなく良いことも残るため、日々のツイートがそのまま自分や会社のイメージになることを考えながら運用しています。
プチ炎上した出来事によって、今後のTwitter運用をどうしていくか、言葉や表現など細かい部分も気をつけなければと気づくことができたので結果、良いキッカケになりました。
さいごに
Twitterを運用してきて良かったことばかりではなく、失敗もたくさんしてきました。
たかがツイート一つですが、SNSの中でTwitterほど拡散力が強いものはありません。
そのため見た人が「どう捉えるか」「どう拡散するか」「自分や会社にどういうイメージを持つのか」毎日運用しているので忘れがちですが、ここを意識しながら運用することが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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