1「君と友になる為には7つの条件が重なった時だけ 〜星の砂編〜」④
私の中から沢山の負の感情が消えたなんて。
『今の私でもチャレンジできるかな?』
そう思える事が多くなった。
何よりも、本当にチャレンジして評価を得る事も、後に出てきた。
君は特に何も思ってないだろう。
イベントの日、同じく1人だった私に声をかけただけ。
ね? きっと、そうでしょう?
君の存在が、当時小さな世界で生きていた私に、どれだけの可能性を教えてくれたか。
まるで、浜辺に存在する『星の砂』のように。
光輝いていたのに、どこかで拾わない理由を探していた。
逃げていたのかな…変わる事を。恐れていたのかな…グレーゾーンを。
自分の中で決めつけてしまえば楽だって、
記憶を過去に向かって歩けば歩くほど、そんな気がしてならなくて。
出会わなかったらきっと私は、まだ殻を破れていなかった。
これから詳しく書くよ。
その前にひと言だけ…。
君に出会えて本当に良かった。
(*1)閉所恐怖症…閉じ込められた空間や窓の無い狭い空間に恐怖を感じる。不安が強く、
すぐに逃げられない場所を避けたがる。日常生活に支障が出ると、病気と判断されてしまう。