SDGsについて、化粧品会社で学んでみた話①
こんにちは!佐藤七海です。
年明け前ですが、我が家では餅つきをして、お雑煮をたくさん食べてきた今日この頃です。
なぜSDGsについて書くのか。
12月に東京ビッグサイトの展示会に行ったとき、SDGsに関係する出展ブースエリアがありました。私のインターンシップ先の会社もSDGsに関係する出展ブースエリアに出展しており、ブースでは来場者にSDGsについて説明する機会がありました。そのとき、多くの人がSDGsという単語を知ってはいても、具体的な取り組み方については自分の言葉では説明できないことを知りました。
また、テレビで「SDGs Week」等が放送されていますが、どうしてテレビ等で放送されている取り組みがSDGsであるのかについては、説明が少ないことが多いと思います。
そこで、私がSDGsについて知っていることを伝えたいと思いました。
SDGsについて
SDGsは、持続的な開発目標(Sustainable Development Goals)の略ですが、キーポイントは、“持続的な”開発目標です。“持続的な”、ここが重要です。
教科書的に言えば、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。SDGsのロゴや17のゴールのアイコンは、工事現場の壁等でも見かけることができます。
Question:本当にSDGs?
社長:「SDGsについて何か知ってる?」
私:「SDGsって、ストローをプラスティック製から紙製に変えたとか、そういう話ですよね?」
これは、私が長期インターンシップを始めた初日の会話です。当時は、パッと思いつくSDGsの具体的な取り組みと言えば、大手チェーンのストローが紙製になったことぐらいでした。
それでは、紙製のストローを使えば、あるいは、企業がストローを紙製に切り替えれば、SDGsなのか?
ここで、“持続可能性”がキーワードになります。社長とお話をしている中で気が付いたことですが、紙製のストローを使うペースがその紙の原材料となる木が育つスピードを上回ることなく、かつ、ごみとして処分されるときに環境への負荷が少ないならば、SDGsと言えるのではないかということです。結局、チェーン店のごみ箱の燃えるゴミと燃えないゴミが同じ袋に入っているならば、紙製のストローも燃やしているわけで。 “持続可能性”を考えると、「紙製のストローだからSDGsだ!」とは単純に言えないかもしれません。SDGsではないのに安易にSDGsを打ち出すのは良くないと思いますが、ただ私はSDGsという考え方が広まっていることで、誰もが生きやすい社会を目指す、という取り組みが進めやすいと思っています。
現在は、長期インターンシップ先の会社で1年以上SDGs事業に関わらせてもらったこともあって、1年前ぐらいと比べると、ある程度人に説明できるぐらいには分かるようになりました。
今回は、SDGsの簡単な説明で終わってしまったので、詳しくは次回にします。
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