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【トビタテ留学Japan】16期生の合格体験記㊙️丸わかり〜ド詳細に大公開〜

はじめに

 財政面で厳しいから留学に行けない…という人達!!本当に、諦めないで欲しい。これが私が一番伝えたいことです。
 はじめまして。私は、今回トビタテ留学16期生(2024年度)ダイバーシティコースに採用していただいた大学生のナナミンです。
 私は、2024年9月~2025年5月末(秋・春学期)まで、フィンランドのオウル大学教育心理学部に留学し、その後約2,3か月間現地で実践活動をしてきます。

 簡単に、出願する前までの私の状況を説明すると、「そもそもトビタテ留学のことをよくわかっていない」「ギリギリ家計基準を超えてしまっているが、奨学金がないと留学は厳しい」「渡航前、現地での活動、帰国後の一貫性が図れていない」こんな感じでした/(^o^)\
 しかし、そんな状態だった私でも、倍率7.0倍かつ約1割しか採用してもらえない枠に入ることができました。(後ほど詳しく記します)

 今回のNoteでは、私がトビタテに出願する前の状況~合格するまでの流れを、とっっっても細かく具体的に記します。1人でも多くの人に自分の可能性を信じて挑戦してもらいたいと思っているので全身全霊をかけて書きました。
 今、トビタテ留学だけでなく留学や奨学金に興味がある人には、是非読んで欲しいです。

 そして、もし質問やご相談のある人は、私のプロフィールにいくつかSNSのリンクを載せているので、いつでも気軽に連絡してください😊

そもそもトビタテとは?

 コロナ後から、第2ステージとして再スタートした文部科学省が取り組んでいる奨学金制度トビタテ留学JAPAN。留学を考えている人は誰もが一度は耳にしたことがあるのでは無いでしょうか?
 トビタテは、日本の高校/大学/大学院に所属している人たちが申し込むことができる給付型(返済不要)の奨学金制度です。文部科学省が「グローバル人材育成」の取り組みを強化するために始まった奨学金制度で、私達に給付される奨学金は、全て日本の民間企業様の支援金から成り立っています。
 応募時には、以下のようにコースが3つ分かれていて、自分の分野に合わせて選択することが出来ます。

イノベーターコース:自ら課題を設定し、解決に向けて独自の構想力を持って既存の枠組みを超えた新たな価値を提供しようとする0→1の留学計画
STEAMコース:日本、世界の社会解決のための技術革新や新産業創出の貢献するSTEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathmatics)領域における留学計画
ダイバーシティコース:専門領域における課題解決に取り組む留学計画、スポーツ、芸術、人文学、社会科学など多様な領域の留学計画

 トビタテの魅力は、留学の奨学金が貰えるだけで終わらないことです!!
 まずは、なんといっても幅広い人脈を作ることができます。同期だけでなく、これまでトビタテで留学をした先輩とのイベントや交流会が定期的に行われているため、自分の専門領域を超えて人脈を広げられることが魅力です。まだ私は留学前ですが、既に同期の16期生と繋がるイベントがあったり、これから壮行会や懇親会があったりと色んな交流会に参加できます。また、色々な専門領域を持って就職された先輩方とも繋がることが出来る為、就活にも有利という話も小耳に挟みました(笑)
 そして、私が大きく感じているメリットのもう1つは、領域は違えど高い志や目的を持った仲間と繋がることが出来るという点です。トビタテの選考過程はぶっちゃけ安易なものではありません。私自身、正直凄く苦戦しました。でも、だからこそ合格した人達の中に「海外の文化を実感したいから」「海外が憧れるから」「英語を話せるようになりたいから」という理由だけで留学を考えている人は1人も居ません。皆、その留学を通じて、何をしたいのか・何の為に留学をするのかがハッキリとしています。自分を高められて刺激を貰える仲間ができるというのはこれからの人生においても、とても大きな財産だと既に感じています!!

 より詳しくトビタテ留学の求めてい人材や活動について知りたい方は、以下の公式HPも見てみてください~。

出願するまで

 今回私は、上記の中でもダイバーシティコースで応募したため、そのコース内容に沿って書き記します。選考過程は1次審査(書類)と2次審査(面接)です。それぞれの過程を詳しく書いていきます~!!

 その前に…多くの奨学金には家計基準制度(家庭の収入が審査の基準)というものがあります。実はトビタテにもありまして…私は、決してとても裕福な家庭ではないし、奨学金が無いと留学は中々厳しいという経済状況でしたが、家計基準外(奨学金を貰える基準を超えている)でした(´;ω;`)ウッ…。

なんと、家計基準外だと
①貰える奨学金が少なくなる
(例)ヨーロッパ : 基準内…月々16万、基準外…月々6万
②合格率1割(下の写真参照)
という制約があるんです🥲

募集要項から抜粋

 それでも私は自分の可能性を試してみたいと思って、倍率も1番高いダイバーシティコースに挑むことにしました。(因みに、今年の倍率は以下の写真)

コースによって割と倍率も異なります

1次審査

 まずスケジュールとしては、12月から今年もトビタテの募集をするというメールが学校から届きました。私はそれまでは、トビタテを受けるつもりは正直全くありませんでした。しかし、募集要項を見て自分にも僅かながら可能性はあるのではないか?と思うようになり、挑戦することを決意しました。締め切りは2月中旬でした。
 応募する際は、学校を通じて手続きなどが行われ、全てオンラインからの申請でした。提出する書類は以下です。(それぞれの項目で、自分が出願した時の具体例を交えて書きます~。)
 当たり前かもしれませんが、分量は大体制限文字の9割は超えるように書きました!

①留学計画書の概要

・留学計画のタイトル(65文字以内)
・留学の目的、留学計画の達成目標及び概要(1000文字以内)
ー実践活動を含めること。また、本制度の応募するコースで自信が留学することの意義を含めること。

 トビタテの留学計画で重要なことは、点を1本の線にすることです。まず、これまでどのような活動を行って来たか。そして、現地(留学先)では原体験とその取り組みを活かして具体的に何をしたいのか。最後に、帰国後は現地で行ってきた活動を基に、どのように日本や世界に貢献するのか。
 上記の部分を定め、その自分の軸に対して一貫性を持つことが大切です。(逆にこれがちゃんと固まり、自分の専門領域に対する強い熱意と行動力の姿勢を見せることが出来たら合格できると思います。)

 1000文字の留学計画の順序は人それぞれだと思いますが、私は以下のようなまとめ方をしました。
① 一言で留学のテーマの目的(私の例 : フィンランドの教育を学び、人生の選択肢を拡げられる日本社会にするためである)
② そのテーマを設定するに至った背景、これまでの活動(私の例 : 中高生に対して学習支援に加え、キャリア講座企画を学校で実践する学習メンター + 具体例)
③ その活動を行う中での困難な経験(私の例 : 生徒からの批判的な声、周囲が就活中に休学をした経験)
④ 困難な経験を通じて自分なりに見つけた課題(私の例 : 無意識的に人生の選択が限られる現状)
⑤ 留学先を選んだ理由&実践活動を含めた現地での活動内容(私の例 : 現地の大学の教育学部に通う+ボランティア活動)
⑥ 帰国後の理想の姿、具体的な還元の仕方(私の例 : イベント企画、ワークショップ開催)

 私は最初、トビタテに申し込むまで「教育を学びたい」という想いはあったものの、教育の中でも何をテーマにして何を学びたいのか?が定まっていませんでした。つまり、上記に書いた一貫性がまとまっていませんでした。
 そのため、募集が開始された12月~2月の間で、教育と自分の繋がりの自己分析を滅茶苦茶行いました。自己分析のやり方は人それぞれだと思いますが、私はまずは「自分」と「教育」をそれぞれ軸にしたマインドマップ作成から行いました。

思ったことをひたすら言語化

 これ以外にも、これまで自分がしてきた活動の共通点やモチベーションポイントとなるものを洗い出しまくって、学校教育やフィンランドに関する本を出来る限り読み漁りました。
 そして、ようやく2月頭ら辺に「選択と自分軸」というキーワードが自分のテーマとなるというところまで持っていくことができました。

 そこからは、1000文字にまとめることに大苦戦でした😅書きたいことがあり過ぎて、どの部分を残して削るべきなのかを考えることに苦戦しました。
 また、教育をテーマにしている志願者は、他にも沢山いるはずです。そのため、似た留学計画にならないようにするために、独自性をいかに出せるか、もとても考えました。私の場合、フィンランドのSISU精神という考え方に着目をしたことが独自性を見い出すポイントになったかなと思います。

②受け入れ機関情報及びスケジュール

・希望している国
・留学の成果及びその測定方法の詳細(400文字以内)
・期待できる留学の成果の活用(500文字以内)

【希望している国】
 この項目では、現地で具体的にどこに行って何をするのかを400字程度で答えなければいけません。でも、安心してください!出願の時点で留学先が確定している人は殆どいません。実際私は2次審査が終わった2週間後ぐらいに現地の大学が決まりました(笑)
 また、トビタテ合格後も受け入れ機関の修正や変更は可能なので、この時点では、ある程度の予測で活動場所と内容を仮決めして書いたらOKです。
 私の場合は、フィンランドの大学(2つ出願したので、第2希望まで2つの大学を書きました)と、自然系のボランティア活動を受け入れ機関の候補として書きました。大学以外での実践活動を探すために、片っ端から教育に関する興味のあるフィンランドの色々な機関にメールを送りました。そして、最終的に(現時点では)自然のワークキャンプを行っているNGO団体とコンタクトが取れたため、そこでボランティア活動かつ運営を行う予定です。

【留学の成果及びその測定方法の詳細】
 この項目では、私は現在行っている活動に対して還元できることを書きました。具体的には、学習メンターの活動の中で、さらに講座企画を実施したり記事を作成したりするというものです。また、大学や他のコミュニティで留学を通じて得た学びを、講演などを通じて多くの人々に伝えていくといったことを書きました。
 他のトビタテ生の中には、卒論や研究論文を書く形を取ると記した人も居ました。この項目の重要度はそこまで高くないと思いますが、出来る限りイメージが湧く実現性の高いことを具体的に書くことが大切だと思います!

【期待できる留学の成果の活用】
 この項目では、留学計画の中に書いた「帰国後の活動」の部分をより詳しく書きました。私の場合は、イベント企画を行いたいという旨を書いていたため、誰と、どのようなイベントを誰に向けてしたいのか?それはなぜか?を、今考えている案に沿いながら書いたら案外500文字はアッという間にいきました!

③留学計画の実現可能性

・留学計画の実現のための具体的な取り組み(500文字以内)受け入れ機関との交渉状況や具体的に思考していることを記載

 ここでは上の【希望している国】で記した2つの機関での交渉状況を正直に記します。私の場合、Visiting studentというヨーロッパの一部の国で行われている独特な留学方法をするため、その記載と大学への出願状況を書きました。実際この時は、まだ大学は出願段階でも無かったため、出願/合否結果予定スケジュールと大学で学ぶことを軽く書きました。また、実践活動のワークキャンプ活動が具体的にどういったものなのか、いつ頃から運営に携わって活動する予定なのかを書きました。

④アンバサダー活動&エヴァンジェリスト活動

・「トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム」に対して自分が貢献できることとしてのアンバサダー活動&エヴァンジェリスト活動について(500文字以内)

アンバサダー活動:現地で日本の代表として、○○を広める活動(募集要項には、「現地で同世代のユースリーダーや活動領域に精通した方、世界のリーダー育成団体等と繋がりを持てることを期待」と書かれています)
エヴァンジェリスト活動:現地で学んだことを、日本の代表として日本に還元できる活動

 簡単に説明すると、こんな感じかなと思います。
 まずアンバサダー活動においては、教育には「マナー」が強く関わっていると思っており、「ビジネスマナー講座」というイベントを開いた経験があったことからも「日本のマナー」の部分を発信していきたいといったことを書きました。
 エヴァンジェリスト活動においては、現地で国を越えた同世代との繋がりは勿論、フィンランドで活動されている日本人大使の方ともコンタクトを持てたため、そのような繋がりを活かして日本とフィンランドの相互理解を図りながらSNS等を通じて発信していくといったことを記しました。

⑤自由記述欄

・A4サイズで2枚以内
・自分の考え、想いやアピールポイント等を文章以外にも図、画像などを用いて具体的に表現する
ー 留学によってどんな自分になりたいか
ー 困難を克服した経験、過去に困難に直面した時にどのように対応し、その経験から何を学んだのか
ー 留学を通じて得た成果を社会へどのように還元するか
ー その他自己アピールポイント

  ここでのポイントは、見やすく・分かり易く・自分らしさをアピールすることです。私が実際に提出した自由記述書です!内容はちょっと恥ずかしいので、モザイクかけます😂(基本は、上の必要最低限入れなきゃいけない点を抑えつつ、留学計画書には書ききれなかった自分のバイタリティ精神をアピールしたという感じです。)
 デザインを、良かったら参考にして貰えたら良いなと思います👀字の大きさは私は少し小さくなってしまったのですが…出来たら11pt以上がいいかなぁと思います。

 自由だからこそ、オリジナリティ感を出すためにポスターのような形をイメージして作成しました。
 この作成に、分量を減らしたり最終調整をしたりすのも含めて2週間ぐらい時間を掛けました😇

1次審査のまとめ

 いかがだったでしょうか?他の奨学金と比べても、出願に準備しなければいけないことが多く、
しっかりと一貫性や熱意を見せることがとても重要だということが分かっていただけると嬉しいです。
 なので、遅くても1ヶ月前からは準備することをオススメします!自己分析をしたり軸を定めたりするところから始める場合は、それこそ遅くても2ヶ月前からは始めた方がいいかもしれません。

 ちなみに1次審査の時点では、正確な倍率が分かりません。しかし、私の大学では10人受験して自分含めて4人が2次選考に進んだという話を聞いたので、コースにもよりますが約2.3倍ぐらいなのかな?と思います。結果が来るのは出願してから約2ヶ月後‼️😇それまでは、人事を尽くして天命を待つように、気長に待ちましょう。。

2次審査

 2次審査は、面接です。個人面接(40分)・グループ面接(70分)を文部科学省で行います。1次審査の合否発表があってから約3週間後です。
 面接に行く際の格好は結構自由です。スーツの人もいれば、私服だったり民族衣装のような人もいたりします。私は自分に自信が持てる私服で行きました!

 1次審査を突破したということは、自分の留学計画を認めてもらえたということです。私は、ぶっちゃけ家計基準が超えてしまっていたことがネックになっていたこともあり、落ちてもしょうがないという覚悟をしていました。ですが、一次の合格通知を頂けて、本当に嬉しかったし自信になりました。
 あとは、最終調整を行ったうえで、専門領域に対する適度なオタク感と圧倒的熱量を面接官に伝えられたもん勝ちです!

2次審査までの準備

 1次審査が受かったからといって勿論油断をは大敵です。念入りに、もうこれ以上は出来ないと思えるぐらいまで対策することをオススメします。私は更に具体的に、分かり易く伝えられるようにするために、再度自己分析と他己分析を徹底的に行い直しました。まず、私の尊敬している教育に通ずる社会人の方が壁打ちをしてくださいました。そのお陰で、自分の留学計画をブラッシュアップして更に自分が納得いく形のものにすることが出来ました。
 面接対策の練習も、SNS(X)でフィンランドに現在留学している他の15期生の方と2名繋がることができ、当時の面接の様子から対策までしていただきました。他にも16期生志願者の方とSNS(X)で繋がり、そこから実際に会って一緒にお互いの留学計画を推敲したり、私の大学が開催してくれた2次対策会に出席したりと「これで合格できなくても後悔は無い」と言い切れるぐらい念入りに対策を行いました。面接の前日には、16期生志願者の人と文部科学省の下見まで行いました笑笑

 また、2次面接の対策にとても参考になった15期生の方が書いてくださっていた記事がこちらです。

 とても丁寧に大事なポイントも分かり易くまとめてくださっています。面接対策に対して、最初は右も左もわからなかった私にとって非常に助けになりました。その後、感謝のメッセージを伝えるために思わずFacebookのMessengerでお礼を伝えたところ、なんとHiroさんが主催するトビタテ面接の対策会にその後招待していただき、参加させていただくことも出来ました。
私の場合、本当に多岐にわたる多くの方々のサポートがあったお陰で合格できています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

個人面接(40分)

 まず、16期の選考では、志願者1人に対して面接官の方が基本2人でした。面接官との相性は運ですが、基本は優しい方が多いです。(企業様の人事らしい)
 私の時は、若めの男性の方と女性の方でした。とても優しく、「リラックスしてくださいね」と最初に声をかけてくださったり途中でも「凄いですね」「応援しています」といったポジティブな言葉を沢山かけてくださったため、落ち着いて楽しく会話することが出来ました。40分は、一見長く感じるかもしれませんが、案外アッという間でした🤩

【面接の内容】
 面接官によって違うらしいですが、私の場合は1番最初に「最初に5分ぐらいで留学計画を説明してください。」と促されました。

 多くの志願者は、口頭だけでなくスケッチブック等にプレゼン資料を作成して持ってきています。私はファイルに印刷したプレゼン資料を入れて持っていき、紙芝居のようにプレゼを行いました。
 実際に作成して持っていた資料の例は以下です。

留学計画のタイトル
これまでの活動実績
結論
日本教育の問題点
なぜフィンランドなのか
帰国後のVISIONまとめ
アンバサダー活動(補足資料)
帰国後にやりたいこと(補足資料)
自分の強み

 意識したことは、
・極力文字を入れない
・フォントの大きさは大体50以上、MS Pゴシック(見やすいフォント体)
・4分ぐらいで説明できる量


 流れは、結論→その留学テーマにしたキッカケ→現地で行いたいこと&なぜその国なのか→帰国後のビジョンという形で発表しました。
 プレゼンには入れませんでしたが、補足で自己PRその他やプレゼンで伝えきれない部分の資料も作っていきました。その後の質問で結構使ったのでオススメです🙆‍♀️
 スライドは計22枚作成しました。上記にも書きましたが、補足資料も含め全てのスライドを使用したので、話したいことは抜け漏れないように視覚的にも準備すると良いかと思います!

【私の留学計画&私自身の人格的な部分対しての質問例(人によって個人差あり)】
・将来は教育一筋で行うつもりか?
・好奇心という点において、具体的にどのような好奇心があるのか?
・実際に不確実なことにチャレンジした経験談はあるか?
・帰国後、具体的にどのようなワークショップをしたいのか?
・アンバサダー活動ではどのようなことを行うつもりか?
・留学計画を立てるまでに大変だったこと、どのように乗り越えてきたか?
・主体的にリードしていける根拠は?

【トビタテ共通だと思われる質問&私の回答例】
・なぜトビタテなのか?
➡️領域を超えた人脈の広がり&目的意識の高い仲間が出来るメリット(この記事の最初で書いた部分)
・トビタテで行けなかった場合はどうするのか?(これは例年質問されている模様)
➡️留学には行きます。ただ、経済的な面から実践的な活動が狭まってしまったり期間が半年になってしまったりする可能性があります。
・他に付け加えたいことや話したいことがあったらどうぞ
➡️上の画像の最後のスライドを用いて【自己PR】を行いました。バイタリティ精神+グローバルリーダー力(リーダーシップ、影響力)を強調しました。

 他に聞きたいことや、個人の質問に対する回答例も気になる人がいたら連絡ください〜🙌

グループ面接(70分)

 15期生の時の面接と大きく変わったのがこのグループ面接です。15期生までは、事前にプレゼンを4分で行う&グループディスカッションがあることが分かっていたのですが、今期は事前情報は一切ありませんでした。
 当日、グループ面接の会場に移動して初めて内容が知らされました。

【グループ面接の内容】
①どのような留学にしたいか
②(出来れば原体験を含めて)トビタテを選んだ理由
③留学計画を作成する際に気づいた点

 上記①〜③を2分で考え、3分で全て含めてグループ内の人にプレゼンします。そして、右隣の人にそのプレゼンに対する質疑応答(2分間)、自分の計画に足りなくて参考になった点とアドバイス(2分間)を行うという形でした。その後は、グループ内で自由に質問を互いにし合って答えるといった形でした。

 憶測にはなりますが、このグループ面接で見られている点は主に以下の点だと思います。
・短時間で自分の留学計画×トビタテでいく意義をまとめてプレゼン出来るか
・他の人の留学計画を聞いて積極的に質問できるか(質問は挙手制でした)
・奥深い質問やフィードバックが出来るか
・積極的に質問しながらも、グループ内で上手く立ち回りが出来ているか

 私のチームは4人でした。(他の班は6人が多かった気がします)それぞれ1人用の机と椅子が合体されており、対面で2対2になるように座りました。お誕生日席に審査員の女性の方が1人座られていました。
 個人面接だけでなく、グループの審査員の方もとても温厚で優しい表情の方でした。話を始めると、ウンウンと相槌を打ちながら聞いてくださるため凄くリラックスして臨むことが出来ました。
 挙手制のタイミングは5回ぐらいあったため、そのうち3回は最初に手を挙げ、自ら積極的に質問したりフィードバックをしたりしました。
 また、少しテクニック的な部分にはなってしまいますが、敢えて質問して欲しいところは発表のタイミングで少し匂わせながらもあまり話さずに、質問してもらうタイミングを待ちました。結果、狙い通りに後々聞いて欲しい部分を質問をしてくれたため、待ってましたと言わんばかりに自信満々に発言しました(笑)
 最後は時間が余ったので、お互いの留学計画を深堀し合う雑談を行いました。

2次面接のまとめ

 結論、最後には面接ということを忘れているぐらい、グループ面接は本当に楽しかったです!!自分以外の人達の留学計画をじっくりと聞きながらお互いにアドバイスしたり意見を言ったりすることが凄く刺激になり、有意義な時間でした。個人面接と同様、グループの70分も気づいたらアッという間に終わりました。
 「後悔なくやり切った」と思える面接が出来ました。これも多くの方々の支えがある中でしっかりと対策を行い、当日楽しむことが出来たからだと思います。これからトビタテに挑戦する人にも是非「後悔無く楽しんで」挑んで欲しいです。

面接後

 面接が終わった日はそのまま16期生志願者の一部の人たちと約2時間の懇親会がありました。そこでも、これまでのトビタテ先輩方が築いてきたトビタテコミュニティの話や、他のトビタテ志願者の熱い留学計画のお話を聞けて楽しかったです。改めて、奨学金だけでなくコミュニティや人脈を大切にしている団体なのだなと実感しました。

ε-(´∀`;)

 合否結果が来たのは、ほぼ1ヵ月後でした!それも1次審査の時と同様、大学を通じて合格通知が届きました。嬉しい気持ちと同時に安堵の気持ちも大きかったです。しかし、安心しているのも束の間です(笑)
 合格後は、怒涛に色々な書類の手続きに関するメールが届きます。(絶賛現在は、その段階です)今後も期限を厳守して、一つずつ抜け漏れがないようにしっかりと気を付けて取り組んでいきたいと思います!!

最後に

 トビタテの奨学金がどのようなものなのか、出願までの流れ等イメージついていただけたでしょうか。
 一見、大変で難しそうと思う人もいるかもしれません。しかし、じっくり推敲して自分の熱意を納得いく形でちゃんと伝えることが出来れば、家計基準に関わらず合格出来ます。また、挑戦することで、しっかりと目的と責任をもって留学しようという強い意志が更に高まりますし自信もつきます。
 私自身、倍率が1番高いコースで家計基準外という少ない枠の中で採用していただけたこともあり、自分の留学計画や目的を認められて応援してもらえていると更に感じられ、とても自信になりました。現在はしっかりと使命と目的を果たそうと士気が高まっています。

 留学に少しでも興味のある人や何かに1歩挑戦してみたい人には、どうか諦めないで欲しいし、まずはチャレンジしてみて欲しいです。
 何か質問や気になることがあったら気軽にご連絡お待ちしています🙌最後までお読みいただきありがとうございました!😊



 最後になりますが、自己分析やトビタテの対策に付き合ってくださった多くの方々、改めて本当にありがとうございました。しっかりと自分の使命を全うできるように頑張ります‼️🔥

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