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マカロン文庫より書き下ろし作品が発売になります

お久しぶりの新作のお知らせです!
うれしい!

複数の作家さまたちによるシリーズ【極上の結婚シリーズ】に参加させていただきまして、1月21日(木)から配信開始となります。

【極上の結婚シリーズ】クールな彼が独占欲を露わにする理由

自粛生活の緊張感やら圧迫感やらですっかり参ってしまい、お話を書くような精神状態ではなかった中、担当さんに本当に本っっ当に甘えさせていただきながらやっとこ書き上げた作品です。

”ベリーヒルズビレッジ”という舞台と”極上の結婚”というテーマは決まっていましたので、ビレッジ内のどの施設をどう使って、どんな物語にするか楽しく考えました。
そうなんですプロットは一瞬で作れたんです。書きはじめるのが楽しみだったんです。なのにどうしても書けなかったんです。
つらかった……。

そんな山や谷を乗り越え、久々に「創作って楽しいな~」という気持ちを思い出した作品なので、ぜひお手に取っていただけたらうれしいです。
ヒーローは私の趣味全開……とまではいかずとも、2/3開くらいはしているタイプの男子です。西歴の長い方はこれでだいたい想像がつくのではないかと思います。ちょっと懐かしいタイプかも?

現代を舞台として創作する方ならだれでもぶち当たっている壁と思いますが、今、現代の話を書こうとすると、世界観は……


 ①コロナありきの世界
 ②コロナ以前の過去世界
 ③コロナなどなかった!のIF現代世界


のどれかの選択になるんですよね。

恋愛ものを書くうえで①は避けたい。となると②か③を描くことになるのですが、世界がこれだけ大変なことになっている中で、その要素を完全に無視した世界やストーリーを書くって、心理的に難しかったりします。
以前ならあたり前に描いていたシーンやエピソードに強烈な違和感が湧いてきて書けない。
とくに私は、現実との距離が「ありそうでなさそうだけどあってほしい」くらいの話を書くのが好きなので、この違和感は致命的でした。
書けない!!
とにかく書けない!!!!

今回のマカロンでは、プロットを作った時点ですでに自粛生活に入っていましたので、それでも成立する話にしてあります。ようするに、自分的に違和感が出るようなシーンは最初から排除してある。

こんな感じでだましだまし書いていくしかないのかなあ……と一時は絶望しましたが、なんだかんだ最近はその違和感も減ってきた気がします。やっぱりいろいろあって神経が過敏になっていたのかな?? なのでまた普通にオフィスラブとか書きはじめると思いますのでよろしくお願いします。

当然ですがファンタジーはそういう違和感ゼロなので、ファンタジーも書きたいなと思っております。まだ勘が戻りきっておらず、なかなか書き進められないのですが、ちょっとずつでもお届けできたらと。

それでは!


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