名作で繋がる縁と人生の幸福を問う『白い牙』
犬の血を引いた荒野に生きるオオカミの物語と聞いて、『ごんぎつね』みたいな感じかなあ?ちょっとこども向けかしら。それともオオカミが擬人化されて喋る『BEASTARS』みたいな感じかな?と思いつつ読み始めたのですが、みくびっていました!やはり名作と呼ばれている本は、食わず嫌いせずに一度は手に取ってみるものですね。
『白い牙』 ジャック・ロンドン
犬の血を1/4引く、北国の荒野で育ったオオカミ犬ホワイト・ファング。厳しい荒野を生き、そして人との出会いによって変わりゆく彼の瞳には