スタジオリニューアルを頑張っていた
こちら、7月21日に書いたものでその時とは状況が変わってるものの、テキストに勢いがあるので置いておきます～
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大丈夫？とか、休んでね、とか言わせるのは心苦しいので、ほとんど舞台裏を見せずにきたのですが、自分の動きについて、フィジカルでもメンタルでも詳らかに公開していくことにしました。
これはもうコンテンツとして面白がってくれたら嬉しいです、心配はマジで無用なのでただ見守っていただけたらと！ハラハラしてしゃーないって場合は申し訳ないですがフォロー外してください笑
どこから話そうかな、わたし写真スタジオの会社やってるんですけど、原田翔太ってイケみの強い人（人物評はわたしの過去のnoteでも見てください）をオーナー会長に迎えてリニューアルすることにしたんですよ。
その辺の経緯は日々ちまちまと撮りためているドキュメンタリー動画や、今後公開するクラウドファンディング関係のテキストで出して行きますので追ってください。
スタジオリニューアルってね、大変なこと続きなんですよ。自分で観測した範囲では、物事が複雑になる理由って主に時間、人、カネだと思うんですけど、スタジオリニューアルってまさにその3点よくばりセットなわけです。
工事に引越しに契約にと全てにタイトなスケジュール調整が必要、関係者との信頼関係構築＆徹底的な交渉、自社としては最大規模の投資でシビアな資金調達や予算繰り。
わたし自分で言うのもなんだけど決して仕事ができない方ではないし、メンタルつよつよだし、わりあいタフですよ（去年ガンやったくらいなんでだいぶ落ちましたが）。ついでにドラクエで言ったら勇者ポジションってくらいにはステータスバランスは良さめです、多分。
そんなわけで、どんなに重めなタスクもでっかいプロジェクトも一個一個に集中できるなら余裕なんです。ちょっときついなって思ってもなんとかしてきたんです。自信あったんです。
それが今回は波状攻撃なんですよね。国民的RPGドラゴンクエストやってない非国民にはごめんだけど、引越しがメラゾーマ、内装工事がベギラゴン、融資交渉がマヒャドだとしたら、三回攻撃で全部いっぺんにやってくるんです。
ちょっと気合い入れてみても、やれ法外な見積もりが来ただ、希望仕様で工事無理ってなるわ、融資審査落ちただで、即！いてつくはどう食らうんです。マジで魔王ですよ。レベル上げに戻る時間もないので、今あるものを絞り出して戦うしかないんです。
最近一番食らったのは、大家トラブルですね。
スタジオを刷新で重要なのが既存天井を抜いて高くする必要があったのです。これによって事務所っぽさがなくなるし、照明も高い場所に付けられて、撮影時のライティング自由度もググッと上がる。これができないなら改装する意味ねえっぺやってくらい、キモだったんです。
が！
まさかの！
大家NG！！！！
もうね、不動産屋の担当者から聞いて呆然ですよ。躯体（建物の骨組み）には一切傷をつけるな、と。普通はダメとか言われない場所ですよ… 現場復帰したら見えなくなるんだから… 関係者に聞いても滅多にないケースだと言われました。
しかも現場復帰工事が高くなるから、天井抜くなら家賃を5ヶ月分、敷金として追加で入れろと言う。その敷金を入れたところで、別にやりたい内装はさせてもらえないわけです。もう、ほんとになんなんだって。
実は過去2回家賃値上げされてるこの物件、今回内装工事を入れたタイミングでがっつり値上げしてくる可能性も考えられる。実際次回の更新で家賃上げると言ってたし、値上げ幅が恐ろしい。こんなところで足引っ張られるなんて思っていなかった。もういっそ別の物件に引っ越してしまおうか。（実際に引っ越し先候補へ内見まで行きましたがそれはまた別の話）
決して無茶なことは言っていないのに思わぬ足止めを食らって、なおこマックス怒りのデスロードですよ。大旱魃に見舞われた気分で、大家の耳元でデスメタル大音量でぶっ放してショック療法したろかと思いました。あっこれ読んでたらごめんなさい家賃上げないでください。
その日のチャットワークは大荒れになりました。主にわたしが荒ぶってたんですけど。ディティール書くの疲れたのでまた今度にします。
ともあれ、普通だと起こらないような出来事がどんどこやってきて、その全ては避けたり後回しにしたりができなくて、全部がっぷり四つに組まないといけないのです。いくらわたしがちゃんこ食べてそうな体格をしていたところで、ジリジリと土俵際に追いやられていく。やり遂げたい気持ちがどれだけあっても、あれやこれやで削られ続ける日々に体がついていかなくなるんです。
振り返ればリニューアル決めてから50日近く、ひたすら走る日々の中で自分に何かが決定的に足りないことに気付いてました。走るのが得意だったはずのわたしなのに、以前のようにスピードを乗せられなくなっていて、なにか変だな、足りないな、と。
今ならわかるんですが、それは自分を燃やす力だったんだな、と思います。メンタルぶっ壊したりガンまでやったりしたから、どこかブレーキをかけながら小器用にやってこうとしてたんですね。アクセルベタ踏みするのが怖かったんです。
そして今が全力で踏み込んで自分を使い切らないといけない時。
どんどん加速しつつ、繊細なハンドリングも求められる厳しい局面。
今日は限界でしたねー、もうね、普通にしてて涙がボロボロ流れる、食欲が沸かない、頭が回らない。あっこれあかんやつだとすぐわかりました。
本当は今日提出しなきゃいけないドキュメントがあったのだけどとてもPCに向かえる状態じゃなかったので、法務局に謄本を取りに行く用事を繰り上げてひたすら歩く。西新宿をわしわし歩きながら悲しくもないのにだあだあと涙が流れてきている自分を客観視して、おおっこれは無理だ、壊れる寸前だ、どうしようか、でもこの泣いてるところはちょっと絵的に珍しいし美味しいから撮っとくべ、とドキュメンタリー用に自撮りで押さえて。
めちゃくちゃ真面目に、お守りがわりに取っといた抗うつ薬入れるかどうか迷ってました。
と、そこでふっと気付いたのです。
度重なるトラブルに、これは自分と周囲との戦いだと思ってましたけど、そもそも原田翔太に負けたらいかん、と。
言うこと聞いて動くんじゃなくて、その上を行けるように。
超えてくって気持ちがわたしには欠けてました。原田はとってもいい人なので、元気が足りない時には気合を入れてくれて、できてない事はきっちり丁寧に教えてくれて、しょんぼりした時には励ましてくれてます。不満のもちようがない、まごう事なきリーダーです。
でもそれにどこか自分を預けてしまってた。
違うだろわたし。
人の言うこと聞いて動くだけなら凡人でもできる。原田についていくのはまあ吐きながら走ればなんとかいけるかもしれない。でもどっか一箇所でも彼を超えてく気持ちを燃やしていないと、絶対に自分自身を使い切ることができないんです。
昨日2週間でFacebookのフォロワー5000人まで増やせって命令が下りました。今キャパーオーバーなんでせめてもうちょっと後で、って懇願したら「ダメです」って四文字だけ来たので、知ってたーあなたがそういう人だって私知ってたーってなりました。自分でも時間があればなんとかなるとか思ってなかったので、今までの自分の常識を超えていくタームやな、と踏ん切りもついたように思います。
フォロワー増やすのにあれこれ考えるのは小癪なのでやりません。
自分の持ってるものをひたすら差し出していくので、それを楽しそうだなって思った人が眺めに来てくれたらオッケーです。こういうのは内情をもりもり書いて行った方が愉快なのでじゃんじゃん行きます。（いいんですよね原田さん？）
ピカピカ金髪でスーパーサイヤなおこです。
令和ころころ合戦なおこです。
クッソ負けるか潰れてたまるかって気持ちで、今ロイヤルホストでカレーかっこみながらキーボード叩いてます。涙はいつのまにか止まりました。でも多分また泣きますしデスメタルも爆音でかけると思います。
現在進行形で転がっていくこの物語、続編ご期待ください。
ちなみに原田もいい感じにnoteに書いてくれると思うんでそっちもよろしくお願いします。
ここから読めるよ。
うー、わっしょい！！
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