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【ネタバレ】ククルス・ドアンの島を見ました

 主観だけで書きたいので、見てからすぐに書くことにしました。考察など間違っていると思いますが、ご了承を。

 まず、今までのオリジン映画が一年戦争を描いていたらこうなる、というifの片鱗をところどころに感じました。人間ドラマ主体なのは今までと同じですが、今回はザクとガンダムが戦っている。それだけで劇場で見た意義があります。ドアンザクのはちゃめちゃな強さとラストのガンダムの威圧感はガンダム好きでよかった…と思いました。

 アムロと島の子供達との交流について。最初はアムロを嫌っていた子供達が、アムロの弱いところと強いところを見せることによって、次第に仲間意識が芽生えてゆく。具体的には、リーダーの男の子が主に描かれていて、体力面ではアムロに勝るが、機械の知識や度胸ではアムロに負けることで、対照的になってゆく。アムロはどちらかと言うとカツレツキッカで慣れているのか、未知の人々へも積極的になっていて、過去のオリジンアムロとは違う、ガンダムに乗ってからのアムロという感じだ。

 そしてドアンには子供達にも秘密にしているミサイル発射基地としての島のことや、過去の仲間への後ろめたさ。そこにアムロがパイロットとして、機械少年として、いち兵士としてやってくる。灯台を直さなかった理由と、それに気づかないアムロ。そして、子供達を共に守らなければならない、そのためには仲間とも戦うかもしれないとアムロに諭すドアン。結果として島にやってきたジオン部隊にコテンパンにされてしまうスレッガー達であったが、それも子供達と一緒に戦いを見守る舞台装置でしかなく、「ガンダム」と「ザク」以外の兵器は魅せることを考えていなかったのでは、と感じた。

 ゴップとマ・クベ。島のミクロな戦いと島に隠されたマクロの違いの橋渡しと感じた。ゴップはつかみどころがない。心の内を考えようにも、あの危機的状況下で落ち着いていられるのは、大物と見るか無責任と見るか。私にはわからない。マ・クベは、テレビ版と比べると理性的に感じた。ヒトラーの尻尾(ギレン)の尻尾という役割を果たしていた。

まとめ
 楽しい映画でした。テレビ版を知っているからデレると分かっていてもアムロとドアン達の人間関係にハラハラ(普段私が人間ドラマを見ないせいなのもある)。そして、アムロをどうしても諦めきれないホワイトベースの仲間達。特にブライトの茶番は、必見。

はー。

皆様はどう感じたでしょうか。これから感想ネタバレを見て回るので、それでは。

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