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6/23㈰農園日報📝今年(今季)こそ絶対に失敗する…🥀と怯える梅雨の雑草管理。

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一週間ぶりに出掛けた管理農園。

少し前までは意外とフォトジェニックだった雑草なのですが、この一週間で雑草も様変わり。
野菜にも季節の病気が出ています。
…🥀🥀🥀

では、今時季の植物報告を始めます。

雑草の負の面。。

背が高いもさもさ植物のなかで蚊がたむろう。(除草時に蚊が集まってくる。わたしは労働側なのでやむなしですが、利用者さんの快適度が下がるのでトリミング。あとは雨水が溜まるものをすべてさかさまに。ボウフラ対策。)
シロザとひまわり、キクイモ周辺をトリミング→雑草たい肥に。仕込み。

向かって右のもさもさ、向かって左側のもさもさ、どちらもシロザです。
種類が微妙に違うのでしょうか。色がまったく違います。
どちらかといえば、向かって右側に養分がありそうな場所ですが、左側が色が濃いです。なぁぜなぁぜ。
いつもはこのような違いをみつけると血が滾る感覚なのですが、今日はまったり。

雑草の有用な面。

作物のそばにあると役立つ、畑のなかにあると役立つという点。

雑草を残している区画と残さない区画の一部様子。
畝間の水はけがまったく違っています。

雑草を一度根から抜去したあと、また出てきてはいるのですが、水はけが悪い状態。
畝間の根を抜いたか、地上部だけカットしたかどうかで、水はけに差が出ているのが個人的に興味深いです。

👆何度か刈ってきましたが、根は残してきた畝間。


雑草が暴れるなかで、シソは虫に食べられませんね。
そばに草があるほど食べられない(食べられづらい)野菜のひとつと感じます。


あと、日照と栄養のバランスが取れるのでしょうね、柔らかくて香りがよいのです。
雑草がない野ざらしのシソはかたく、色が劣化している場合も多いです。

(利用者さんには、区画ではなく、区画のそばの雑草の管理・地上部刈り倒しなどの作業・管理と交換に、シソなどを雑草のなかで育てて自由に収穫OKとさせてもらい、みなさんで一緒に、作物を育てる場所(畑/区画)以外の雑草の管理、雑草の多様化、菌根菌ネットワークづくりを農園のチームプレイとしてやってもらっています。)

雑草と相性がよい野菜です。(野菜というか薬味というか……ほぼ雑草のようですが。)
えごまも絶好調。現段階でキクイモと仲良し。ツユクサもこんにちは。

雑草たい肥をつくっている場所で、去年の自家採取インゲンが発芽。
マメの種は全体で吸水できるので、ぽいっと投げてその上に雑草たい肥を軽く乗せておけば勝手に育ちます。

残渣置き場のダイコンの種も発芽。

ダイコンは鞘にはいったままの播種がいちばん簡単です。

雑草刈り倒しスペースで。日照が奪われた状態のカタバミの色味が違うのかなぁと。👆

去年、千葉のどこかの大学の先生がこの色のカタバミの情報をXに投稿しておられましたかね。


👆実験で、一年間栽培をして、その後休耕状態にした畑を観察しています。
一度も栽培されていない区画の雑草は背が高いアレチノギク、ヒメムカシヨモギなどと、イネ科メヒシバオヒシバ、ノボロギク程度なのですが、一度栽培をした=肥料が入った、作物の根が残った状態だと、雑草も少しだけ多様化するのでしょうかね。
見えづらいですが、畑雑草のシロザ、スベリヒユなども。


👆センチュウが偏る区画。


とにかく無差別に多様な科の栽培をしようと。このような場合、わたしは、利用者さんがはからずも抽苔→種付けをさせてしまった廃棄処分の種子を利用させてもらっています。

これはアブラナ科。

通常、センチュウ密度の調整に、エンバクなどを播種するわけですが、エンバクという食べられないものを育てる期間(=センチュウ密度調整期間)がどうしても惜しいので、一回野菜栽培をサイクルさせて密度調整=センチュウの多様化させるのとどう違うかなど、様子をそれぞれみています。

あとはとにかく緑肥効果を探しています。
緑肥の管理の難しさは、種子をこぼすとその後ずっと出てくること。

クレムリンクローバ

農園利用者さんの特性がそれぞれあるなかで、時間という資本を持っている方の協力についても紹介したいし、植物についてもまだまだ投稿したいけど別の投稿にします。