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夏野菜に問題が出たら。本のなかから「これいいな」と採用しているいくつか紹介。本ってやっぱり面白いです。

※本の紹介の際、本のリンクをはるのが好きじゃないので、気に入った方はぜひ調べてみてください。


Dr.コト―の家庭菜園問題解決本「家庭菜園診療所」(農文協)がとても面白いです。
わたしの連載「やさい畑(家庭菜園雑誌)」でも、栽培技術部門No.1に推しています。
「家庭菜園版の”家庭の医学”」だと思っています。

このなかに、いろんなトラブル対処法が出ていますが、
今時期、特に有用なネキリムシ対策。まだやわい茎にストローを被せる方法はかんたん便利ですね。
今となっては王道の対策ですが、これはやはり便利だなぁとこの時期になると感じます。
耕作放棄地再生直後は特にネキリムシが多い印象なので。


ストローを切って、土と茎の部分にかぽっとはめます。
ある程度の太さになったら、ネキリムシはもう切れませんから、太くなってきたら外してください。

内田達也さんの「はじめての循環型菜園」(家の光協会)の本のなかから、残ったみそ汁を4倍程度薄めた「簡易アミノ酸肥料」も採用しています。
夏野菜の葉の色が薄い緊急の場合はぜひお試しください。

葉の色が薄いとき、窒素不足の場合とマグネシウム不足、あとは稀に鉄不足の場合があります。わたしは直に見分けているのですが、鉄不足の場合は新しい葉の色が薄いです。鉄は土壌にたくさんあるので、なぜ吸えなかったか考えます。一時的な水不足の場合が多いです。
マグネシウム不足の場合は、今はにがりを使うことがメインです。苦土石灰を使うより効くのがはやいです。葉面散布します。
鉄不足で色が薄くなった場合、その後、鉄を吸えても、肥料を与えても、色は濃くなりませんが、問題ないです。