PC作業の神器その2 Microsoft Excel

個人的には、この記事から色々詳細まで書いていきたいと思っています。
Excelは知っているけど、証憑書類の印刷でしか使用していないというのであれば、この記事で何ができるのかというのを理解できるようにしたいと思います。

機能を使ってできること

関数でもマクロでもないExcelのメニュー等から実現できることは下記になります。
下記を覚えておけば、業務でそんなに困ることはない認識です。
① フィルタ
② 並べ替え
③ 重複削除
④ ピボットテーブル
⑤ オートフィル

関数を使ってできること

それぞれの関数は小さなものなのですが、
組み合わせると比較的色んなことが可能です。
組み合わせすぎて、非常に長い関数となると、
可読性が悪くなり、自分が説明するのも、
他の人が評価するのもわかりづらくなる
ため、ほどほどにしましょう。
① 統計処理(最大、最小、平均、中央、合計、頑張れば 重回帰分析も可)
② 指定の文字列の存在確認(③と組み合わせると組み合わせ確認まで可能)
③ 文字列作成(設定する際のインプット情報、比較する際の文字列情報等)
④ 条件分岐処理(○○の場合はA、XXの場合はB等)

マクロを使ってできること

関数に比べ、より多くの事ができるようになります。
一方で、プログラム要素が強くなるため、
10行程度のシンプルな処理ではない場合は、
要件を整理し、仕様(エラー処理含む)を明確にし、
仕様に基づいて実装し、仕様・要件に沿ったテスト項目を実施する

ところまで求められる可能性があります。
むしろ、それくらいやらないと、
何か意図しないことがあった時に、バグだと騒がれ、直さされたり
当てにしていた数字が異なることにより、
判断に誤りが生じて責任を取らされたり
します。

認識しておくべきなのは下記5つの内容ぐらいです。
① ファイル操作(新規ブックやら、処理のログファイル出力やら)
② セルの値を取得ならびに出力
③ Webサイトにアクセス(画面ショットをとったりとかね)
④ コマンドプロンプトを開いての処理(必然的に色々可能)
⑤ 順次、分岐、反復(プログラムの3処理全て可能、特に反復が関数にはない)

あとこれはとっても大事なことですが、
マクロで処理した内容は、Ctr+Zで戻ることはできませんので要注意です。

Excelが苦手なこと

逆にExcelが苦手なことを下記に書きます。
下記いずれかの場合、別の手段(別途説明するテキストエディタ)が、適当です。
マクロで頑張るのは最終手段です。
① 正規表現による検索(マクロでは可能ですが、関数や標準機能にはない)
② 10万行を超えるデータの処理(ログのデータ解析とか)
③ 一括置換(①の正規表現も関係しますが、置換した内容がわかりづらく、そして重い)
④ インデント(行頭の空白文字)の削除・挿入(関数書けばできるけど、たかがそれごときで関数使うのは時間の無駄)

次回以降、それぞれの内容について細かく説明をしていきたいと思います。

ではでは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?