真面目に生きる人が得をするか損をするか

そもそも損得で物事を考えてはいけん、と言われたことがあるけども、
私はどうも損得勘定で自分の行動を考えてしまう。

そんな私が最近考えていることは題名にあるように、真面目に生きている人が本当に得なのかどうか、ということなのです。

真面目とは何か。その定義から始めないといけないのかもしれないが、いわゆる「ちゃんとしている」と考える言動を指していると思う。
真面目に働く→怠けず、ルールに則って働く ということになると思う。

ルールに則って、という言葉を小学生からずっと言われ続けているわけですが、果たしてルールに従って生きるといいことがあるのか?と疑問になるんです。例えば、世の中には詐欺などの犯罪で生計を立てる人がいます。でも、その人たちはすごく優雅な生活をしていて、そのお金で子供を養う場合もあるでしょうし。

相棒の「アリス」というお正月スペシャルのドラマを思い出します。
ネタバレになりますが、広瀬アリス役の女の子はお金持ちのお嬢様なのですが、その家は「悪いこと」をして得たお金で彼女たちの生活を成り立たせていました。
悪いことをしているとなれば、誰かが悲しんだり、苦しみを味わっています。それでも、彼女は結局、「悪いこと」の上での生活を選びます。理由は、仮にその「悪いこと」を告発するなり、表世界に明らかにしたとすると、今の生活水準を大幅に落とすこととなり、それを想像した時に耐えられないと感じたからです。

彼女は、真面目に生きているようで、罪を見て見ぬ振りをして生活をすることになります。本当に真面目に生きるのであれば、他の方法をとることになるでしょう。
少し、現世の真面目に生きるという意味からはかけ離れるかもしれませんが、真面目に生きている人がどこかで損をするのではないかと感じてしまいました。



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