声のトーン

聞き取りやすい声と聞き取りにくい声というのはあると思うが、声が低い方がよく通るという意味で、聞き取ってもらいやすいのではないかと思う。ジャパネットたかたの社長が何を言っているのか途中で分からなくなるのと同じように、きっと何かあるはず。

またアルバイト先の話になってしまうが、
まいにち色々な仕事をオバチャンに教えてもらっている。

その中に、可愛らしい瞳が特徴のオバちゃんがおる。(以下:瞳ちゃん)
その瞳ちゃんの声が本当に聞き取れない。
「#%$&”>+!」と高めの声で、抑揚なく喋られると、本当にわからない。恐ろしいほどわからない。
私だけに起こっている現象かと思っていたら、
「あの人の声わっかんねぇんだよな」と言っている水回りのジジイがいたので、安心した。

私が前、教育実習の時に言われたことを思い出していた。
緊張していた私は、謎の可愛らしい高い声しか出ない病になっていた。
不思議と可愛い声しか出ないのだ。
ただ、その声は全くクラスを通らず、後ろまで聞こえないと担当教員に怒られた。怒られた時はなぜ声が届かないのかわからなかった。むしろ大声には自信があったので、なんなら担当教員が嘘をついているのではないかと思った時期もあった。だが、やはり後ろに座る生徒には聞こえにくかったようで、指示してから行動するまで1テンポ遅れる生徒がちらほらいた。

そしてある日の放課後、担当教員に模擬授業の練習におつきあい頂いていた時、「もう少し低い声で話してみなよ」といわれた。担当教員がクラスの後ろまで下がり、再度試してみると教員が驚いて、thumb upしてた。

次の日からなんとなく指示が通っている感じもしたし、声のトーンって大事なんだなぁと痛感した体験だった。

瞳ちゃんの話に戻るが、まさか本人に「声のトーンが高いです」なんて言えないので、辞めるまでも、辞めてからも関係者にはいうつもりはない。というか、言えない。笑
なんとかして言えたらいいなぁと思う今日この頃でした。

おやすみなさい

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