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6/3~6/9

世間は7月、日記は6月

6月3日(月)
「え、明日は休まないんですか?」退勤間近の一言
休んでいいよ と上司が言ったから 明日は私の有給記念日
なんてお仕事大好きさんみたいな言葉が浮かぶ。

最近、本当に休むのが、下手っぴ。
休む、ということを決めてから応援しているサッカーチームのFWがハットトリックを決めたかのような祭りが開催されている。主催ライブで、パーンと銀テープが発射された。

6月4日(火)
五時に一度目が覚める。じわじわとこみあげてきた幸福。そう、今日は誕生日。「超めでたいソング」が頭の中で響いてやまない。そう、超めでたいのです。はい、今日は誕生日ですので。

朝から気持ちよくお散歩
お散歩した後は、すいーーーーーつ!!

固めうまめのプリン

それから「お写真ご遠慮ください」の「小料理屋」さんにも赴く。

お散歩も楽しく

気になった鍵

私がカメラを向けているので、通行される方も目を落としていたが、首をかしげながらGOINGされた。ここの鍵がきになってしまって。

友人が受けている講義を聴講する。自分の身体感覚や当たり前だと思っている行動をとりだして、改めて見返すこと、学術的な意味を問いただすこと、そのすべてが楽しい。

某出版社が声明を出した直後だった。出版編集の業界に携わっていた講師の方の訴えが、思いとともにボリュームアップしていく。その声の変化から滲み出る優しさと怒りにハッとさせられた。


オムライス!が大好きでして

誕生日の締めくくりは、今敏の映画「パーフェクトブルー」

PERFECT BLUE

画面からずっと目が離せない。
館内に明かりが戻るころ、みな連れと顔を見合わせ、そしてざわめきが広がっていく。へとへとになった友人と「すごかった」と伝えあい、互いに帰りの電車で、所謂考察サイトの海に飛び込む。
1998年の公開時は、今みたいに考察サイトとかを気軽に見れなかっただろう。燻る熱をどうしていたんだろうか。
映画では、アイドルシーンの出来が非常に高いのもすごい。

6月5日(水)
起きる。視界は赤。
ベッドで私と寝ていたサイリウムが光っていた。部屋に秩序を取り戻さなければ。

友人が拡散していた大喜利のお題に挑戦してみる。
後でひっそり伝えたら、誰も挑戦していなかったようだ。なんだか、周りとずれた回答みたいで不安だが、回答者がプラス1になったことで良いことで。

映画「さんかく窓の外側は夜」を観る。
登場人物たちの運命を確信するには、2時間は短く。運命への期待を抱きながら幕を下ろす。

6月6日(木)
「AとBならどちらがいいですか」という美容院のお姉さんに「Cでお願いします」と意味のわからん答えをだしていた。自分に戸惑う。

しかしながら、髪がきゅるんとしていると最高にうれしい。恥ずかしながら、何度も鏡を見て、手櫛をかけてしまう!あら!髪がつるんと!ふふふ
美容院では鬼課金で通しているので、すべてのオプションがつけられている。最近の悩みは髪の色が抜けると明るくなること、、、もっと黒っぽく染めしようかしら?かしら?
猫毛癖毛で気まぐれな髪たちが思春期はこれまた鬼コンプレックスだったのですが、最近はこれもまたCUTEだと受け入れられる。
染める髪色も大体同じで挑戦しないな~と思われていそうだが、こちとらもう生まれてからずっとフリルとかプリンセスが好きなので…そのようになりたい。例外は板野友美さん推しだった時。茶髪ギャルになりたかった。好きなプリンセスもジャスミンだったか。

6月7日(金)
映画「ポリスストーリー2/九龍の眼 クーロンズ・アイ」をみる。
決め決めのアクションとすっとぼけたジャッキー・チェンの役柄のギャップに笑ってしまう。大爆発。後に、なにが「記念の花火だよ」だろうか。

6月8日(土)
映画「関心領域」を観る。
「関心領域」のタイトルを「閉心領域」だと何度も空目してしまっていた。
定点のようなカメラで映し出される一家の生活に、何度か微睡に沈みそうになった。狭まる私の領域。食料を届ける女子のサーモグラフィ映像の異質さよ。
4年ほど前にアウシュビッツを訪れたことを思い出した。私はどんな言葉であの土地のことを語れるのだろうか。

実は2本立て。2本目は、ジャッキーの「ライド・オン」キャッチコピーは、「これが人生の集大成」
もうなんだか、親子の話に、スタントの話に、馬の話に…そしてそれらのすべてが役者、「ジャッキー・チェン」と重ねられるという盛り盛り盛りだくさんの映画だった。

6月9日(日)
念願の日。何を隠しましょうか、誕生日からの「わたくし」SO HAPPY!が続く。楽しいはつくるもの。
節目の年ということもあり、(毎年言っています)ド!レ!ス!でおめかし。セルフ写真館で500枚もの写真をとりました。

けれども、きっと来る、あすは来る、と信じて寝るのがいいのでしょう。

あの、たまに見返しては幸福になっておりますの。


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