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サボる人が悪いのか?サボらせる人が悪いのか?


今回は仕事への向き合い方について感じたことを書きました。サボってしまうのは、サボっている人だけの責任なんだろうか?というもの。


ちなみに、私は経営者でもなく、組織の管理職でもなく、ただの林業会社のいち従業員であります。ただ、プランナーという現場(仕事)を作るという役柄から、マネジメントの視点から会社の動きを見ていまします。ちょっと生意気なことを書いてしまうと思いますが、はじめに謝っておきます。ごめんなさい。

さて、普段現場の様子をボンヤリと眺めているとこの人、手(思考)が止まってるな〜とか、関係無いことしてるな〜と分かっちゃう時があります。〈多分本人は気づかれていないと思っている〉
以前はそんな人を見つけると「なにサボってんだよ」と、いっちょ前にフラストレーションをためて気づけば自分の仕事が全然進んでいないということがよくありました。〈お前もサボってんじゃん〉
ですので私も反省し、他人に感情を揺さぶられて、思考のエネルギーを取られるのは勿体ないな思うようになり、お陰様でうまく流せるようになりました。〈めでたし、めでたし〉

しかしながら、会社の視点から見てみますと、サボっているというは人件費を掛けているが成果ゼロという状態。しかもそのサボっている周りの人にもフラストレーションを溜めさせ、その人の生産性も落としてしまっています。〈マイナスのダブルパンチ!〉

サボるには2種類あると思います。一つ目はやることはあるけど、やる気が無いからサボる。二つ目はやることが無いからサボる。この2つです。
一つ目のサボるは様々な原因が考えられますが、二つ目の原因はとてもシンプル、仕事がない(もしくは見つけられていない)から。この解決方法は新たに仕事を与えればいいというもの。〈今回はこの二つ目のサボるについて書いております〉

一方で、仕事が無いのであれば「『他に仕事はないですか?』と聞けばいいのでは?」と思う人もいると思います。〈何を隠そう、私がそうでした〉
まあ、それは仕事を作る側のロジックであり、人は弱い生き物なので必要最低限のことしかやらないようにできていると考える方が素直です。〈そうでない人は、そもそもこのような問題をつくりません〉

ここで大事な考え方は誰が悪いのではなく、これによって誰が損するか?です。

サボっていてもその人には給料は出るわけで、損しているのはやっぱり会社になります。サボりを見つけた場合、やはり会社側は丁寧に仕事を作ってあげるべきで、サボってるのが悪い!と叱りつけるだけでは何も進みません。
サボる方も、サボられる方も、サボっている人を見ている周りの方もいい気持ちで仕事ができていない状態を早く脱出することが何よりも取り組まなくてはいけないことなのだと思います。

常にサボりの判別(1か2か)のスピードと仕事のストックを持っておくことの大切さを身に染みた今日この頃でした。


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