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「TOEIC900点は6合目」的 英会話学習法

~なんといっても大事なのはアウトプットより、インプット~

TOEIC900点はまだ6合目を標榜する私は、「英語は得意系OL」として繊維メーカーで生産管理(担当工場はASEAN地域)をしていて、対外業務は基本すべて英語で仕事をしています。そんな私ですが、多くの英語勉強者と同じで、
そうですね、話すのがそこまで得意でありません。

TOEIC900点という目標をいっこクリアにし、
ネクストステージ的なものに進んだ私ですが、自分の所感として、
現状の自分は、自分の目指すレベルからしたら、6合目位、というところです。理由はやっぱり、スピーキングのレベルが低いという点です。

仕事はね、大丈夫なんです。
普段8時間メールや電話で、繰り返し書いたり読んだり、話したりしている話題なので、取り上げるトピックも、話すセンテンスも、
全部自分の範疇のなか。対応はぜんぜん苦ではありません。

ですが、それが!
ひとたび、日本に旅行にきた知人を日本案内するとか、ビジネスランチ・ディナーといったカジュアルな場になると、とたんにスムーズに話せなくなるのです。むむむむ。

自己分析としては、圧倒的にストック(インプット)が足りてない…というのが、原因で、この改善の為には、ドラマや映画の視聴で、日常的に使うフレーズや話し言葉のインプットがよかろう、と思うのです。

(と、言うものの、日々なかなかドラマは観る時間なくて、耳の維持の為、NHKのニュースウォッチ9は副音声(英語)で毎日観ているんですが、 ニュース英語はビジネス英語と近い為、あまり新しいインプットになっていない・・・)

英語って話せば話すほど上手くなるって思っている人、たくさんいると思います。それも本当だけど、私の持論としては、まず!まずはやっぱりインプットが大事だと思います。

日本人は学校で勉強したインプットが過多で、アウトプットが足りていない。だからとにかく話そう!!という意見が世の中の大多数意見で、確かにこれは事実ではあると思います。

でも、話すってやっぱり、インプットされた知識(単語や単語、まずは単語)と、文法があってのことだと思うのです。

英語が話せるようになりたい人が、まずとっかかりとして始めるのは、英会話だと思います。
でも、多くの英会話を始めたての人が直面するのは、
「こ、ことばが何も出てこない…」という事態ではないのでしょうか。。

この原因は、話者の中に、言葉やフレーズのストックがないからだと、
私は考えています。
「よ!元気?」と言いたいのに、これに当たるフレーズを知らなかったら、
声を掛けることすらできません。

私は、言いたいのに言えなかった一言は、あとでDMM英会話とか英辞郎とかで調べて、ネイティブだったらなんて表現するかを調べることにしています。

この、「言いたいのに言えなかった」ことばを集めていくと、
そのうちに立派な「とっさの一言フレーズ集」が完成するのです。

これを使いこなしていくと、次回同じシチュエーションに遭遇したとき、
あの時は言えなかったけど、今回は言えた!となり、ちいさな成功体験を増やしていけるのです。
正しいタイミングで、言いたいことが言えたっていうのは、
外国語学習を続けて行くなかで、モチベーション維持にもとってもプラスな
嬉しいことだと思います。

そういったわけで、やはり、アウトプットも大事だけど、足りない分野のインプットはとても大事。
アウトプットは、自分の中のたくわえからの、アプトプット。
インプットあってのアウトプットだと思うのです。もちろん、ネイティブと自然な会話をするなかで、
彼らの表現や、言い回しを盗んで自分のものにするのは、アウトプットしつつのインプット。とても効率がよいと思います。

ただ、やみくもに英会話に行けばよい!という訳でなく、
自分に足りていないものを意識しつつ、勉強していけたらよいですよね。
っていう話でありました。

私もがんばります。

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