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メイクレッスンを受けたらあまり好きじゃなかったメイクが楽しくなった話

知ってる人も知らない人もこんにちは。
イメージコンサルティング(以下イメコン)という趣味にズブズブの一般人、なかはらです。
これまで  

パーソナルカラー(以下PC)診断 3回
骨格診断 2回
パーソナルデザイン(以下PD)診断 1回
顔タイプ診断 1回

を受けてきました。
受けすぎだと思ったそこのあなた、
世の中まだまだ上がいるのでぜひツイッターの世界に迷い込んでみてね。  

今回はイメコンにハマり始めた当初から診断して頂いている
MEIBIさんにて、メイクレッスンを受けてきた話です。
令和初日にメイクレッスンを受けてはや4ヵ月、
レッスンで教えて頂いたアイテムも揃え、徐々に自分のものにできてきたところで
復習もかねてレッスン内容をまとめようと思います。遅いとか言わない。 


1.メイクレッスンのきっかけ

ツイッターでは度々話していますが、
もう単純にメイクが下手、そもそもそんなに好きじゃない。
の一言に尽きます。
20ウン年間、ろくに雑誌も読まず、自分で研究をするでもなく、
なんとなくメイクした方がいいんだろうという世間の流れに身を任せてきました。
結果、自力でメイクの正解に辿り着いたことが一度もないアラサーが爆誕。
とにかくメイクは面倒くさいし、手間暇かけても思った程の完成度ではない。
これはもう、正解を人に教えてもらうしかない、そうだ、教えてもらおう!
と決意したアラサー。
PC診断(オータム)を事前に受けていたことで、ポイントメイクの色や質感選びは問題なく、既に手持ちのアイテムは揃っていました。
ただ、そのアイテムを最大限に活かす方法を見ないふりしていたんだなあと思います。
今は「お前らはやっぱりサイコー!これからもっと私を輝かせてくれよな!」
という気持ちです。 


2.メイクレッスン事前準備

MEIBIさんには「どんなメイクが理想か」を事前にお伝えしました。
この「どうなりたいのか」は人によるかと思いますが、

PCを活かしたメイク
TPO(職場・プライベート)に合わせたメイク
今までと違う新しいメイクにチャレンジ

このような希望や理想を事前にアナリストさんと擦り合わせておくことで、
限られたレッスン時間の中で、最大限に情報が得られると思います。  

そして事前に私がご連絡した内容は要約するとこんな感じ。

スキンケア
 肌荒れやニキビは無縁だが、
 最近になって頬のかさつきや粉ふきが気になる。
ベースメイク
 陶器肌、ベールが一枚かかったような均一な状態が理想像。
ポイントメイク
 実は基本が全くわかってない、
 顔への施し方を一から知りたい。(特にアイシャドウとチーク)
トータル
 PD(グレースフェミニン)や顔タイプ(フレッシュ)を意識した結果の
 ・作り込んでなさそうなのに綺麗なナチュラルメイク
 ・品の良さそうな雰囲気
 ただし元来のズボラさを無視できない、
 手を抜けるところは抜きたいため手抜きポイントも知りたい。

我ながら傲慢が過ぎる。
しかし結果的にアナリストさんは、
わがまま言いたい放題のこの要望を見事叶えてくれたのです。   


3.メイクレッスン始まるよ

レッスン当日は普段通りのメイクをしてサロンに伺います。
私の場合は、その日顔面を構成した手持ちのメイク用品を一通り持って行きました。
買い足すものは最小限で、手持ちのアイテムで代用可能であれば今後はそれでと思っていたからです。 
(結果的にはめちゃくちゃ買い足した)(必要経費です)

サロンではメイクレッスンの流れ・充実した資料の説明をして頂いた上で
ビフォー写真を3パターンほど撮影してくださいました。
この時点でいつもと変わらない可もなく不可もない自分。
アフター写真が楽しみですね!と言ってくれるアナリストさんの気持ちとは裏腹に
私の顔面で劇的ビフォーアフターなぞできるんだろうか、変わらなかったら申し訳ないな…と密かに思っていました。   


4.怒涛のメイクレッスン

事前にお伝えした理想のメイクと私の特性に合わせて
まさにパーソナルなメイクレッスンをしていただきました。
この後のスキンケア方法やメイクのポイントは、あくまで私の希望と肌・顔・骨格に合わせていただいたものです。
同じPC・骨格・PD・顔タイプの方に当てはまるわけではないことを念頭にお読みくださいね。

こんなにたくさんのことを教えてもらえるのか…
メイクレッスンって尊い…
って思ってもらえればいいなと思います。 


⑴肌質確認
スキンケアから始める前に、再度私の肌質を確認していただきました。
そもそも以前のPC診断時に教えていただいた肌質の特徴はこちら。

ハーフマット
肌が均一
血管が透けにくくしっかりめのため、肌に影が出来にくい
血色感はほぼゼロ

まさにザ・オータムな肌質の私。
そしてメイクレッスンでも概ね同じことを言われましたが、ざっくり言うと
肌が分厚い・故に吹き出物系は無縁・とにかく肌がマジで強い
という見る人が見ればなんとも恵まれた肌質。無敵じゃん… 


⑵クレンジング
肌質と使用品と使い方を複合的に見た結果、
現在使用中の油脂オイルクレンジングでオーケー。
(自宅使用品:通称くまもんクレンジング)(これで検索ヒットします)
油脂オイルは、オイルの中でも比較的肌に負担がかかりにくいとされています。
乾いた手でオン→満遍なく伸ばす→水分で乳化させて浮かす→洗い流す
という工程をなるべくスピーディーに行うのが吉。
(時間をかけるとオイルの脱脂力で乾燥してしまう可能性があるため)  

肌が分厚く強い、かつズボラで面倒くさがりな私の場合、
ミルククレンジングで優しく時間をかけて…としなくても
この工程で充分とお墨付きをもらえました。
ミルククレンジングって面倒く…ゲフンゲフン。そう、人それぞれですがね。  


⑶スキンケア
①拭き取り化粧水
私の場合、肌が分厚い分、角質が残りやすくザラザラしがちなようです。
まずは拭き取り化粧水で古い角質やカサカサ皮むけを取り除きました。
なお、現在自宅では毎回の拭き取り化粧水ではなく、
別途オススメしてもらった角質ケアジェル(Cureナチュラルアクアジェル)を使用して、週一程度角質をオフするようにしてます。  

②化粧水
コットンでとにかくパッティング、これを肌が冷たくなるまで入れること。
頬のカサつきや粉ふきは単純に水分量が足りないだけだということが判明。
現にここで入念なパッティングをしたからか、
その後のベースメイクで全く乾燥を感じなかったです。
つまり、なんとなく気になっていた乾燥は私の怠惰が原因だったわけです。  

③乳液(マッサージクリームでも可)
ここでは乳液で、保湿と入念なマッサージ。
耳前→フェイスライン→アゴ→耳後ろ→目の周り→おでこ を順番に。
思ってるよりも弱めの力で流したのが意外でした。

そして最後に頬骨に沿って引き上げる動きで仕上げ。
いや、もう最後のこれはね、めちゃくちゃに痛い。痛すぎて泣きそうになっった。しかし効く。効果はバツグンだ。
この一連のマッサージにより、血行が良くなり顔色向上、そしてリフトアップ効果が信じられないくらいありました。小顔万歳。


⑷ベースメイク
①日焼け止め兼下地(持込使用品:なめらか本舗豆乳イソフラボン下地
入念なスキンケアの後、スキンケアの油分を軽くティッシュオフし、
半顔であずき1粒分程度を塗り込みます。
塗り方は特に均一とか気遣うこともなくふっつーに塗りました。  

②リキッドファンデーション(現状使用品:LANCOMEタンミラクウルトラウェアリキッドBO-02
頬骨のところにあずき1〜2粒つけ、
指に余ったやつはおでこ・顎・フェイスラインなどに適当につけます。
そして乾かないうちにファンデ用スポンジでゴー。
頬骨のファンデを一番分厚くするため、広げすぎないように叩き込んでいきます。  

(フリー素材を使用した雑な図解)(MEIBIさんの資料ではありません)

この位置に叩き込んでだんだん肌と色の境目がわからなくなったら、
フェイスラインに向けて放射状に伸ばします。
この時に、おでこや顎のまだらな感じも均一にしました。  
頬骨へファンデをのせるのは、3回までオーケーと言われたため、
現在、2〜2回半でちょうどいい塩梅を探っています。

ちなみに、ファンデ用スポンジ、初めて使用したんですが、
不器用な自分の指でやるよりもはちゃめちゃ簡単にクオリティの高い肌になりました。
何故今まで使わなかったのか。自分を過信するな。  

そしてファンデの色の相談もさせて頂きましたが、
アナリストさんに「大体どのファンデでも標準色でいけますよ」と言わしめた標準色顔でした。 

③ハイライト兼コンシーラー(現状使用品:YSLラディアントタッチ02
ファンデよりワントーン明るいコンシーラーを顔の中央付近にのせ、
ファンデ用スポンジの使ってない面で叩き込みます。
これに加えて、口元のくすむポイントにものせてスポンジで馴染ませました。
この工程を踏むことで、ベースメイクに事前に「ハイライトを仕込む」効果があるとのこと。  
ハイライトもろくに入れたことがなかった私、アラサーになりやっとベースメイクの奥深さを知る。

④アイホールコンシーラー(持込使用品:オルビスパーフェクトコンシーラー
濃くのせるとよれるため、ちょん×4くらいをアイホールにおき、
コンシーラーブラシで馴染ませます。
涙袋にもちょん×4を、アイホールより薄めにのせ同様に。
(そしてここでも、指よりブラシの方が圧倒的簡単ということを知る)
これにより目元の肌が均一になり、
クマや涙袋の影がさほど気にならないようになった
のは驚きでした。
仕込みハイライトしかり、コンシーラーしかり、こういう一手間が大事。  


⑤パウダー(持込使用品:NARSライトリフレクティングセッティングパウダープレスト
とにかく大きいパウダーブラシにたくさん含ませて
肌の上にくるくる満遍なくのせていきます。
今までリフ粉で仕上げると「仕上げというより乾燥が浮き彫りになるな」
と思っていましたが、きちんとしたスキンケアとファンデーションがあって初めてリフ粉が生きることを知りました。
リフ粉が悪いんじゃない、私が悪かったんだ。責任転嫁も甚だしい。


⑸ポイントメイク
①アイブロウ(オススメ:KATEデザイニングアイブロウ3D、3Dアイブロウカラー
太さや眉尻については、基本自眉の形を崩さずオーケー。
むしろ、私は眉頭が若干短いため眉間が広くなってるそうです。
これはこれで親しみやすい印象を与えるそうですが、私の理想ではないなとなりました。
眉頭を足すときは、鼻筋から眉まで繋いだ時にぶつかる位置まで描き足すこと。  

この時、曲線を意識しパウダーで自眉から1〜2ミリほど伸ばすようにします。
そして、横顔から見た時にアイブロウと自眉の色のちぐはぐさをなくし綺麗に見せるために、眉マスカラで毛をふんわり染めます。
横顔まで意識してメイクをしたことがなかったので目から鱗でした。
この一手間でだいぶ垢抜けた気がする。眉毛イズ大事。


②アイシャドウ
まず、アイホールと涙袋にパウダーハイライトをひとはけ塗ります。
ここからここまでならアイシャドウをのせていいラインを決めるとわかりやすくなるからだそう。
しかし、この工程は省いても構わないと教えていただいたため、
現在は見事に省いています。わはは。  


そしてベースはアイホールに、ミディアム〜締め色は二重幅の範囲で黒目から目尻までに。
私は「二重幅はかろうじてあるが、正面から見るとほぼ一重な奥二重」のため、
アイシャドウのミディアム〜締め色を一体どの範囲にのせればいいのかがずっと迷子でした。
でも、今回のレッスンでやっと正解を知りました。
そう、見えるところにだけのせればいい。
ちなみに、下まぶたのアイシャドウも黒目から目尻あたりまででオッケー。
ここでレッドやオレンジなどのカラーメイクにチャレンジすると良さそう。


③アイライン(現状使用品:DUPアイライナーブラウンブラック
ここ1年程、まつエクを常時装備しているため不要かと思っていましたが、
黒目の上あたりから目尻に向かって極細で、目尻はまつ毛を一本描き足す感じで引く。
これだけでメイクの完成度合いが全然違ったので、
レッスン後は必ず引くようになったのは言うまでもありません。


④チーク
目の真下で三角にいれる。(最大の発見)


ビフォー写真の時点では、頬に広く淡くチークをのせていました。
(普段は頬骨のあたりに丸くのせたりもしていた)
が、このチークが顔を間延び・巨大化させていたことが判明。
教えていただいた位置にこの形でチークを入れるだけで、見違えるように良くなり驚愕。
アナリストさんにも「なかはらさんの場合は雑誌にのっているチークのセオリーは無視しましょう!」と言われたので、今後ガンガンに無視します。  

⑤ハイライト(オススメ:CHICCAフェイスパウダー)
眉間から鼻筋、顎、鼻の横〜チークの間の三角ゾーンにのせます。
PCオータムでハーフマット肌の私であれば、CHICCAのフェイスパウダーでハイライト代わりになるそうな。
このフェイスパウダーをフェイスパウダーとして御用達の相互さんたちに軒並み驚かれました。
(ただ、ここのハイライトに関しては現在省略中です。)  


⑥シェーディング(現状使用品:MACミネラライズスキンフィニッシュナチュラル、ミディアムダーク
チークの次に衝撃を受けたのがこの仕上げのシェーディングでした。
手順としては、
おでこの角を削る→こめかみ下から真下に→エラから小鼻に向けて放射状に→耳横からチークに向かって繋げるように馴染ませる。

(図解、おでこの角を削る工程を忘れる痛恨のミス)

全体を通して、顔を卵型に近づけていくイメージで行うそうです。
ただし、見たらわかるほどに色をのせると不自然になるので注意が必要とのこと。
シェーディングも初体験の私でも、よく考えてみれば不自然な影なんてただの汚れですよね。うんうん。と納得。

ちなみに、私がPCオータムなこともあいまってか、
ハイライトを施した時よりも明らかに変化が現れて驚きました。
陰影イズすごい。
ぶっちゃけ、鏡越しではちっともわからなかったんです。
気づいたのはメイク完成後のアフター写真。
アナリストさんもびっくりするくらい顔のサイズが変わっていたんですよね。
マッサージ・チークの位置・シェーディングの三銃士で私の顔の大きさはここまで変わるのかと。
逆に、今までどれだけ自ら顔を無駄に大きく見せてきていたのかと。つらい。  


5.メイクレッスンを終えて

ここまででメイクレッスンは終了。
アフター写真は比較しやすいよう、なるべくビフォーと同じ角度や表情になるよう撮影してくださいます。
結果、ビフォアフの違いが歴然でした。(主に顔のサイズ)

この怒涛のレッスン、なんと時間にして3時間強。
3時間ものあいだ、ほぼメイク初心者に近い私にもわかりやすく教えてくださいました。
今更ですが、全ての工程は半顔をアナリストさんにやっていただいた後、残りを自分で実践する形式だったのでとても覚えやすいんですよ。(すっごい今更)  
オススメのスキンケア・メイクアイテムから使用したブラシ・スポンジなどの道具まで細かく聞けたので、
レッスン後は必要なものを臆することなく買い足して、自宅でもレッスン内容を実践できてます。  

当初は、フルメイクは面倒だから手を抜けるところは抜きたいし、なんならそこを重点的に教えて欲しいとばかり考えていたんですが、
メイクレッスンのあとは押さえるポイントが明確になったので
教わった内容を一通り実践すれば顔が出来上がるならむしろ楽。
と思えるようになりました。

そしてメイク道具(特別なものではなく、スポンジやブラシなどごく一般的なもの)を使うことで、
簡単にメイクができるようになったのも大きいです。
不器用さんは自分の手を過信せず、文明の利器をガンガン使っていくべき。
まあ、今まで恥ずかしくてBAさんにも聞けなかった道具の使い方を
今回教えてもらえたからこそ使えるようになったんですけどね。有難い。

そんなこんなで、メイクがそんなに好きじゃなかったはずの私が
「あれ、メイクって楽しいのかもしれない…いや、これは紛れもなく楽しい、しかも楽しい上に綺麗になるなんてこれってもしかして…最高じゃん…」
とまで思い始めています。すごい。メイクレッスンはすごい。  

さて、ここまで読んでくださった奇特な方、本当にありがとうございました。
気づいたら余裕で5000字を超えていました。論文かよ。
でも、メイクが面倒で億劫でただの作業になってる人がいたら、
今回の私の覚書が少しでも参考になったらいいななんて思います。  

とにかくメイクレッスンはいいぞ。おわり。  

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