音MADにおいて「初心忘るべからず」はどれほど重要なのか
寒い日が続きますね、こんな寒い日は外に出るのも億劫になるし家でぬくぬくしてる人も多いんじゃないでしょうか。
家にいる時は動画を見たりすることも多いんですが、この間自分の今までの投稿動画をたまたま振り返っていたんですよ。それで見ていくとその動画の中に今の自分の作風の核になってるモノを見出したりできたので、それについて連連と書いていこうと思います。
技術的な話はたくさん投稿されてるのでこの記事は『音MAD作者の抱えている感覚』と『多様性』を感じてくれると幸いです。
はじめに
1人目 あるくおすしさん
最初に見たであろう音MAD
その動画を見た感想
チルノのパーフェクトさんすう教室の事は何も知らず、イナズマイレブンのおもしろ動画としてみていました。やたらキャッチーだったので友達と一緒に歌ったりしていた。
なぜ音MADを作ろうと思ったのか
暇だったのと、自分でも作れたら楽しそうだと思ったので
音MADという存在を知ってから制作に至るまでの期間
4年
制作初期の頃に最も意識していたこと
何も考えず思いついた組み合わせをひたすら手元で試していました。情報のソースとしてはytpmv.infoとかAviUtlの易しい使い方をよく見ていた印象があります。
今から音MADを作ろうとしている人に対するアドバイス
人の言うことを聞かないで自由な動画を作ってください!!
2人目 ruiji/RGVさん
最初に見たであろう音MAD
その動画を見た感想
全く覚えていませんが、今までに感じたことのない感覚が襲ってきたとは思います。
なぜ音MADを作ろうと思ったのか
いろいろ音MADを見てきて、「これとこれの組み合わせの音MADが見たい!」と思い、作り始めました。
音MADという存在を知ってから制作に至るまでの期間
1年弱?全く覚えてないですが、アカウント作成から初投稿までこのくらいです。
制作初期の頃に最も意識していたこと
当時テキストが動くのが面白いと思っていたので、動きのあるテキストを多用していました。
今から音MADを作ろうとしている人に対するアドバイス
好きなもん作れ!!!動画の伸びを気にするのは後でいい!
3人目 かすてらさん
最初に見たであろう音MAD
その動画を見た感想
よくわかりませんでした。わかるために何度もリピートしていたらハマってしまいました。
なぜ音MADを作ろうと思ったのか
ニコニコ動画で何かを投稿したいと思った時、自分でも作れそうなジャンルが音MADしかなかったからです。
音MADという存在を知ってから制作に至るまでの期間
5年
制作初期の頃に最も意識していたこと
コメントをもらえるように必ずツッコミどころを作るよう心がけていました。
今から音MADを作ろうとしている人に対するアドバイス
コメントで叩かれてもくじけないでください。
4人目 kaikityouさん
最初に見たであろう音MAD
その動画を見た感想
スマブラのおもしろ動画だ!なんでドナルド戦ってんの???
なぜ音MADを作ろうと思ったのか
ネット友達が作っていて影響された
(詳細:https://kaikityou.hatenablog.com/entry/2019/07/03/234716)
音MADという存在を知ってから制作に至るまでの期間
2年
制作初期の頃に最も意識していたこと
何にも意識してなかったけど、強いて言えば自分が気に入ったものはアニメでも変なCMでも何でも音MADにしていた気がする。
今から音MADを作ろうとしている人に対するアドバイス
なりたい自分を我慢しないでいいよ
5人目 ShiMaさん
最初に見たであろう音MAD
その動画を見た感想
よくわかんないけどおもしろかった
なぜ音MADを作ろうと思ったのか
本当の初期:作り方講座を見つけて、大好きな音MADを自分でも作れることを知ったから
初投稿直前:もともとニコニコメドレーを作りたかったけど、耳コピができなかったから、耳コピ練習としてやってみようと思ったから
音MADという存在を知ってから制作に至るまでの期間
半年くらい? 初投稿までは2年半
制作初期の頃に最も意識していたこと
本当の初期は「音並べて楽しんで飽きる」のループで投稿しなかった(しなくて本当に良かった)ので、意識は特になかったです。
初投稿くらいのときは、ちゃんと自分の力で耳コピするっていう目標は立てていました。
今から音MADを作ろうとしている人に対するアドバイス
1. 思ったより伸びません。
2. 思ったよりコメントはつきません。
3. そして、それらのことで病まないほうがいいです。なぜなら、それが普通だからです。
6人目 かっぱさん
最初に見たであろう音MAD
その動画を見た感想
小学生の時に大爆笑した
なぜ音MADを作ろうと思ったのか
アニメにめちゃくちゃハマったからそれの二次創作がしたくて
音MADという存在を知ってから制作に至るまでの期間
7、8年ぐらい
制作初期の頃に最も意識していたこと
他の人と違うことをすること
今から音MADを作ろうとしている人に対するアドバイス
自分の好きなものを好きといえる人になったら自ずと物が創れるようになります
7人目 竹塔さん
最初に見たであろう音MAD
その動画を見た感想
おもしろフラッシュのサイトで見たんですけど、笑いとかギャグとかじゃないオモシロって印象でした。なんか他のやつとは全然違うぞこれって。振り返ると、多分人生で最初に見た音MADはこれだと思います。
なぜ音MADを作ろうと思ったのか
色々音MADを見るうちに、「なんで俺の見たいこの組み合わせがないんだ?」っていう所から、自分自身が見たい聞きたいっていう動機だったと思います。
音MADという存在を知ってから制作に至るまでの期間
知ってからは1年以上だけど、作ることのできる環境になってからは4ヶ月ぐらいだと思います。
制作初期の頃に最も意識していたこと
自分が面白いと思うかどうかじゃないですかね~、自分で面白くないと思ったものは当時自分で消しちゃってたぐらいだから。
今から音MADを作ろうとしている人に対するアドバイス
8人目 大内乙打さん
最初に見たであろう音MAD
現存しない?(Youtubeにあったフタエノキワミの音MAD)
その動画を見た感想
ひたすら下ネタを叫んでいて、よく分からないが面白かった
なぜ音MADを作ろうと思ったのか
その動画からニコニコの存在を知り、見ていくうちに自分も作りたいと思った
音MADという存在を知ってから制作に至るまでの期間
1年ぐらい
制作初期の頃に最も意識していたこと
笑わせる意味での面白さ
音感がなかったのでリズム感でごり押ししていた
今から音MADを作ろうとしている人に対するアドバイス
今はいくらでも情報やソフトがあるし作者との距離も近いから楽ですよ
そんなこんなで
ファーストインパクトがYouTubeのおもしろ動画ってパターンが多かったですね。自分の場合もそうだったんですけど、ちなみにこの動画です。
ちょうどスマブラXの動画を探しててこれに行き着きました。
意味不明な動画だったんですけど、ニコニコのコメントが字幕代わりになってセリフを覚えやすかったので何度も見てしまいましたね。今見てもセリフ合わせが上手なのでほたてゐさんの凄さを今でも感じますね。ちなみにこれを見て半年くらいでうごメモで音MADを作り始め、そこから4年後に初めてニコニコに上げた気がします。
当時はピスコラとDSiで作ってたのでREAPERやAEに慣れた今からしたら考えられないですけど、小学生の自分は向上心の塊だったのかもしれません。
ニコニコに上げると一部の人に粘着されたりして辞めようと思った時期もありましたが、それを超えて今があるので挫けない心は大事だと思います。
乙打さんも言ってましたが、今は作者間の距離も近いので聞きやすい環境ができているのもいいと思います。とにかく人に聞け!が自分から伝えたいことです。
人の動画を真似したりするのは上達の近道ではあるんですけど、その先にある拘りであったり、感覚的な部分を聞くと創作する上での気持ちの持っていき方みたいなものも学べるのでオススメです。
個人的にはこのあたりの曲から作るといいと思います。
セリフ合わせ重視のものが多いんですけど、最初のうちはセリフを置く楽しさを知ってほしいです。音程合わせよりかは個人的に簡単だと思っているので、是非チャレンジしてみてください!(なんか作者になりたい人向けの記事になっちゃったな…)
ちなみに宣伝なんですけど、そんな見る専の方も参加できるイベントがあるんですよ!
よければ参加してくれると嬉しいです。もちろん作者の方も投票できるので気軽にどうぞ!
あ!あとこの記事は音MAD Advent Calenderに参加してます!(二度言う方がマーケティングとしては効果的なので)
明日以降も週末まで毎日更新されるから覚悟しとけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後に倫理観の終了した相席食堂のコラを貼って締めたいと思います。回答してくれた8名の作者の方々本当にありがとうございました!
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