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「まだ使えるよ」って聞こえる

こんにちは!
汚部屋出身、もったいないばあさんの七宮ななこです。

私はとにかくモノが捨てられない
実家もモノがとても多くてどんどん生活できる空間が狭くなっているのを感じていました

ですが、数年前からメルカリでの出品をはじめて少しづつモノに対する考えが変わってきました

今回は、私がメルカリを始めたきっかけや考えの変化を紹介します


増え続けるモノたち

私がメルカリでの出品を始めたのは、初の一人暮らしから2年が経とうとしていた頃でした

オタクだった私は、推しのグッズを買い漁ることが幸せで、発売されたら買うのが義務
みたいな考えでした

グッズがたくさん入るように自分より背の高い5段くらいのカラボを買ってそこにグッズを収納していました

最初は余裕、まだまだ余白のあるカラボ

しかし、2年も経てばパンパンになって溢れ始めていました

そしてある時、気づきました

これ無限に増えるのでは?

だって、大好きなこのグッズたちを捨てる時はきっと来ない
まだ出会ってないこれから好きになるものだっていっぱいあるはず


オワッタ…

実は部屋の中にある気に入ってないモノたち

でも、大好きなグッズは絶対手離したくない
これからも貢ぎたい

じゃあ、

グッズ以外を極限まで減らそう

と思い至りました

究極の理想形を服から食器から何から何までグッズで成り立っている状態として部屋を見渡してみました

すると、今まで見えてなかったものが見えてきました

ちょっと出にくかったことがあってそれからいつも手に取らないボールペン
絶対に1人では使わないサイズの大きな平皿
もう好みじゃなくてしばらく着てないスカート
履くとたまに靴擦れするからできるだけ選ばない靴
などなど…

今までも居たはずなのに透明になってた?ってくらい意識から外れていた気に入ってないモノたち

まだ使えるのに捨てるの?

じゃあ、これから手放そう

ちょっと出にくかったことがあってそれからいつも手に取らないボールペン
改めてインクが出るか確認…
出るな…

まだ使えるよ

もったいない
まだ使えるのに捨てていいのか…?

でも、ボールペンなんてそうそう使わないし
家に5本もあるし

捨てられない

インクも出なくて明らかなゴミなら捨てられるのに
この服も靴もまだ着れるし、食器だって新品同然

私が先か誰かが先か

もったいない、いつか使うかも
そんなこと言ってたら私の家は汚部屋になってしまう

そこで自分があまり使ってないものをメルカリにどんどん出品してみた

まだ使える、いつか使うかもしれないものは一旦メルカリに出品してみる
その「いつか」が来たら出品を取りやめればいい
私よりも先に誰かが使いたくなったら、それはそれでよい

そう思って出品を続けました

そうすると、意外と誰も買わないだろうと思ったものが売れたりして意外と必要としている人がいるを実感しました

いつ使われるかも分からない私の元にずっといるより、今この瞬間必要としている人の元へ行けた方がこのモノも幸せだろうとも思えた
私も部屋がスッキリして嬉しかった

メルカリでも全然売れないと少しずつ捨てる決心もついてきました

自分が持ってるモノもメルカリで一目瞭然だから、あれ捨てちゃったんだっけ?と思って買ったらやっぱり出てきたなんてことも減った

家を一気に片付けたいと思ったらメルカリに出すのはやめたほうがいい
という記事はよく見るし実際そう思う
この方法でモノを手放すのはものすごくスローペース

でも、捨てられない病、もったいないばあさんの私にはピッタリでした
無理して捨てることなく、自分のモノに対する気持ちが少しずつ変わっていきました

自分の大好きなものはそのままで、
そうじゃないものが家の中を占領していないか
ぜひ自分の家の中を見回してみてください


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