マガジンのカバー画像

あの恋の物語。

60
あのとき私は、たしかに恋をしていた。 届くことのなかった、忘れたくない恋の記憶。
運営しているクリエイター

#秋の気配

「いい人」と「悪い人」の矛盾を抱えた彼を好きになったから、分かった。

この時期になると、毎年思い出してしまう人がいる。 社会人になりたての頃、好きだった先輩の…

終わりの音が聴こえた日

大好きだったあの人は、 今、わたしの斜め前に座っている。 久しぶりに彼の顔を正面から見て…

彼が嫌いな秋のこと

最寄駅から家に帰るまでの夜道、 ふと、わたしはどうして秋が好きなんだろう、 と思った。 …

金木犀を、辿る夜

「最近知り合った人が撮る写真がさ、 もう、たまらなくいいんだよね。」 様々なジャンルの本…