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実験室#12 7日間脂肪燃焼スープ体験記1

*個人の感想です

こんな効果があります!と言われるとつい

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なんかこう、ダイエット系の食事制限ばっかりやってるなぁと思うのですが、別段ダイエットを目的としているわけではなくて「本当に書かれているような効果があるのかな?」と思う部分が大きいんです。
(ちなみに10年以上かけてやってきたことを、思い出して書いております。)

しかも「○日これをする」みたいな流れが決まっていることは、非常に取り組みやすいのです(永続的にやって効果が出るやつは、日々実験しているけど、なかなかこれといった成果がまとまらないのです)。
メニューを限定するものだった場合、その間の準備を事前にすることができるのもメリットです。ご飯考えなくていいやつです。

この「7日間スープを食べるやつ」は、実家の冷蔵庫にレシピが貼ってあって、ふーんと思ったのが最初です。出会いは相当昔の話です。本をコピーしたようなやつだったので、わたしのマミーたちの間で話題になっていたのかもしれません。
なんとか大学ダイエットみたいな名前だったような気もしますが、定かではありません。

それから時を経て、たまたまそれについて見つけたので実験することにしたのは、多分今から数年前(どれもこれも数年前なのは、だいたいのことを何回かやっているからどれがいつだったか忘れているため)。

インターネットでレシピを発見し、7日間で5〜7キロ落ちるというから、やってみるしかありません。自分の体重のうちの5〜7キロがどれくらいの割合かを考えればそれはないだろと思うのですが、書いてあるし、事実かもしれない。というわけでやってみました。

レシピのご紹介

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もし実際に行う場合は、ちゃんとしたところのものを検索していただきたいのですが、一応書いておきますと、
期間中に主食となる野菜スープは、

・玉ねぎ 大3個
・ピーマン 1個
・セロリ 大1本
・キャベツ 半玉
・ホールトマト 1缶
・コンソメ(チキンスープの素) 1個

これらの材料を食べやすい大きさに切り、大きめの鍋に入れてひたひたになるくらいまでの水を入れて火にかけ、野菜が柔らかくなるまで煮ます。
食べる際は、コショウ、カレー粉、チリパウダーなどをかけてもよい。

1日目は、バナナ以外のフルーツとスープの日
2日目は、ポテトやコーン以外の野菜とスープの日
3日目は、フルーツと野菜とスープの日
4日目は、スープとバナナとスキムミルクの日
5日目は、スープと肉とトマトの日
6日目は、スープと牛肉と野菜の日
7日目は、玄米とスープの日

こんな感じ。
期間中は、お酒は飲まない、お砂糖は取らない、お砂糖の入っている飲み物もダメ。炭酸飲料もダメ。
肉の日は、鶏肉、牛の赤身、煮魚などならOKで、鶏肉の皮は食べない。
水は多めに飲み、毎日スープは1杯以上飲む。スープを飲めば飲むほど脂肪は燃焼される、とのこと。

指示通りにすれば5〜8キロは体重が減りますとのことで、これは手術の前などに、急遽体重を落とさなくてはいけない人向けのカリキュラムとのことで、まあ特別編なことにはならないんだろうと思いながらはじめました。

準備編

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まず何が大変って、スープの野菜を切る工程。日々料理をする人なら大したことないのかもしれませんが、さほど切る作業に従事していないわたしとしては、非常にめんどくさい作業でした。量が多いからね。

これは何度か試してみてわかっていることなのですが、野菜は細かい方が美味しいです。そしてセロリの主張が強い。このスープを我が家ではセロリ汁と呼んでしまうほど、セロリが主張してきます。
私は別にセロリが食べられないわけではないですが、飛び抜けて好きというわけでもなく、スープに78してもこの主張かぁと思っていました。

ですので、他の野菜はなるべく細かいみじん切りに、セロリはフードプロセッサーでペースト状にするのがわたし的にはベストアンサーです。他の野菜もペースト状にしてしまうとちょっと食べ応えが失われるかなと思いますので、お好みで。

このカリキュラムでは、スープは好きなだけ食べていいということになっていますので、なるべく大きなお鍋でたくさん作ることがオススメです。
そこにコンソメ1個ですからね・・・。好みの問題もあるでしょうが、非常に薄味です。

とりあえず、1〜3日目の食材は買っておくと良さそうな気がしたので、フルーツと野菜を適度に揃えました。

わたしは確か、メロン、ぶどう、りんご、オレンジなどを、切って容器に入れておきました。パッと食べられるのが重要です。オススメポイントとしては、好きなフルーツを惜しまずに用意することかなと思います。

2日目用の野菜としては、たしかブロッコリー、玉ねぎ、大根、トマトなどを用意しました。豆類がNGなので、もやしはいいのかどうか毎回迷いますが、迷うならということで、やめておいています。2日目の終わりに、ご褒美のベイクドポテトを食べていいらしいので、じゃがいもも用意しておきます。

それ以降のものについては、賞味期限などが関係しないスキムミルクは用意しておいても良いでしょう。

始める前に押さえておきたいこと

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結構よくファスティングをするようになって思うのですが、こういう食事制限系のことをやるときに重要なのが「メンタル」

つらい・・・でも我慢・・・という感じでは、絶対良い効果は得られないと思います。
いかに楽しく、いかに面白くやるかは、非常に重要です。

初めてこのカリキュラムをやったとき、わたしは絶対にやってはいけないことを連発しました。5キロ落ちたかどうかは覚えていませんが、あれは大変だったということは覚えています。こういう記憶が残ってしまえば、継続的に行うことができなくなるわけです。わたしはその後も何回かやってるわけですが。

同じ我慢でも、「これで痩せるんだわ、うふふふふ・・・・・」みたいな感じならまだいいとは思いますが、それでも過度な我慢は、長期的な視点で考えたときにお勧めできません。

ということで、美味しくない、食べられないという感覚が湧かないようにすることは非常に非常に大切なのです。

1日目のこと

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1日目はフルーツの日。スープとフルーツ、砂糖の入っていない100%のジュースならOK。バナナは食べない。

初挑戦時(無駄に我慢の体験)

最初に取り組んだ頃、わたしはほとんどフルーツを食べない暮らしをしていました。嫌いなわけではなくて、特別選ばないって感じなのですが、その中で考えた結果、りんごをいくつか買っていたのですが、いきなりなんかめんどくさいなと思ってしまっていました。前途多難です。

スープはというと、初日の朝に作ったスープは、セロリとトマトの酸味が強いだけのとてつもない薄味のスープ。好きな人には好きなのかもしれませんが、とにかく薄くて、セロリは強いなぁという印象でした。

この時の失敗は、まず野菜が大きかった上に煮込みが足りなかったこと(3日目くらいにだいぶ味が馴染んていました)。また、カレーやチリパウダー、コショウなどで味付けをしていいはずなのに用意していなかったため、より一層味の薄さが際立ってしまっていました。
わたしの味覚が濃い味寄りになっていたこともあると思いますが、それでも薄いので、スパイスは絶対用意した方が良いでしょう。

2回目以降(基本楽しいし苦しくない)

ちなみに、2回目以降はスープは前の日に作ってしっかりと煮て、準備編に書いたようにセロリはペースト、その他の野菜も細かくするようにしました。そして調味料も充実させるようにしました。

りんごを丸かじりしながら、スープを飲む1日目。好きなだけ、たっぷり飲んでいいと言われるスープは、お腹が空いても飲む気にならず、ガンガン水を飲んで過ごしました。これは辛いなと思っていました。いかんやつ。

2回目以降は、フルーツの種類を増やし(特に普段は食べないものを贅沢に用意し)、前日に食べやすく切ってストックすることで、より快適に過ごせるようになりました。生活的にフルーツをたくさん食べるようになっていたことも、快適に過ごせるようになったポイントかもしれません。

2日目のこと

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2日目は野菜とスープの日。
野菜でも、ポテト、コーン、豆類はダメで、それ以外のものは生でも煮たり焼いたりしてもOK。ただし、油は使用しない。あと、2日目はフルーツは食べてはいけない。

初回(あんまりたのしんでいなかった回)

初回、野菜スープは微妙だし、1日目は微妙だし、野菜といってもポテトもコーンも豆もダメで、何食べたらいいのかわかんないしで、全然テンションが上がりませんでした。
とりあえず、玉ねぎとブロッコリーを炒めて食べた覚えがあります。おいしかったです。じゃがいも1個を食べていいということだったので、それを希望に過ごしました。

2回目以降(ちょっとの工夫で楽しい)

2回目以降は、玉ねぎをスライスしたサラダ、大根を細切りにしたサラダ、あとはトマトのサラダも好んで食べていました。ドレッシングはオイルが入っているので使えないので、鰹節とポン酢です。これが最高。

同じカリキュラムを行なっていても、初回のテンション上がらなさは異常でした。「それだけ食べること」に依存しているというのはあると思うのですが、対策を知らないというのも重要なポイントです。やはり経験は人を成長させますね。
こんなことでも、やってみる、体験するというのは非常に大切なのです。

3日目のこと

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3日目は1日目&2日目の日。
バナナ以外のフルーツと、ポテト、コーン、豆類以外の野菜はなんでもOK。

初回(無駄につらい体験)

初回、スープはようやくスープらしくなってきたものの、味の薄さは相変わらず。耐えきれず、インスタントラーメンのスープを入れたところ(少しね)、美味しくいただけるようになりました。なぜそれを選んだって思いますが、それしかなかったのだと思います。素直に塩にすればいいのに・・・と今では思います。

今調べると、別に塩をとっちゃいけないとは書いていないのですが、当時調べた内容では、なるべく塩は入れないように、ってかいてあった(ような気がする)ので、それに従いスープにも他のものにもなるべく塩は使わないようにしていました。その結果、美味しくないという。塩はやはり偉大です。

そして、明日はバナナが食べられることを希望に、今日を乗り切ろうと思っていました。別段バナナが大好きってわけじゃないんですけど、この時はバナナとスキムミルクに希望を見出していました。

2回目以降(楽しむ余裕がある回)

2回目以降は、1日目2日目で、バグっていた内臓がいつもの落ち着きを取り戻す感じで、食欲が治り、別段食べたいとも思わないようになっていきます。山盛り食べていたフルーツも、ほんの少しでいいし(でも傷む前に食べる必要があるので食べる)、野菜もほんの少しで平気(食べる分以上は切らないようにする)。

翌日用のバナナを買いにいき、3日目は終了。初回はげっそり、2回目以降はもう折り返しかーという感想でした。

ちなみに、「真面目にやって入ればここまでで2〜3キロ落ちます」と書いてありましたが、何度やっても1キロも落ちていた記憶がありません。(記憶にないだけで落ちていたのかもしれませんが、落ちていたら覚えていると思うんだよなぁ)

ということで、体重的には大した変化はないようですが、後半に続きます。



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