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猫を描くということ

世間は猫ブームと言われて何年か経つ。
まだブームなんだろうか?
猫なんていつでもブームだ。猫が好きだから。
世の愛猫家よりは全然好きじゃないかもしれないけど。
別に普通に猫が好き。
猫派。
犬が嫌いって訳じゃないが。

家にも猫がいる。実家にも猫がいる。まぁその程度に好きなんじゃないの?くらいな感じ。

でも好きだから猫を描く、それは関係ない。訳が違う。
猫を描くのはちょっと嫌だ。
なんでかと言うと「絵の猫」より本物の方が可愛いし面白い。何もかも優っている。本物を見たらいいし、写真や動画を見たらいい。この世に溢れてる。
リアルな猫で事足りる。
それにくらべて絵に描いた猫は足りないことが多すぎる。

でも猫を描くことは少しはある。
そういう企画やリクエストはちょくちょくあるのと思い立ってチャレンジしたり。

描くときにいつも思うことがある。
猫に勝るモノなし、描くならば
「猫を超えた超猫」
でないと描く意味はない…と。

「猫を超えた超猫」は絵とか彫刻とか、創作物でしか現しようのない猫である。
リアリズムは別の人に任せた、
可愛い猫や、
肖像としての猫、
それももっと上手い人がいる。

私が描くならば「猫を超えた超猫」「猫ならざる御猫」がいい、なるべくそれを目指したい。

※私の描く招き猫には勲章をしてることが多い、何故ならば「福を招いた実績としての勲章」という設定だから。

まぁ、色々言っても猫は猫か…。
猫です。

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