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スパイファミリー13巻ネタバレ・感想

13巻発売&めでたい尽くし


念願のスパイファミリー13巻が発売!

3500万部突破おめでとうございます!!
そして連載5周年!
アーニャちゃんの実年齢(推定)と同い歳だなんてびっくり。

裏面の帯見たら、「アーニャとはじめてのプログラミング」のワークブックが載ってて、時代を感じました。
アーニャちゃんとプログラミングを学ぶのが令和の子どもたちなんですね〜……

カバー裏は市役所メンバーのイラストかな?と楽しみにしてたんですが、多忙を極めるロイドさんでした。
ついにフランキーがほろりと泣いちゃう始末。
まさに遠藤先生、こんな感じなんだろうなあ(ほろり)

描き下ろしのカラー絵は、WISEと保安局メンバー!

えっ待って。夜帷の顔が見切れてるんですけど??これ合ってます?
本ギリギリまで開いたけど、やっぱり左目見えないです。
なぜこの描き方……?
それとも隣に黄昏先輩がいるから、表情を押し殺してるの?

ジャンプラに掲載されたアーニャちゃんのスペル話のカラー絵。
これキメラさんも暗くなってるのが怖いんですよね。いったい何があったんでしょう……?

アーニャちゃんの過去編もおいおい描かれてほしいです。

描き下ろしおまけ漫画


91話の傷痍軍人支援チャリティーバザー、メリンダが帰った後のお話。

チャリティーになんとフランキーが来ていました。毎年出店しているようです。
メリンダを探るため変装したロイドさんも来ていました。

メリンダさんと夫のドノバンとの関係性は未だ不透明ですが、本心から戦争で心身に傷を負った方々を支援したいと動いているようですね。

ヨルさんが愛国婦人会の失礼な発言に対して、子どもだからこそつらい思いをしたのでは、と自身を省みながら話していたのを、なんとロイドさんが聞いていました。

ヨルさんの言葉に何か思うところがありつつも、まだメリンダとの接点に怪しい点がないとは言い切れない、とスパイとして言うロイドさん。

ウィーラーの件があったからスパイとして完璧でなくてはいけないと気を引き締めているんでしょうけど、幼いヨルさんに感情移入してる気持ちがあるのでは?と思います。

フランキーがチャリティーで販売してるもの、ガラクタばかりで笑いました。
発明の夢が詰まっているといえば聞こえは良いですが。失敗作を持ってきてるわけじゃないんだよね?

そこにヨルさんたち市役所メンバーが。
義肢も作ってると話すフランキー(いや普通にすごい)にミリーが、戦争行ったのか聞いて、10巻で描かれたシーンを彷彿とさせられました。

スパイファミリーは楽しい話でワクワクさせてくれますが、ふと差し込まれるセリフや回想に、世界観の根本にはいつだって戦争の傷跡があるのだと認識させられます。

最近戦争のことに触れることが多いので、アニメ3期への布石か、ドノバンに何か動きがあるのか気になります。
ウィーラーにはひやひやしました。

たった7ページに大切なことが凝縮されています。
スパイファミリーはおまけ漫画も侮れませんね。

フランキーの話に感化させられ、髪が一瞬で乾くドライヤーをミリーが購入!(重さ10kgて)

フランキーから付き合う?と言われて超ムリと答えるミリー。
断り文句が彼氏いるから、じゃないのは反射的に答えてしまうほどフランキーが生理的に無理だったのか(ひどい)、イケメンがいれば彼氏から乗り換えようとするタイプなのか。

ドライヤー使ったら浴室の窓吹き飛んで髪爆発したって、やっぱりガラクタじゃんフランキー笑

お値段は50ダルク。
ちなみに、以前、アーニャちゃんとベッキーがお揃いで買った羊のキーホルダーは1個300ダルクです。
注釈で10万円とありましたので、1ダルクは333円。

フランキー作のドライヤーは16,650円。
今なら高性能のものがたくさん出ているので、安いなあと感じますが、スパイファミリーの世界でドライヤーに1万円もかけるのは高いのでしょうね。

デパートで売ってる羊のキーホルダー、本当どうなってるんですか……
ロイドさんはドノバンと接触するためにアーニャちゃんが無くしたと嘘をつきましたが、本当に紛失してたら血相変えるのでは?

ざっくりと感想


note始める前にジャンプラ掲載されてたお話で好きな部分をざっくりと。

なんといっても見どころは、ウィーラー回で黄昏が伸されてるピンチに駆けつけて、リミッター解除した夜帷の活躍!

いやスパイファミリー世界の女性怖いですわ。
打倒ヨルさんに燃えて山籠りした特訓の成果がここに現れるとは。

ご褒美と書いて屈辱と読む。

入院中、管理官に黄昏への恋心が気づかれていると知って赤面して動揺する夜帷が可愛かったです。

ポーカーフェイスの教えを忠実に守るがゆえにひた隠している恋心を、夜帷の気持ちをちゃんと知ってくれている人がいて安心しました。



前巻で、追跡してきたユーリくんを咄嗟に撃てず、トドメもさせなかった黄昏が、任務を建前にしてしまうあたりがもう、情が除いていて、スパイとしては腑抜けてしまってます。
でもロイドさんから人間らしさが覗くのがたまらないんです……!

フォージャー家に帰還して、ヨルさんの笑顔とおかえりなさいの優しい声を見聞きした途端、力が抜けてしまうのもう安心する場所と相手になってしまってるんですよロイドさん〜〜

完璧でなくてもいい、頼ってほしいと話すヨルさんに、ロイドさんは完璧でなくては生き残れないと心の中で思っていて。
気を張らずに寄りかかって絆されても良いと言われても、そうしてしまえばスパイとして脆くなるからできないと心の扉を強固にしてるシーンだなあと。

でも疲労は隠さないし、むしろ作画崩壊するくらいになってて笑います。


あとなんといっても、ダミアニャ回!
ついに貸しの菓子を返す時が来ました!

ダミアン目線のアーニャちゃんが少女マンガフィルターかかってて可愛かったし面白かった〜!

いったらやだっ!!(おかしよこせ)

破壊力凄まじいです。
腕に抱きついちゃって……!
ダミアンにこんな顔させられるの世界でアーニャちゃんだけですよね。

ヘンダーソン先生が規則として菓子没収して、反省文の後、紅茶と一緒に振る舞ってくれるのほんと良い先生すぎる。
エレガント先生〜!

最後のオチまで最高でした。伝わらないこの感情。
そして最新話のダンスパーティ、どうなるのかワクワクです。

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