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スパイファミリー本誌最新103話ネタバレ・感想 フォージャー家がアザラシを観察!

2024年8月19日(月)更新
休載から1ヶ月ぶりのスパイファミリー。

1コマ目からアーニャちゃんで私のテンションは爆上がりしました〜!
しかもフォージャー家の話で、さすが遠藤先生、緩急を分かっていらっしゃる。

豪華客船から帰還して久々に姉さんと会えたユーリくんのように幸せな気持ちに浸りました。
猫みたいにアーニャちゃんを吸いたい。

保安局に通報されないようにしないと(ユーリくんの拷問受けるのはキツイなあ)

コミックス14巻が9/4(水)発売

表紙はヘンダーソン先生!
この流れでティーカップ見たら泣いちゃう。

ダンスパーティの煽り文がすごい(笑)
パートナー争奪戦!
よくよく考えたら、ダミアンモテモテじゃないか。デズモンド家を差し引いても普通にイケメンだもんね。
おめかしするアーニャちゃんたち可愛かった〜

閉ざされた山荘の惨劇(笑)
ミステリーが成立しないスパイファミリー。

カバー裏も楽しみです。
おまけ漫画あるのでしょうか?

1ヶ月休載していても遠藤先生は休んでいたわけではなく…単行本作業、本当にお疲れ様でした。

あらすじ


学期休みを怠惰に過ごすアーニャ。ちょうどテレビでは、エーベル川に突如現れたノルトアザラシのベルちゃんの話題でもちきりに。自由研究を行う名目で、フォージャー家はアザラシを見に行くため車で外出を。

マーサを連れたベッキーと合流し、アザラシを待つもののなかなか現れない。痺れを切らしたベッキーが帰り、アーニャもボンドと暇を持て余して遊んでいると、人気のない川の淀みでアザラシとご対面。

海の方角を教えてくれたお礼か、ザリガニを獲ってから泳いでいくアザラシの賢さに、ロイドはふとプロジェクトアップルのことを思い出す。

穏やかな一日を過ごしたフォージャー家は帰路に着くのだった。

感想


日常回バンザイ!!
川に現れたアザラシ懐かしいなあ。

私が小さい頃、多摩川のタマちゃんが連日テレビで報道されたのを思い出しました。
都内の川と繋がってるわけないのに、近所のお姉ちゃんたちと川まで探しに行った(笑)


怠惰を極めるアーニャちゃん。
前回までのヘンリー、マーサの戦争時代から180度違う気の抜けっぷり。
これくらいがちょうどいいです。

怒ると怖いははのお手伝いはスルーするのに、ちちに寝転がっているのを見られたら危機察知するの面白い。

出かけたくてアザラシを見に行く口実でボンドに似てると主張するアーニャちゃん。
理由にならないと一蹴したロイドさんの「ボンド見てガマンしろ」がひどい(笑)

出かけられず未練がましくアザラシだと思いながらアーニャちゃんに見られるボンドの気持ち考えて(笑)

どの局もアザラシばかりで辟易するロイドさんにヨルさんが「それだけ平和な証拠じゃないですか?」と微笑むの好きです。

ロイドさんにとってテレビは有益な情報源というクセがついていて、でも諜報員なんて不要な平和な世界になれば、迷い込んだアザラシのニュースが普通の日々に。

仮初の平和でも、日常が保たれている証。
こういうことに気づかせてくれるヨルさん。
まるで本物の夫婦のようにバランスが良いですね。

川でロイドに出会ったベッキーだけど、フリンはダメと自分を律する。
マーサ…!もう、前回までの話思い出して泣いちゃうよ…!

マーサはベッキーの心読んでるかな??
「ご挨拶はしなさいお嬢さま」の表情が、アーニャを叱るロイドさんに似ていて面白い。
執事とお嬢様の関係性に変わりはなくても、過去を話すことでより距離が縮まったように見えます。

ベッキーの愛犬・ビーゼルに吠えられてるのに頬を染めるボンド。
惚れやすいなこの子は。フランキーに預けられることあるから似てきた?

アザラシのベルちゃんのことをさん付けで呼ぶアーニャちゃん可愛い。
警察もさん付けだったし、キメラもペンギンもちゃん付けでは呼んでませんね。

それって、研究所で大人たちに囲まれて過ごしたから…?大人だと男女問わずさん付けですし。

姿を見せないアザラシをケチと文句言うアーニャに、ベルさんにはベルさんの都合があるとニッコリ諭すヨルさん。
良いお母さんだ。この一言にヨルさんらしさが表れてる。

自分が結婚して子どもができたら、こんなこと言えるお母さんになりたいものです。

川から離れて遊ぶアーニャとボンドを見守りつつ、腰をかけるロイドさんとヨルさん。

何もせずに待つのは苦手と、職業病を口にするロイドさんに、たまには何も心配せずのんびりするのも良いと言うヨルさん。

このシーン、人一人分隔てた距離が絶妙です。
ラブラブ夫婦を示すなら空きすぎていますが、いつも子どもを間に挟んでいる両親ならではの距離とも見て取れます。
当初より心理的な距離は詰まってますしね。

ボンドが来る前のフォージャー家最初のおでかけで、高台の広場から街を見渡したことを思い出すロイドさん。

「入籍して間もない頃」

偽装家族を始めた頃ではなく?
その入籍は任務のためで偽装だけど?
入籍して間もない頃って言うんだ?
へー。ふーん?
では、劇場版の観覧車シーンを見返しましょうか。

まあ、周りに人がいて聞かれても良いような言葉チョイスにしたと考えられますが、このセリフの直前、ロイドさんの目は気が抜けているので素なのでは?

家族になった頃、ではなく、入籍。
これで2週間生きられます。ありがとうロイヨル。

あの頃から眉間にシワを寄せていたと指摘されて照れるロイドさん可愛い。

見開きで描かれる、穏やかな時間を過ごすフォージャー家。
前回までの話があるので、余計心に沁み入ります。
もう二度と戦争なんて起きてほしくないです。この平穏が、笑顔が壊されるなんてあってはいけない。


人気を避けるように、ようやくベルちゃんがお目見え。
人間を怖がる心を読むアーニャちゃん。

動物の言葉が分からないのに心は読めるって不思議ですね。
外国人の心はどうなんでしょうか?
東国と西国は同一言語で、気軽に外人が旅行という時代背景でもなさそうなので、知る機会はなさそうですが。

アザラシとボンド、似てるかな?笑
私には全く別物に見えます。

海はあっちとヨルさんが教えると、ザリガニでお礼をして泳いで行ったベルちゃん。

ロイドさんは、管理官から聞いたプロジェクトアップルの研究チーム残存が頭によぎるが、ザリガニに鼻を挟まれたボンドを見て考えすぎかと振り払う。

ボンドは賢いところもあるけど、普通にドジなところもあるので。
ザリガニと、海の方角へ泳いだことくらいでアップルと結びつけるのは早計と判断したのでしょう。

帰ろうとするアーニャたちの一歩後ろで帽子を被るロイドさん。一瞬黄昏モードになってたからそういう描かれ方したのかな。


次回更新は9/2(月)
プロジェクトアップルの話がくるのでしょうか、それとも当分は日常回が続くのか。

コミックス14巻発売しますし、仕事も気合いが入ります!

続き

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