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僕が恋したのはお隣のお姉さんで、大人のお店で働く人でした

1‘

僕の好きな人はお隣に住むお姉さん。

最初にその姿を見たのはアパートにお母さんと引っ越してきた

6歳の頃、お姉さんは16歳だった。

お母さんは1人で僕を育ててくれていたから、

いつも仕事でいない。

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そんなお母さんの代わりにお姉さんは僕を見てくれた。

そのお姉さんの名前は伊藤純奈さん。

純奈さんは高校生で遊びたい頃なのに、

僕と家で遊んでくれた。

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純奈「今日はDSで遊ぼっか?」

⚪︎「DS?」

純奈「ゲーム機だよ」

⚪︎「僕持ってない…」

純奈「大丈夫!2台あるから〇〇くんも遊べるよ!」

4‘

こうして、ちゃんと僕の分まで用意してくれた。

僕が大きくなってきた頃には遊ぶことは無くなったけど、

休日には出かける仲ではあった。

でも僕が16歳の頃にお母さんが過労死をして、

僕は生活費を稼ぐ為に高校を辞めて、バイトをした。

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それからか純奈さんとは顔を合わせることがなくなった。

20歳になって、生活にも金銭面的にも余裕が出始めた頃、

バイトの先輩に誘われて、大人のお店…

いわゆるソープ店に行った。

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そこで僕は驚愕した…

だってお姉さんの…純奈さんの写真があったから

どうやら源氏名【じゅん】…純奈さんはお店の人気嬢らしく

指名するにも大分かかる。

僕の給料が手取りで20万くらいだから…約半分か…

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もちろん僕は純奈さんを指名した。

別に純奈さんとしたかったわけじゃない

聞きたかった

どうして、ここで働いてるのかを…

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〜〜〜〜〜

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純奈「いらっしゃいませ…じゅんともうしmっ!?」

⚪︎「お久しぶりです…純奈さん」

純奈「どうして…」

事の経緯を説明する。

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純奈「そっか…それで私を指名したの?」

⚪︎「はい…どうしてこんなお店に?」

純奈「お父さんの借金を返すため」

⚪︎「お父さんに借金が?」

純奈「うん、連帯保証人になっちゃってたみたい」

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⚪︎「いつからですか…」

純奈「4年前から…」

⚪︎「そんな前からっ!残りいくら残ってるんですか!」

純奈「このまま働いても2年かかるくらい…」

僕は暗くなってしまう。

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純奈「ま、まぁ!今日はせっかく高いお金を出して指名してくれたんだから!」

そう言って、僕のズボンを逃がそうとしてくれてる純奈さん。

⚪︎「ごめんさい…」

純奈さんの手を止める。

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純奈「…おばさんじゃ嫌?」

⚪︎「いえ…違うんです…」

純奈「そっか…なら昔みたいに膝枕してあげるね」

⚪︎「お願いします…」

僕は時間いっぱいまで膝枕をしてもらった。

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〜〜〜〜〜

15‘

それから僕は友人と計画していた事を、

予定より早く開始することにした

アパレル系の会社を立ち上げたのだ。

半年で会社もかなり成長した。

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1年経った頃には誰もが知る

アパレルブランドにまで成長していた。

そして僕はあるお店に来ている。

番号を呼ばれて、ある一室に入る。

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純奈「いらっしゃいませ」

⚪︎「純奈さん」

純奈「今日はびっくりしたよ、連絡あって」

⚪︎「今日は純奈さんにお話したいことがあります」

純奈「どうしたの?」

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僕は純奈さんの前で膝をついて、ポケットから小さな箱を出す。

⚪︎「伊藤純奈さん、僕と結婚してください!」

純奈「え…」

⚪︎「僕は昔から純奈さんが大好きでした!」

純奈「…ごめんなさい」

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⚪︎「…理由を聞いても?」

純奈「無理だよ…私おばさんだし、〇〇くんとだって、10歳も離れているんだよ?」

純奈は31歳、〇〇は21歳

⚪︎「純奈さんは全然おばさんじゃないですし、僕はどん純奈さんも大好きです」

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純奈「でも…私汚れてるし…」

自分の腕を抱える純奈。

⚪︎「汚れていません…純奈さんは汚れてなんかいません」

純奈「でもこういう仕事をしてたって後指を刺されるかもしれないし…それで〇〇くんに迷惑かけるかも…」

⚪︎「そんなのほっとけばいいです、それにそんな奴がいたら僕がぶっ飛ばします!」

21‘

純奈「それに親の借金もあるし…」

⚪︎「残りの借金は僕が全額返しました」

純奈「え!?そんなのダメだよ!」

⚪︎「昔から母の代わりに僕の面倒を見てくれたのは純奈さんです、その恩返しだと思ってください」

純奈「そんなんじゃ多すぎるよ…」

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⚪︎「それじゃ僕と結婚して、死ぬまでそばにいてください」

純奈「でも…でも…」

言葉を探している純奈。

⚪︎「言い訳は終わりましたか?僕のこと嫌いですか?」

純奈「…嫌いじゃない」

23‘

⚪︎「なら僕のこと好きですか?」

純奈「っ…好き…」

⚪︎「だったら黙って、僕に幸せにさせてください!」

純奈を強く抱きしめる〇〇。

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純奈「こんなおばさんでいいの?」

⚪︎「先ほども言いましたが、純奈さんはおばさんじゃないですし、僕は純奈さんじゃなきゃ嫌なんです」

純奈「っ…よろしくお願いします、私を幸せにしてください」

⚪︎「はい!まかせてください!」

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この作品はフィクションです。

実際の人物や団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

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