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姉は僕の事が好きすぎて、友人にまで威嚇してきます

1‘

ふぁ〜

どうも、井上〇〇(19)です

今年の春に大学生になりました。

そんな僕は平穏に過ごしたい。

2‘

しかしそんな思いとは裏腹に騒がしい毎日。

それは僕の姉が原因。

なんというか僕の事が好きすぎて、

嫉妬してくるんです。

3‘

まぁ嫉妬してくるだけならいいんですけど、

威嚇をするんですよ

しかも仲の良い友人にまで…

百聞は一見にしかずと言うことで見ていただきたい。

4‘

〇「おはよ〜」

茉央「あ、おはよう〜」

〇「茉央ちゃん、おはよ!」

茉央「今日もちっちゃくて可愛いねぇ〜」

頭を撫でられる。

5‘

身長は低いのは遺伝だからどうしようもないなぁ

“ジー”

はっ!この突き刺さるような視線は!

振り向くとそこには姉の和がいた。

6‘

〇「お、お姉ちゃん!」

茉央「あ、和さんやん!また〇〇に会いにきたんですか?」

和「また女とイチャイチャしてる…」

〇「お、女って…茉央ちゃんは幼馴染でしょ?」

7‘

和「そうだけど…この前も違う女とイチャイチャしてたし…」

茉央「あんた…節操ないのはいかんよ?」

〇「してないよ!!」

和「そんな事ないでしょ!だって松村教授に抱きしめられてたじゃん!!」

8‘

茉央「あんた、教授と…確か松村教授って結婚してたよね?しかも同じ大学の白石教授と!」

〇「あれは会うたび、会うたび、後ろから抱きしめられるんだよ!」

和「そんなわけないでしょ!」

〇「本当だよ!白石教授だって同じことするんだから!」

和「それも浮気じゃん!」

9‘

茉央「あんたの人たらしは治らんなぁ〜」

〇「浮気なんてしてない!それに人たらしって人聞きが悪いな!?」

茉央「ほんまのことやん」

和「…浮気だ…」

はぁ…話が終わらん

10‘

若月「講義を始めるよ〜」

教授が入ってくる。

〇「ほら、僕達講義だから」

和「…あとでちゃんと話し合うよ!」

そういうと講義室を出ていく和。

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〜〜〜〜〜

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〇「ふぅ〜…終わったぁ〜」

茉央「お疲れ様やんな〜」

〇「そうだね〜」

茉央「良い子、良い子〜」

“なでなで”

13‘

頭を撫でられる〇〇。

〇「また撫でる…」

頬を膨らます〇〇。

茉央「ごめんごめん(心:ほんまに可愛ええわぁ〜💕)

14‘

“ジッー”

〇「はっ!また視線!」

和「またいちゃついてる…グルルルル!!」

茉央に威嚇をする和。

茉央「ほ、ほなさいなら〜」

講義室を出ていく茉央。

〇「あ!ちょっ!」

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和「こっちにきなさい!」

〇「お姉ちゃん!!」

和に腕を引かれて、あるサークル室に入る。

〇「こ、ここは?

16‘

和「ここは私が入ってるサークル室だよ!」

〇「ど、どうしてここに?」

和「そんなのさっきのことを説明して貰うために決まってんでしょうが!」

〇「説明もなにも茉央ちゃんに頭を撫でられていただけだよ」

和「浮気じゃん!」

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〇「いつものことじゃん!しかも幼馴染だし!」

和「でも浮気は浮気!」

〇「いや、浮気って付き合ってる同士に使う物でしょ?」

和「え、それなら付き合ってるも同然なんだから成立するでしょ?」

〇「僕達は姉弟でしょ…」

18‘

和「こんなにも好きなのに?」

〇「姉弟だから」

和「…関係ない!」

腕に抱きつく和。

〇「はぁ…」

19‘

この作品はフィクションです。

実際の団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

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