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クリスマスに伝えたい想いがある

1‘

日本人って、好きって伝えるより

I LOVE YOUって言う方が言いやすい…

それは母国語ではないから

本気に捉えられないから。

2‘

⚪︎「って思うだけど、どう思う?」

聖来「知らへんし、どうでもええ…」

⚪︎「そんなこと言うなよ〜」

聖来「蓮加ちゃんのことやろ?」

⚪︎「まぁ…ね」

3‘

聖来「普通に好きって伝えればええやん」

⚪︎「それができたら苦労してないし…」

聖来「I LOVE YOUとは伝えてるんやろ?」

⚪︎「冗談ぽくね」

聖来「ほんまにヘタレやな…」

4‘

⚪︎「うっ…」

机に項垂れる〇〇。

聖来「まぁ…確かに母国語で伝えるよりは違う言葉の方が言い易いやんな、でもそれって逃げちゃうの?」

⚪︎「やっぱりそうだよな…」

5‘

聖来「クリスマスはどうするん?」

⚪︎「一応誘おと思ってる」

聖来「ならそんときに伝えてきぃよ」

⚪︎「…うん」

聖来「振られてたらうちが慰めたるw」

⚪︎「頑張る〜」

6‘

〜〜〜〜〜

7‘

⚪︎「なぁ〜、蓮加〜」

蓮加「ん〜?」

⚪︎「今度のさ…日曜…空いてる?」

蓮加「日曜?24日?」

⚪︎「うん、クリスマス」

8‘

蓮加「予定は…ないけど」

⚪︎「それなら…蓮加の一日、俺にくれないかな?」

蓮加「ぇ…」

⚪︎「だめ…かな?」

9‘

蓮加「ううん、いいよ」

⚪︎「っ!なら時間は後で連絡する!」

蓮加「わかった〜」

⚪︎「ありがとな!」

10‘

〜〜〜〜〜

11‘

ー電話ー

蓮加『聖来〜!』

聖来『どうしたん?』

蓮加『〇〇にクリスマス誘われちゃった!』

聖来『よかったやん(心:ちゃんと誘えたんやな)』

蓮加『でも、どうしよう〜』

12‘

聖来『なにがぁ〜?』

蓮加『告白されなかったらどうしよ〜!』

聖来『されへんってことはないやろ、クリスマスに誘ってんねんから』

蓮加『でも…』

13‘

聖来『自信持ちい!蓮加は可愛いんやから!』

蓮加『…わかった!頑張る!』

聖来『その調子や!(心:ほんまに…似たもん同士やな』

蓮加「聖来!ありがとうね!」

14‘

〜〜〜〜〜

15‘

ー12月24日ー

⚪︎「もう少しで来るかな(心:緊張してきた…)」

待ち合わせ場所で待っている〇〇。

少しすると…

蓮加「じゃーん!お待たせ!」

16‘

⚪︎「おぉう!待ってないよ!(心:やべぇ!今の登場の仕方可愛いかった…私服も可愛いし)」

蓮加「そう?よかった!(心:私服の〇〇もかっこいい!)」

⚪︎「じゃあ、行こっか!」

蓮加「そうだね!」

〇〇達は移動を開始する。

17‘

蓮加「どこいくの〜?」

⚪︎「お腹は?」

蓮加「少し空いてるかな?」

⚪︎「ならカフェにでも行こっか!」

蓮加「うん!」

近くのカフェに入る。

18‘

⚪︎「最近のカフェはメニューが豊富だな」

蓮加「う〜ん、どれにしよっかな〜…」

メニューと睨めっこしてる蓮加。

⚪︎「なにと悩んでるの?」

蓮加「これとこれ」

19‘

⚪︎「なら、俺はこれを頼むから蓮加はこれを頼みな?」

蓮加「え、いいの?」

⚪︎「全然、いいよ!こっちも食べてみたいし!」

蓮加「ありがとう!ならお願いね!」

〇〇達はチョコレートケーキと抹茶ケーキを頼む。

20‘

少しするとケーキが運ばれてくる。

蓮加「いただきま〜す!ん!美味しい!!」

⚪︎「いただきます、うん、美味しいね!」

蓮加「そっちも頂戴!」

⚪︎「どうぞ」

21‘

蓮加はフォークで〇〇のチョコレートケーキを掬う。

蓮加「う〜ん!美味しい!そうだ!〇〇にもあげるね?」

蓮加は抹茶ケーキを自分のフォークに刺して、〇〇に向ける。

⚪︎「え…(心:え?間接キスになっちゃうけど!?いいの!?)」

蓮加「どうしたの?」

22‘

⚪︎「う、ううん!なんでもないよ?じゃあ、もらうね?(心:でも、蓮加は気にしてる素振りはないし、気にしすぎか)」

“ぱくっ”

⚪︎「うん!美味しいよ!」

蓮加「でしょ〜!(心:きゃー!間接キスしちゃった///)」

23‘

〜〜〜〜〜

24‘

蓮加「美味しかったね〜」

⚪︎「だね〜、おっと、そろそろイルミネーションが点灯するよ」

“ぱっ!キラキラ”

蓮加「うわぁ〜!綺麗!」

イルミネーションを見て、はしゃぐ蓮加。

25‘

⚪︎「ふふっ(心:可愛いな……よし!告白するぞ)」

蓮加「〇〇〜!こっちにおいでよ!」

⚪︎「うん!いくよ!」

小走りで先を歩く蓮加に追いつく。

⚪︎「ねぇ、蓮加」

歩きながら蓮加に話しかける。

26‘

蓮加「なに〜?」

⚪︎「好き…」

蓮加「…え?」

⚪︎「俺は蓮加のことが好きだ、付き合って欲しい」

蓮加の右手を握り、真剣な眼差しで見つめる。

27‘

蓮加「わたしも…好き…///」

⚪︎「本当?」

蓮加「うん」

⚪︎「やべぇ…すげぇー嬉しい…」

“ばっ…ぎゅっー”

28‘

蓮加「ま、〇〇!?//////」

⚪︎「蓮加好きだ…好き」

蓮加「わ、わかったから!(心:抱きしめられながら言われた恥ずかしいよぉ…)」

⚪︎「これからよろしくな?」

蓮加「こちらこそよろしくね?」

メリークリスマス💕

29‘

この作品はフィクションです。

実在の人物や団体などとは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品内での表現・行動なので実際に行っても、

一切の責任は取りかねますのでご了承ください。

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