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社会人

1‘

○「麻衣〜」

ソファーに座ってる麻衣の膝に頭を置く、〇〇。

麻衣「どうしたの?」

○「仕事疲れた〜」

麻衣「お疲れ様」

2‘

○「麻衣は疲れてないの?」

麻衣「私はもう慣れたよ」

○「大人の余裕ってやつか…」

麻衣「ふふっ…なにそれ、2歳しか変わらないでしょ(笑)」

3‘

麻衣はクスり微笑み、〇〇の頭を撫でる。

○「入社したばかりだけど、辞めたい…」

麻衣「いいよ?辞めても」

○「え!?」

麻衣の一言に驚いて膝枕から飛び起きる。

4‘

麻衣「〇〇を養っていけるだけの稼ぎはあるし」

○「……」

麻衣「〇〇が本当に嫌なら辞めて良いよ」

優しい顔をする麻衣。

5‘

○「…辞めない」

麻衣「そっか」

○「もう少し頑張る…」

麻衣「〇〇ならできるよ」

6‘

○「麻衣…」

麻衣のお腹に抱き付く。

麻衣「大丈夫…ゆっくり頑張ろ」

お腹に抱き付く〇〇の頭を撫でる。

7‘

○「麻衣はすごいね」

麻衣「どうして?」

○「麻衣に頭撫でられると安心する」

麻衣「そうなの?」

8‘

○「うん…それに麻衣にできるよって言われるとできるかがする」

麻衣「それは〇〇がすごいからだよ」

○「麻衣がいるだけで幸せになれる」

麻衣「それは私もだよ」

9‘

○「僕は麻衣がいないと生きていけない…」

さらに強く抱き付く。

麻衣「私も〇〇がいないと生きていけないよ」

○「好き…」

麻衣「私も好きだよ」

10‘

○「浮気しないでね…」

麻衣「私が?」

○「麻衣、モテるから」

麻衣「モテないよ」

11‘

○「嘘だ…」

麻衣「本当だよ?告白されたことないし」

○「麻衣が綺麗すぎて告白できないだけだよ、僕が彼氏だって言ったら、みんな告白し始める」

麻衣「どうして…?」

12‘

○「僕は麻衣より年下だし…魅力もないし」

麻衣「そんなことないよ?〇〇には魅力がいっぱいだよ」

○「ありがと…」

麻衣「ご飯にしよっか?」

13‘

○「うん」

麻衣「今日は〇〇が好きな唐揚げだよ」

○「本当!やった!」

麻衣「唐揚げ食べて明日も頑張ろ?」

○「うん!」

14‘

こんな僕だけど

麻衣が一緒なら頑張って

いけるかなって

思ったり、思わなかったり

まぁ…なんとかなる!

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