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キツネを助けたらキツネの恩返しをされた

1‘

寒いな…

俺はバイトの帰り

ぁ…雪か…ツイてないな

こんな寒いのに雪は降るわ…彼女にフラれるわ…

2‘

はぁ…

早く帰ろ

いつもの帰り道

沈む気持ちを抱えながら歩く。

3‘

“キュウゥゥ”

ん?どこからか鳴き声?がする。

どこだ?

鳴き声の発生源を探していると…

4‘

キツネ「キゥウウ」

〇「キツネ?都会で?珍しすぎる…」

擦り寄ってくるキツネ。

〇「う〜ん…アパートは動物禁止だしなぁ…」

5‘

キツネ「キゥウウウウ」

俺の目を見つめてくる。

〇「くるか?」

キツネ「キュウウウ💕」

6‘

俺の言葉が理解できたように鳴くキツネ。

〇「よし、帰ろう」

俺はキツネを抱き抱えると帰路につく。

キツネ「キゥゥゥ…💕」

8‘

〜〜〜〜〜

9‘

〇「ふぅ…連れてきて正解だったな」

外を見ると猛吹雪。

〇「風呂入るか」

キツネ「キゥウウ?」

10‘

俺はキツネを連れて脱衣所に

〇「そこで待ってろよ〜?」

キツネを床に置くと、服を脱ぎ始める。

キツネ「キ、キュウゥゥ///」

11‘

服を脱ぐとキツネを抱き抱えて、浴室に入る。

〇「さぁ、おとなしくしてろよ〜?」

“わしゃわしゃ”

キツネを洗い始める。

12‘

キツネ「キュウウウウウンン///💕」

〇「綺麗になってきたなぁ〜」

何回か水を流して、洗ってを繰り返して綺麗にする。

〇「よし!」

13‘

〜〜〜〜〜

14‘

ご飯も食べたし、寝るか!

キツネ「キュウウウ!」

ご飯を食べて、寝る準備をする。

〇「ほら、おいで」

15‘

布団に入ると掛け布団を少しめくって、

キツネを呼ぶ。

キツネ「キュウ!」

嬉しそうに布団に入るキツネ。

〇「おやすみ」

16‘

〜〜〜〜〜

17‘

“チュンチュン”

〇「んぅ…」

?「起きた?」

〇「んぁ…」

誰ぇ〜?……え!?だれ!?

18‘

目を覚ますと隣には裸の知らない女性がこちらを見ていた。

?「うちは祐希!」

〇「祐希?なぜ君がここに?!不法侵入!?」

祐希「違うよ!〇〇が入れてくれたんだよ!」

〇「お、俺が!?」

19‘

祐希をよく見ると頭には耳が生えてた。

〇「これは…」

耳に手を伸ばして、触れる。

祐希「ひゃぁぁ///そ、そんな積極的💕」

甘い声を出す祐希。

〇「ご、ごめん!」

20‘

祐希「大丈夫💕」

〇「もしかして、昨日連れてきた、キツネ?」

祐希「そう!」

〇「マジか…」

21‘

祐希「キツネはちゃんとお礼する!だから〇〇は安心して?」

〇「…なにが?」

祐希「ふふふふ💕💕💕」

〇「ぁ、ちょ、まっ」

キツネを助けたら恩返し…されました。

22‘

この作品はフィクションです。

実際の団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

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