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幽霊にガンを飛ばされているですが?

ど、ど、ど、ど、どうも!!!

今、俺はとてつもない経験をしている。

あ、まずは自己紹介だな…

秋元〇〇です

先まで俺は一週間の疲れを癒すためにソファーで

アイドルのDVDを見ていた。

DVDも終盤でトイレに行きたくなりDVDを止めて

トイレに行き、戻ってくると幽霊がこっちを見てガンを飛ばしていた。



俺はそれを無視して幽霊がいる、ソファーに座る…

が!隣が気になってDVDに集中出来ない!!

せっかくのさくらちゃんのライブDVDなのに!!

だってさ…めっさ睨んでくるんだもん!!



しかもなんか言ってるし…

?「なぁ…見えてるんやろ?なぁ…絶対に見えてるやん…」

見えてません!聞こえてません!

?「なぁ?なんで無視するん?」

だってめっさ睨んでるべさ!

おっかぁ…秋田さ、出て東京さ引っ越したけんども…おら…

呪い殺されるかもしんね…



?「うち、遥香って言うねん…お話しようや」

どうやらこの同居人は遥香って言うらしい…

無視しよ…無視…

それから一週間…幽霊を無視していた俺はやつれていた…

それもそうだ…家にいると遥香はずっとついてくるのだ

お風呂に入る時も、トイレに入る時も、寝る時、布団の中にも入ってくる。

○「可愛くなきゃ、もう気が狂ってるべさ…」

遥香「かわいい?」

○「やばっ!」

反応してしまった!

遥香「うちがかわいい?ぐへへ♡」



遥香「やっぱ見えてるやん〜、なんで無視してたん?」

○「めっさ睨んでたから…」

遥香「えっ!睨んでた?!あぁ!またやってしもうた!!」

急に大きな声を出して頭を抱える幽霊…

遥香「うちな?あんたの顔、めっちゃタイプやねん!だから見つめてたんやけど…」

えっ?まさかあの視線…というかガンを飛ばしてたのって

ただ見つめてただけってこと?てか、俺がタイプ!?

○「へ、へぇ〜……」

遥香「迷惑やん…な?」

上目遣いで見つめてくる遥香。

○「正直怖い…でも迷惑ではないよ」

遥香「ほんま?ここにいていいん?」

○「いてもいいよ」

遥香「ありがt「ただし!」…」

○「距離感とプライベートは守って!」

遥香「え?」

○「トイレ、お風呂、布団の中に入ってこないで」

遥香「うぅ…でも…それじゃ…目の保養が…」

目の保養!?こわっ!

○「とにかく!これが守れないなら出てってもらうよ!」

遥香「わかった…」

○「遥香から条件は?」

遥香「1日3回はキスしてほしい」

○「…はっ?」

遥香「〇〇がキスしてくれたら体が実体化できるねん!」

○「いやいや!意味がわからないんだけど!!」

遥香「キスすることで〇〇から少しだけ生気をもらって実体化できるんよ!そうしたら家事でもなんでもできるで!」

○「そういうことですか…」

遥香「なんならセ○クスもできるで♡?」

○「ゴフッ!しません!!…でも家事は魅力的なのでその提案は承諾するよ」

遥香「ほんまに!?早速!」ちゅっ♡

○「んっ…急に!」

遥香「みなぎるで!」

遥香は俺にキスすると俺に手を伸ばしてくる。

○「触れられた…」

遥香「触れるで!〇〇に触れる!!」

すごく嬉しそうに俺に触れてくる。

そんな遥香に俺は心を開いていた。

○「そんなに嬉しいかな?」

遥香「当たり前やん!好きな人に触れられるなんて嬉しいに決まってる!!」

○「そっか…今日はもう寝るよ」

遥香「なぁ…お願い言ってもええ?」

○「なに?」

遥香「一緒に寝たい…」

○「はぁ…いいよ、おいで」

遥香「うん!」


どうやら俺はこれから幽霊と暮らしていくらしい

幽霊ってご飯食べるのか?

明日、聞いてみるか…

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